夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第四十一話 小さい頃の思い出、帰る家
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あれからどれくらいたっただろうか。数十分いや何時間もたっていただろうか。実際の時間は分からない。
ニャンコ先生は記憶を覗いているのか時々ぎゅっと顔をしかめていた。
「帰るんだ!」
夏目の叫びが聞こえたと思ったら黒い妖が胸から出て行った。
「……!」
夏目が目を覚ます。
「貴志……!」
美結花はほっとした。無事に目を覚ましてくれた。
「でかした」
ニャンコ先生が褒めると本性に戻ってその妖を掴んで妖力を散らした。
『ぎゃあ…ああ……』
悲鳴を上げて小さくなった。
『ふん。妖力を散らしてやった。もうただの虫みたいなもんさ』
「…ありがとう……」
夏目がお礼を言った。
「心配したんだから!」
美結花が夏目に飛びつく。
「心配かけてごめん……」
夏目は美結花をなでて落ち着かせる。
「──先生。俺を呼んだ?」
『ん?』
先生が首を傾げる。
「俺の記憶見た?」
『──ふん。お前の記憶になど興味はない。しょせん友人帳をいただくまでの付き合いさ』
「素直じゃないんだから」
「まったくね」
ぎろりと先生が佐貝と美結花を睨むも肩をすくめてやり過ごした。
ニャンコ先生は記憶を覗いているのか時々ぎゅっと顔をしかめていた。
「帰るんだ!」
夏目の叫びが聞こえたと思ったら黒い妖が胸から出て行った。
「……!」
夏目が目を覚ます。
「貴志……!」
美結花はほっとした。無事に目を覚ましてくれた。
「でかした」
ニャンコ先生が褒めると本性に戻ってその妖を掴んで妖力を散らした。
『ぎゃあ…ああ……』
悲鳴を上げて小さくなった。
『ふん。妖力を散らしてやった。もうただの虫みたいなもんさ』
「…ありがとう……」
夏目がお礼を言った。
「心配したんだから!」
美結花が夏目に飛びつく。
「心配かけてごめん……」
夏目は美結花をなでて落ち着かせる。
「──先生。俺を呼んだ?」
『ん?』
先生が首を傾げる。
「俺の記憶見た?」
『──ふん。お前の記憶になど興味はない。しょせん友人帳をいただくまでの付き合いさ』
「素直じゃないんだから」
「まったくね」
ぎろりと先生が佐貝と美結花を睨むも肩をすくめてやり過ごした。
