夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第四十話 両親の写真
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「「……ラムネ水?」」
夏目と美結花は声が重なった。
夏目と美結花の両方を合わせて話したいことがあるとのことで夏目の部屋に集まっていた。
メンバーは夏目、美結花、北本、田沼、速水、彩だった。
そこでラムネ水の話を聞いたのだ。
「ラムネってあの炭酸の?」
「夏になると売っている?」
疑問が出てくる。
「そうなんだ。北本たちが場所を知っているっていうんだけどどう思う? 夏目」
「ふふん。都会っ子どもめ信じないのか?」
北本がからかう。
「まあ信じがたいけど行ったことあるから事実よ」
彩がフォローする。
「ラムネ水の湧く場所…?」
「そんなのあるんだ……」
夏目と美結花は感心する。
「酒の湧く場所なら二か所くらいあるけど……」
「貴志!」
美結花が夏目を小突いて黙らせる。
「「「えっ!? 酒!?」」」
「夏目君、そんなの知っているの!?」
全員驚く。
「あっ、わっ、いや。よくそういう夢を見るんだ……」
「そうそう。寝言で言っているみたいだし……」
「夢? 何だ。夏目。以外に食いしん坊な夢を見るんだな」
「未成年の内からそんな夢を見るんだ……」
彩が呆れる。
「それでどうなんだ? 北本。ラムネ水の湧く場所って事実?」
「ああ。そうだよ。まぁラムネ水が湧いているっていうのが本当か嘘か興味があるなら明日にでも連れて行ってやるぞ」
「本当か!? 行きたい!」
「僕も聞いただけで行ったことないから行きたい!」
「俺も!」
「私も行く。五組の多軌さんも誘おうよ」
「いいね! 透も喜ぶかも。私も行く!」
その場にいる全員が手を上げる。
「よし。決まりだな。今日行ってもいいけど西村置いていくとうるさいからな。多軌さんがくるっていうのならなおさら」
「西村が今日どうしたんだ?」
今更のように夏目が気付く。
「夏期講習」
「小枝に引っ張って行かれたわよ」
「え⁉ 西村が!?」
夏目が驚く。
「似合わねーよな」
「本当にね」
全員で笑った。
そんな彼らの様子を塔子は微笑まし気に下で聞いていた。
そんな中、電話が鳴りとって会話をした後、夏目のところへと向かう。
「貴志君」
「塔子さん」
「ごめんなさいね、ちょっといい? …館花さんからお電話なの」
「え……」
夏目の顔色がさっと変わる。
「直接話したいことがあるって」
「…はい。行きます」
夏目は立ち上がって部屋を出て行った。
「貴志……」
心配そうに美結花は夏目を見た。
「……夏目?」
「どうしたんだろう? 何か知っている?」
速水が美結花に訊くも彼女は首を横に振って答えない。
「塔子さん、館花さんって誰ですか?」
田沼は塔子に訊くことにした。
「貴志君が小さいころお世話になっていたお家で──貴志君の亡くなったご両親のこととか管理されているご親戚なの」
「え……」
田沼は美結花を見た。
「いったい何の要件何だろう。館花さん……」
美結花はため息をついた。
美結花の両親は別の家が管理しているため顔しか知らないが、何があって連絡をしてきたのだろう。
やがて電話が終わって夏目が戻ってきた。
「貴志君…どうだった? 何のご用で?」
「塔子さん……。俺の実家を…父と母が小屋みたいな小さな家を買っていて、父が亡くなっていてから叔父達が管理してくれていたんですが、やっと買い手がついたって連絡をくれたんです」
「え」
「あの家を……?」
美結花の顔色が変わる。
「大丈夫です。全部叔父達がやってくれるそうです」
「あらあら…まあ…でも……」
塔子が気遣おうとする。
「大丈夫ですよ。俺も美結花も小さい頃すぎてあの家のことは覚えていないし、大丈夫です」
無理に夏目は微笑んだ。
「田沼、北本、速水、南沢お待たせ。それで明日は何時に待ち合わせるんだ?」
夏目が声をかける。
「…じゃあ1時に迎えに来るからな」
「待っててね」
「「「……」」」
速水と田沼と美結花が黙って夏目を見る。
無理をしている気がしたのだ。
「ああ」
夏目が頷く。
「じゃあ明日な~」
「二人ともまた明日~」
北本や彩たちと別れた。
夏目と美結花は声が重なった。
夏目と美結花の両方を合わせて話したいことがあるとのことで夏目の部屋に集まっていた。
メンバーは夏目、美結花、北本、田沼、速水、彩だった。
そこでラムネ水の話を聞いたのだ。
「ラムネってあの炭酸の?」
「夏になると売っている?」
疑問が出てくる。
「そうなんだ。北本たちが場所を知っているっていうんだけどどう思う? 夏目」
「ふふん。都会っ子どもめ信じないのか?」
北本がからかう。
「まあ信じがたいけど行ったことあるから事実よ」
彩がフォローする。
「ラムネ水の湧く場所…?」
「そんなのあるんだ……」
夏目と美結花は感心する。
「酒の湧く場所なら二か所くらいあるけど……」
「貴志!」
美結花が夏目を小突いて黙らせる。
「「「えっ!? 酒!?」」」
「夏目君、そんなの知っているの!?」
全員驚く。
「あっ、わっ、いや。よくそういう夢を見るんだ……」
「そうそう。寝言で言っているみたいだし……」
「夢? 何だ。夏目。以外に食いしん坊な夢を見るんだな」
「未成年の内からそんな夢を見るんだ……」
彩が呆れる。
「それでどうなんだ? 北本。ラムネ水の湧く場所って事実?」
「ああ。そうだよ。まぁラムネ水が湧いているっていうのが本当か嘘か興味があるなら明日にでも連れて行ってやるぞ」
「本当か!? 行きたい!」
「僕も聞いただけで行ったことないから行きたい!」
「俺も!」
「私も行く。五組の多軌さんも誘おうよ」
「いいね! 透も喜ぶかも。私も行く!」
その場にいる全員が手を上げる。
「よし。決まりだな。今日行ってもいいけど西村置いていくとうるさいからな。多軌さんがくるっていうのならなおさら」
「西村が今日どうしたんだ?」
今更のように夏目が気付く。
「夏期講習」
「小枝に引っ張って行かれたわよ」
「え⁉ 西村が!?」
夏目が驚く。
「似合わねーよな」
「本当にね」
全員で笑った。
そんな彼らの様子を塔子は微笑まし気に下で聞いていた。
そんな中、電話が鳴りとって会話をした後、夏目のところへと向かう。
「貴志君」
「塔子さん」
「ごめんなさいね、ちょっといい? …館花さんからお電話なの」
「え……」
夏目の顔色がさっと変わる。
「直接話したいことがあるって」
「…はい。行きます」
夏目は立ち上がって部屋を出て行った。
「貴志……」
心配そうに美結花は夏目を見た。
「……夏目?」
「どうしたんだろう? 何か知っている?」
速水が美結花に訊くも彼女は首を横に振って答えない。
「塔子さん、館花さんって誰ですか?」
田沼は塔子に訊くことにした。
「貴志君が小さいころお世話になっていたお家で──貴志君の亡くなったご両親のこととか管理されているご親戚なの」
「え……」
田沼は美結花を見た。
「いったい何の要件何だろう。館花さん……」
美結花はため息をついた。
美結花の両親は別の家が管理しているため顔しか知らないが、何があって連絡をしてきたのだろう。
やがて電話が終わって夏目が戻ってきた。
「貴志君…どうだった? 何のご用で?」
「塔子さん……。俺の実家を…父と母が小屋みたいな小さな家を買っていて、父が亡くなっていてから叔父達が管理してくれていたんですが、やっと買い手がついたって連絡をくれたんです」
「え」
「あの家を……?」
美結花の顔色が変わる。
「大丈夫です。全部叔父達がやってくれるそうです」
「あらあら…まあ…でも……」
塔子が気遣おうとする。
「大丈夫ですよ。俺も美結花も小さい頃すぎてあの家のことは覚えていないし、大丈夫です」
無理に夏目は微笑んだ。
「田沼、北本、速水、南沢お待たせ。それで明日は何時に待ち合わせるんだ?」
夏目が声をかける。
「…じゃあ1時に迎えに来るからな」
「待っててね」
「「「……」」」
速水と田沼と美結花が黙って夏目を見る。
無理をしている気がしたのだ。
「ああ」
夏目が頷く。
「じゃあ明日な~」
「二人ともまた明日~」
北本や彩たちと別れた。
