夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第五話 蛍の妖
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家に夏目と美結花は女妖を連れて帰った。ニャンコ先生と佐貝が酒盛りだとうるさかったためだ。そこで夏目の部屋でやることにした。年頃の女性の部屋に思春期の男子は入りにくいからだ。
「いいのか? 俺たちに構ってて。さっきの男性 に憑りついていたんじゃないのか?」
『失礼だな。あれと私は友人だ』
その言葉に驚いた美結花と夏目は飲んでいたジュースを噴出した。
「ゆ!? 友人って……。妖が見えるのか。俺たちと同じに……」
『正確には視えていただな』
「視えていた? それって……」
過去形なことに美結花は怪訝そうな顔をした。
『ああ。そうだ。若いころのあの人とはよく話をした。しばらくはずっと一緒にいた。でもある日、突然あの人は妖が見えなくなった。それっきりだ……』
「そんなことってあるのか!?」
夏目の言葉に美結花は頷いた。見えなくなることもあるのか知りたかった。
「大人になるとそういう力が衰えるものもいると聞くしな」
「そうそう。私はそういう人たちを少なからず見てきたわ」
ニャンコ先生と佐貝が言った。
『あの人が近々結婚するらしいと噂で聞いたので、せめて晴れ着姿くらい見てやろうと思ってきたのさ』
「そ、…そうか……」
そう言って夏目は考え込んでしまった。
(視えなくなる……。視えなくなったら妖に振り回される日々が終わるのかしら……)
『私たちはちょうどお前たちのような関係だったのさ』
妖は佐貝と美結花、ニャンコ先生と夏目を見て行った。
「む。私らは友人関係ではない」
「「「「飼い主とペットの関係だ」」」」
『見解は一致しているようだが…』
妖は呟く。どちらも自分が主だと思っているに違いない。
『まあ、人の子とまた話せるのは愉快だ。何かの縁だ。式の日まで世話になる』
「何!?」
「貴志ったらまた振り回されるね」
美結花は他人事のように言った。
「他人事だと思って。お前だって振り回されるんだぞ」
「そりゃそうだ」
美結花は頷いた。
「私、もう寝るね」
「ああ。お休み。おれも寝るから」
美結花が部屋を出て行くと同時に夏目が電気を消した。
こうしてあの妖の面倒を見ることになった。
「いいのか? 俺たちに構ってて。さっきの
『失礼だな。あれと私は友人だ』
その言葉に驚いた美結花と夏目は飲んでいたジュースを噴出した。
「ゆ!? 友人って……。妖が見えるのか。俺たちと同じに……」
『正確には視えていただな』
「視えていた? それって……」
過去形なことに美結花は怪訝そうな顔をした。
『ああ。そうだ。若いころのあの人とはよく話をした。しばらくはずっと一緒にいた。でもある日、突然あの人は妖が見えなくなった。それっきりだ……』
「そんなことってあるのか!?」
夏目の言葉に美結花は頷いた。見えなくなることもあるのか知りたかった。
「大人になるとそういう力が衰えるものもいると聞くしな」
「そうそう。私はそういう人たちを少なからず見てきたわ」
ニャンコ先生と佐貝が言った。
『あの人が近々結婚するらしいと噂で聞いたので、せめて晴れ着姿くらい見てやろうと思ってきたのさ』
「そ、…そうか……」
そう言って夏目は考え込んでしまった。
(視えなくなる……。視えなくなったら妖に振り回される日々が終わるのかしら……)
『私たちはちょうどお前たちのような関係だったのさ』
妖は佐貝と美結花、ニャンコ先生と夏目を見て行った。
「む。私らは友人関係ではない」
「「「「飼い主とペットの関係だ」」」」
『見解は一致しているようだが…』
妖は呟く。どちらも自分が主だと思っているに違いない。
『まあ、人の子とまた話せるのは愉快だ。何かの縁だ。式の日まで世話になる』
「何!?」
「貴志ったらまた振り回されるね」
美結花は他人事のように言った。
「他人事だと思って。お前だって振り回されるんだぞ」
「そりゃそうだ」
美結花は頷いた。
「私、もう寝るね」
「ああ。お休み。おれも寝るから」
美結花が部屋を出て行くと同時に夏目が電気を消した。
こうしてあの妖の面倒を見ることになった。
