夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三十五話 祭りの終わり
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岩場にいる獣の前に紙人形が降り立つ。くるくるまわりを周る紙人形にいら立っているようだった。
「おい、獣。こっちだ」
「こっちよ」
夏目と美結花が呼ぶ。
獣が追いかけると陣の中に入ってしまう。そこで獣はぴたりと止まった。不穏なものを感じたのだ。
「古土に御座す影ならぬもの。これを掴むは是」
名取が呪文を唱え、パンと手を打つ。
「示されよ」
影の手が獣を掴み、悲鳴を上げる。
「夏目、美結花」
「「はい」」
二人で壺を持って獣に向ける。
獣が吸い込まれていき、どんと鋭い音とともにあたりが光った。
「終わった……?」
倒れこんだ美結花が訊く。
夏目と名取が壺を見る。
「みたいだ……」
「よかった~~」
へなへなと崩れ落ちた。
「名取さんありがとうございます……」
「ありがとうございます……」
二人は名取にお礼を言った。
「これできっとやれます」
「貴志ならできるよ……」
美結花は微笑んだ。
「ニャンコ先生も佐貝も妖力をかして……わあ!?」
「佐貝!?」
倒れこむ二匹に驚く夏目と美結花。
妖力の使い過ぎで倒れたのだ。
『なんだ。今の光は?』
繁みが音を立てて声がした。
思わず美結花達は隠れた。
『不吉なものを感じた。こっちか?』
(黒衣衆……!)
美結花の心臓が音を立てた。
見つかりませんようにと願う。
『なんだ。人の臭いがするぞ?』
(げ)
真っ青になった。
(このままだとまずいな……)
どうするべきか考えていると名取が肩をつついた。
「夏目、美結花」
何か考えがあるらしい。
「夏目は壺を持って会場へ。美結花は佐貝と先生と一緒に豊月神が封印されている場所に先に行っておいで。私はここで足止めしておく」
「名取さん……!」
「でも……危険では?」
囮になる名取が心配だった。
「大丈夫だよ。夏目、美結花。ここまできたんだ。あと少しだよ。きっとやれる。行きなさい」
「はい。名取さんも気を付けて」
「あとで追いついてくださいね」
二人は頷きあうとそれぞれの方向へと走りだした。
「おい、獣。こっちだ」
「こっちよ」
夏目と美結花が呼ぶ。
獣が追いかけると陣の中に入ってしまう。そこで獣はぴたりと止まった。不穏なものを感じたのだ。
「古土に御座す影ならぬもの。これを掴むは是」
名取が呪文を唱え、パンと手を打つ。
「示されよ」
影の手が獣を掴み、悲鳴を上げる。
「夏目、美結花」
「「はい」」
二人で壺を持って獣に向ける。
獣が吸い込まれていき、どんと鋭い音とともにあたりが光った。
「終わった……?」
倒れこんだ美結花が訊く。
夏目と名取が壺を見る。
「みたいだ……」
「よかった~~」
へなへなと崩れ落ちた。
「名取さんありがとうございます……」
「ありがとうございます……」
二人は名取にお礼を言った。
「これできっとやれます」
「貴志ならできるよ……」
美結花は微笑んだ。
「ニャンコ先生も佐貝も妖力をかして……わあ!?」
「佐貝!?」
倒れこむ二匹に驚く夏目と美結花。
妖力の使い過ぎで倒れたのだ。
『なんだ。今の光は?』
繁みが音を立てて声がした。
思わず美結花達は隠れた。
『不吉なものを感じた。こっちか?』
(黒衣衆……!)
美結花の心臓が音を立てた。
見つかりませんようにと願う。
『なんだ。人の臭いがするぞ?』
(げ)
真っ青になった。
(このままだとまずいな……)
どうするべきか考えていると名取が肩をつついた。
「夏目、美結花」
何か考えがあるらしい。
「夏目は壺を持って会場へ。美結花は佐貝と先生と一緒に豊月神が封印されている場所に先に行っておいで。私はここで足止めしておく」
「名取さん……!」
「でも……危険では?」
囮になる名取が心配だった。
「大丈夫だよ。夏目、美結花。ここまできたんだ。あと少しだよ。きっとやれる。行きなさい」
「はい。名取さんも気を付けて」
「あとで追いついてくださいね」
二人は頷きあうとそれぞれの方向へと走りだした。
