夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三十四話 偽りの神
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「まったく。最近は妖が入って来放題じゃないか! ニャンコ先生」
「佐貝もよ。ちゃんと働きなさいよ」
文句を言う二人。
「自業自得だ。阿呆め。お前らがかまうから噂が広がり、一目見ようと面白がって来るのも増えてきた」
「物見遊山気分ね。それに名前を返しに来た妖のために結界は緩めにしてるって言ったでしょ?」
佐貝が指摘する。
「佐貝の言う通りだ。まったくわりにあわん! もっと饅頭をよこせ!」
「私も饅頭が欲しい!」
ストだスト!と騒ぐ二匹。
「思わず饅頭をお供えしたくなるぐらい仕事してから言ってくれ」
「もっと働いてからにしなさいよ」
「あっ。トンボ」
「え、どこどこ」
仕事しろと言っている途中にニャンコ先生がトンボを見つける。佐貝もそれに気をとられる。
「捕まえるぞ!! 夏目」
「追い込むわよ! 美結花!」
さっさと走り去る二匹。
「ああもー」
「まったく……」
ため息をついて原っぱに横になる二人。
「名取さんに護身術を教えてもらおうかな……」
夏目がぽつりと呟く。
「それもありだとは思うけど、妖祓いを好意的にみれないのに教えてもらうのは虫がいい気がして……」
「それもそうだな……」
夏目が納得する。
「名取さん、最近どうしているかな……」
「水崎さんもね……」
同じ世界を見ている妖祓いの二人。どうしているんだろうとふと思った。
『おい、あれだ』
『おお本当だ。あれがきっと夏目様だ』
『美結花様もいるぞ』
ひそひそ声が聞こえた。
妖の声だと分かった。
『どうする?』
『どうするもなにも話を聞いていただこう』
『しかし話を聞いてくださるか……』
『それもそうだな。……よしでは捕まえよう』
不穏な話になってきたので二人はがばりと起き上がった。
原っぱを険しい顔で見つめるも何もない。
「何もない……?」
「しっ」
夏目が美結花を静かにさせる。
そのままじっとしていると何かが向こうからやってきた。
『おりゃ~!』
「話くらい聞くから落ち着け……」
『夏目様、美結花様、おかくご~!』
『おかくご~!』
わらわらと傘をかぶった妖たちが出てきた。
「わ──っ!」
「ぎゃ──っ!」
大勢出てきて悲鳴を上げる。
『夏目様』
『美結花様』
「ぎゃ──! ニャンコ先生!」
「ぎゃ──! 佐貝─!」
悲鳴を上げながら逃げる。
『夏目様、美結花様。お待ちを~!』
『お願いしたきことがあるのです~!』
妖達と美結花達の追いかけっこが始まった。
「佐貝もよ。ちゃんと働きなさいよ」
文句を言う二人。
「自業自得だ。阿呆め。お前らがかまうから噂が広がり、一目見ようと面白がって来るのも増えてきた」
「物見遊山気分ね。それに名前を返しに来た妖のために結界は緩めにしてるって言ったでしょ?」
佐貝が指摘する。
「佐貝の言う通りだ。まったくわりにあわん! もっと饅頭をよこせ!」
「私も饅頭が欲しい!」
ストだスト!と騒ぐ二匹。
「思わず饅頭をお供えしたくなるぐらい仕事してから言ってくれ」
「もっと働いてからにしなさいよ」
「あっ。トンボ」
「え、どこどこ」
仕事しろと言っている途中にニャンコ先生がトンボを見つける。佐貝もそれに気をとられる。
「捕まえるぞ!! 夏目」
「追い込むわよ! 美結花!」
さっさと走り去る二匹。
「ああもー」
「まったく……」
ため息をついて原っぱに横になる二人。
「名取さんに護身術を教えてもらおうかな……」
夏目がぽつりと呟く。
「それもありだとは思うけど、妖祓いを好意的にみれないのに教えてもらうのは虫がいい気がして……」
「それもそうだな……」
夏目が納得する。
「名取さん、最近どうしているかな……」
「水崎さんもね……」
同じ世界を見ている妖祓いの二人。どうしているんだろうとふと思った。
『おい、あれだ』
『おお本当だ。あれがきっと夏目様だ』
『美結花様もいるぞ』
ひそひそ声が聞こえた。
妖の声だと分かった。
『どうする?』
『どうするもなにも話を聞いていただこう』
『しかし話を聞いてくださるか……』
『それもそうだな。……よしでは捕まえよう』
不穏な話になってきたので二人はがばりと起き上がった。
原っぱを険しい顔で見つめるも何もない。
「何もない……?」
「しっ」
夏目が美結花を静かにさせる。
そのままじっとしていると何かが向こうからやってきた。
『おりゃ~!』
「話くらい聞くから落ち着け……」
『夏目様、美結花様、おかくご~!』
『おかくご~!』
わらわらと傘をかぶった妖たちが出てきた。
「わ──っ!」
「ぎゃ──っ!」
大勢出てきて悲鳴を上げる。
『夏目様』
『美結花様』
「ぎゃ──! ニャンコ先生!」
「ぎゃ──! 佐貝─!」
悲鳴を上げながら逃げる。
『夏目様、美結花様。お待ちを~!』
『お願いしたきことがあるのです~!』
妖達と美結花達の追いかけっこが始まった。
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