夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三十三話 謝りたかったこと
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「柴田君……」
黙っている柴田にルリコが声をかけようとした時だった。
「いた!」
美結花が走ってきていた。
「柴田」
夏目の声も聞こえる。
「美結花ちゃん!」
ルリコの顔が明るくなる。
「夏目!?」
柴田は驚いた顔をしたが、ふいと顔をそむける。
「! 待て、柴田」
夏目が引き留める。
「──悪い夏目。今はお前を信じていないとかじゃなくて──…とにかく村崎と話をしてから」
「手紙を」
もごもごという柴田に手紙を渡す夏目。
村崎の頼みというのは手紙を渡してほしいということだったのだ。
「村崎から手紙を預かってきたんだ!」
夏目のその言葉に柴田は振り向いた。
「──…村崎から?」
「ああ。柴田に……」
「なんでお前が柴田に会っているんだ」
柴田の声が険しくなる。
「どこにいるんだ。ずっと公園や二人で行ったあたりを探したのにどこにも姿が見えなくて……。本当にあったのか!? 夏目。なんでお前にはあえて俺には……」
「柴田!」
夏目が柴田の名前を呼ぶ。
「柴田。村崎からだ。大事な手紙なんだ! いいから受け取れ!」
強引に手紙を握らせる。
「美結花ちゃんの従兄、あついところがあるんだね……」
こっそりとルリコが耳打ちしてくる。
「う、うん……」
人に対してもあつくなれるとは知らなかった美結花は少し戸惑った。
柴田は手紙を見るが、それは読めない文字だった。
「落書き……?」
ルリコは訝し気に美結花をみた。
(妖の文字……!)
村崎は読めないということを知らなかったのだろう。
柴田は悪戯と思ったみたいだが、夏目が説得してもう一度読ませた。
「あの手紙何なの?」
柴田が呼んでいる間、ルリコが訊いた。
「……大事な手紙かな……」
あいまいに言うしかなかった。
「さて……。どうなるかな……」
美結花は呟いた。
やがて読み終わった柴田が走ってきた。
「夏目! その従妹も! 教えてくれ! 村崎は今どこにいるんだ」
「それは……」
美結花は視線をそらした。
「柴田…村崎は」
「お願いだ。会わなければいけないんだ。やっぱり読めないし何書いてあるかわかんねぇけど村崎が会いたがってる。それは分かるんだ」
懇願してきた。
「わ、笑うな。うぬぼれて言っていると思ってるんだろ」
柴田は焦っていった。
「柴田君……。そんなこと思ってないよ」
ルリコが首を横に振る。
「榊原……」
「案内できない?」
「貴志」
「ああ」
二人は頷いて村崎のところへと案内した。
黙っている柴田にルリコが声をかけようとした時だった。
「いた!」
美結花が走ってきていた。
「柴田」
夏目の声も聞こえる。
「美結花ちゃん!」
ルリコの顔が明るくなる。
「夏目!?」
柴田は驚いた顔をしたが、ふいと顔をそむける。
「! 待て、柴田」
夏目が引き留める。
「──悪い夏目。今はお前を信じていないとかじゃなくて──…とにかく村崎と話をしてから」
「手紙を」
もごもごという柴田に手紙を渡す夏目。
村崎の頼みというのは手紙を渡してほしいということだったのだ。
「村崎から手紙を預かってきたんだ!」
夏目のその言葉に柴田は振り向いた。
「──…村崎から?」
「ああ。柴田に……」
「なんでお前が柴田に会っているんだ」
柴田の声が険しくなる。
「どこにいるんだ。ずっと公園や二人で行ったあたりを探したのにどこにも姿が見えなくて……。本当にあったのか!? 夏目。なんでお前にはあえて俺には……」
「柴田!」
夏目が柴田の名前を呼ぶ。
「柴田。村崎からだ。大事な手紙なんだ! いいから受け取れ!」
強引に手紙を握らせる。
「美結花ちゃんの従兄、あついところがあるんだね……」
こっそりとルリコが耳打ちしてくる。
「う、うん……」
人に対してもあつくなれるとは知らなかった美結花は少し戸惑った。
柴田は手紙を見るが、それは読めない文字だった。
「落書き……?」
ルリコは訝し気に美結花をみた。
(妖の文字……!)
村崎は読めないということを知らなかったのだろう。
柴田は悪戯と思ったみたいだが、夏目が説得してもう一度読ませた。
「あの手紙何なの?」
柴田が呼んでいる間、ルリコが訊いた。
「……大事な手紙かな……」
あいまいに言うしかなかった。
「さて……。どうなるかな……」
美結花は呟いた。
やがて読み終わった柴田が走ってきた。
「夏目! その従妹も! 教えてくれ! 村崎は今どこにいるんだ」
「それは……」
美結花は視線をそらした。
「柴田…村崎は」
「お願いだ。会わなければいけないんだ。やっぱり読めないし何書いてあるかわかんねぇけど村崎が会いたがってる。それは分かるんだ」
懇願してきた。
「わ、笑うな。うぬぼれて言っていると思ってるんだろ」
柴田は焦っていった。
「柴田君……。そんなこと思ってないよ」
ルリコが首を横に振る。
「榊原……」
「案内できない?」
「貴志」
「ああ」
二人は頷いて村崎のところへと案内した。
