夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三十三話 謝りたかったこと
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次の日──。
美結花は指定された公園へ佐貝とともに来ていた。
「ここがその公園か……」
うっそうと木が茂っている公園で自然がいっぱいだった。
「どことなく薄気味悪いわね……」
佐貝が顔をしかめる。
「そうね……」
佐貝の言う通りどことなく薄気味悪い気がした。
「本当にここを指定してきたの?」
「うん……。ほら」
紙を見せると確かにここだった。
(もうすぐ15時……)
(榊原さんは来るのかしら……)
公園にある時計の針が15時ぴったりを指した。
あたりを見回してもいない。
(来ないか……)
そう思った時だった。
土を踏みしめる音がした。
「夏目さん……」
小さな声で美結花を呼ぶ。
薄茶色の髪に色素の薄い肌の少女。
どことなく薄幸そうな雰囲気を思わせるのは彼女が病気がちだったせいなのだろうか。
「榊原さん……」
一年と三カ月ぶりの再会だった。
「よかった。来てくれて。来てもらえないかと思ったから……」
「別にちょっと気になっただけだから……」
「「…………」」
二人を沈黙が襲う。
(何を言えばいいんだろう……)
すれ違った人とどう会話すれば良いのか美結花には分からなかった。
「あ、あの……」
もじもじと榊原ルリコが何か言いかける。
「ええと……」
しばらく視線をさまよわせたが、決意したように話しかけた。
「あの時はごめんなさい! 説明しようとしたけど……手紙にもできなくて……。って言い訳よね……。意気地がなかったの……。言伝くらいは頼めただろうし、手紙も書けた。夏目さんが遠くに行ってしまってなおさらそう思ったの……」
「榊原さん……」
美結花は心のもやもやが少し晴れた気がした。話しかけられていたことを楽しみに思っていたし、お祭りの誘われたのも嬉しかった。
だからこそなんで伝言でもなんでも教えてほしかったという気持ちが意気地がなかったという言葉でそうだったのかと晴れた気がした。
そして美結花も謝らなければいけないことがあることを思いだした。
「私こそ、ごめん。いろいろ話しかけてくれたのに何も言わずに逃げたみたいな感じになっちゃって……」
美結花も話すのが気まずくて逃げてしまったと謝った。
「ううん。大丈夫。急だったんだよね……。それに手紙を置いてくれたから……」
「榊原さん……」
「これでもう何もないよね?」
「うん……」
美結花は頷いた。
来てよかったとさえ思った。
「仲直りの握手」
二人の少女は握手した。
その様子を金色の瞳で佐貝はじっと見ていた。
美結花は指定された公園へ佐貝とともに来ていた。
「ここがその公園か……」
うっそうと木が茂っている公園で自然がいっぱいだった。
「どことなく薄気味悪いわね……」
佐貝が顔をしかめる。
「そうね……」
佐貝の言う通りどことなく薄気味悪い気がした。
「本当にここを指定してきたの?」
「うん……。ほら」
紙を見せると確かにここだった。
(もうすぐ15時……)
(榊原さんは来るのかしら……)
公園にある時計の針が15時ぴったりを指した。
あたりを見回してもいない。
(来ないか……)
そう思った時だった。
土を踏みしめる音がした。
「夏目さん……」
小さな声で美結花を呼ぶ。
薄茶色の髪に色素の薄い肌の少女。
どことなく薄幸そうな雰囲気を思わせるのは彼女が病気がちだったせいなのだろうか。
「榊原さん……」
一年と三カ月ぶりの再会だった。
「よかった。来てくれて。来てもらえないかと思ったから……」
「別にちょっと気になっただけだから……」
「「…………」」
二人を沈黙が襲う。
(何を言えばいいんだろう……)
すれ違った人とどう会話すれば良いのか美結花には分からなかった。
「あ、あの……」
もじもじと榊原ルリコが何か言いかける。
「ええと……」
しばらく視線をさまよわせたが、決意したように話しかけた。
「あの時はごめんなさい! 説明しようとしたけど……手紙にもできなくて……。って言い訳よね……。意気地がなかったの……。言伝くらいは頼めただろうし、手紙も書けた。夏目さんが遠くに行ってしまってなおさらそう思ったの……」
「榊原さん……」
美結花は心のもやもやが少し晴れた気がした。話しかけられていたことを楽しみに思っていたし、お祭りの誘われたのも嬉しかった。
だからこそなんで伝言でもなんでも教えてほしかったという気持ちが意気地がなかったという言葉でそうだったのかと晴れた気がした。
そして美結花も謝らなければいけないことがあることを思いだした。
「私こそ、ごめん。いろいろ話しかけてくれたのに何も言わずに逃げたみたいな感じになっちゃって……」
美結花も話すのが気まずくて逃げてしまったと謝った。
「ううん。大丈夫。急だったんだよね……。それに手紙を置いてくれたから……」
「榊原さん……」
「これでもう何もないよね?」
「うん……」
美結花は頷いた。
来てよかったとさえ思った。
「仲直りの握手」
二人の少女は握手した。
その様子を金色の瞳で佐貝はじっと見ていた。
