夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三十話 東方の森にあるもの
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逃げ切った美結花たちは木の枝に引っかかっていた。
ニャンコ先生と夏目、その少し下の枝に佐貝と美結花が引っかかっている。
「──ありがとう、助かったよ先生」
「佐貝もありがとう、危ないところだった」
「まったくせっかくのほろ酔い気分が吹っ飛んだわ」
「私も酔いが醒めたわ。また飲みなおそう」
「何明るいうちから酒を入れているんだよ。用心棒」
「佐貝もよ。飲みすぎ」
ちょっとむかついた夏目と美結花だった。
「奴ら何者だ? 友人帳目当てか?」
「このあたりでは見かけないやつらだったわね」
佐貝が頷く。
「──たぶん。でもあんな一団で来るなんて……」
「今までにないことだったわ」
美結花も頷いた。
「佐貝がさっき言っていた通り、このあたりでは見ない連中だったな」
「…やっぱり祭りに行くのはやめた方がよさそうだな」
ため息をつきながら美結花が言った。
「私もやめとこうかな……」
あんなに肝が冷えたのは初めてだった。
それにあの妖達──。
あの妖たちは今までの友人帳目当ての妖とはちょっと違う不気味さを感じた──。
そのことが美結花に危機感を感じさせた。
ただ佐貝と先生にとっては関係がないことだった。
「何!? 祭り!? いつだ!? どこでだ!?」
「私も祭り行きたい! 楽しみ!」
ウキウキと二匹はしていた。
「全身全霊でお前を守るからイカを買ってくれ」
「私も欲しい!」
「はあ……」
イカ焼きのことしか頭にない佐貝とニャンコ先生に美結花は深いため息をついた。
「あ~。いいお湯だった」
お風呂から上がってホカホカ気分で美結花はいい気分だった。
「しかし小さな妖達を脅してまでおびき寄せるとはね。お前がおびき出されたのは人質とするためだったんじゃないかしら」
「人質……」
ぞっとした。
あのままつかまっていたら従兄に言うことを聞かせるための道具にされていたのだ。
やっぱりいつもの妖にはない陰湿さを感じる。
「とにかく捕まらないように身を守りなさいね」
「──うん」
美結花は深く頷いた。
ニャンコ先生と夏目、その少し下の枝に佐貝と美結花が引っかかっている。
「──ありがとう、助かったよ先生」
「佐貝もありがとう、危ないところだった」
「まったくせっかくのほろ酔い気分が吹っ飛んだわ」
「私も酔いが醒めたわ。また飲みなおそう」
「何明るいうちから酒を入れているんだよ。用心棒」
「佐貝もよ。飲みすぎ」
ちょっとむかついた夏目と美結花だった。
「奴ら何者だ? 友人帳目当てか?」
「このあたりでは見かけないやつらだったわね」
佐貝が頷く。
「──たぶん。でもあんな一団で来るなんて……」
「今までにないことだったわ」
美結花も頷いた。
「佐貝がさっき言っていた通り、このあたりでは見ない連中だったな」
「…やっぱり祭りに行くのはやめた方がよさそうだな」
ため息をつきながら美結花が言った。
「私もやめとこうかな……」
あんなに肝が冷えたのは初めてだった。
それにあの妖達──。
あの妖たちは今までの友人帳目当ての妖とはちょっと違う不気味さを感じた──。
そのことが美結花に危機感を感じさせた。
ただ佐貝と先生にとっては関係がないことだった。
「何!? 祭り!? いつだ!? どこでだ!?」
「私も祭り行きたい! 楽しみ!」
ウキウキと二匹はしていた。
「全身全霊でお前を守るからイカを買ってくれ」
「私も欲しい!」
「はあ……」
イカ焼きのことしか頭にない佐貝とニャンコ先生に美結花は深いため息をついた。
「あ~。いいお湯だった」
お風呂から上がってホカホカ気分で美結花はいい気分だった。
「しかし小さな妖達を脅してまでおびき寄せるとはね。お前がおびき出されたのは人質とするためだったんじゃないかしら」
「人質……」
ぞっとした。
あのままつかまっていたら従兄に言うことを聞かせるための道具にされていたのだ。
やっぱりいつもの妖にはない陰湿さを感じる。
「とにかく捕まらないように身を守りなさいね」
「──うん」
美結花は深く頷いた。
