夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第四話 友人帳を取り返せ!
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「……くそ。どこ行った。黒ニャンコ。こっちの方に走るのを見たのに……」
「早くしないと……」
「落ち着け夏目、美結花。暗くちゃ黒いやつは見つけられん、出直すぞ。この森は瘴気に満ちている。人間のお前たちが夜うろつくのは危険だ」
「もう少し。もう少しだけ探させてくれ。妖たちの大切な名を預かっているんだ」
「私からもお願いするわ」
美結花も必死だった。
(だって友人帳は……それは私たちにとって大事な祖母とのつながり。だから取り戻さなきゃ……)
「くそう。黒ニャン……」
夏目はニャンコ先生にアタックされて顔を抑えた。
「まあ。落ち着け。友人帳を捕られて腹立たしいところだが。あの黒ニャンコからは悪意的なものは流れてこなかった。だから油断したのだが……。とにかく悪用が目的ではなさそうな気配だった。下手に騒いで「友人帳」が奪われたことを他に知られる方がマズいことになるしな」
「そうそう。日を改めた方がいいわよ」
「──…けれど……」
「でも……」
2人は言い募ろうとした。
「…ん、なんだろう。あの光。上の方の山道に」
「本当だわ」
「ん?」
「え?」
残りの1人+2匹は夏目のさす方を見た。そこにはいくつもの光が連なっていた。
「狐火か」
ニャンコ先生が呟く。
「どこに向かっているのかしらね?」
佐貝も呟く。
『む』
妖の1匹が足を止める。
『どうした?』
『人の匂いがするような』
その声が聞こえた瞬間、ニャンコ先生と佐貝は本来の姿になった。
ニャンコ先生は白い犬のような美しい妖に。佐貝は黒い山猫のような妖になった。
「! 先生。重い!」
「佐貝! 重いわ!」
2匹に足で押さえつけられた2人は文句を言う。
『我慢しろ。妖の匂いでカモフラージュしてやっているんだ』
『喰われるよりましでしょ』
斑と佐貝がそれぞれいう。
『おっと遅れる。気のせいか…。むしろこの辺はケモノ臭い』
『ケッケモノ臭いだと!? 高貴で偉大なこの私を……!」
『何て言い草……! 私は美しくて高貴なのよ……!』
2人は地味にショックを受けた。
「まあまあ。ケモノ臭のおかげでやり過ごせたんだし」
「そうそう。おかげで助かったわ」
夏目と美結花はそれぞれ慰めた。
『むかしはよく「主様」が人の匂いをつけて帰ってきておったのう』
『そうだったな。人に化けては里で遊び美味な土産をよく分けてくれおった』
『それをおのれ人間どもめ……』
『人間などに関わるとろくなことがない』
『そうだ……』
そんな会話を妖たちがしていた。
(主様……?)
その言葉が気になった。
その後妖たちはどこかへと行ってしまった。
「早くしないと……」
「落ち着け夏目、美結花。暗くちゃ黒いやつは見つけられん、出直すぞ。この森は瘴気に満ちている。人間のお前たちが夜うろつくのは危険だ」
「もう少し。もう少しだけ探させてくれ。妖たちの大切な名を預かっているんだ」
「私からもお願いするわ」
美結花も必死だった。
(だって友人帳は……それは私たちにとって大事な祖母とのつながり。だから取り戻さなきゃ……)
「くそう。黒ニャン……」
夏目はニャンコ先生にアタックされて顔を抑えた。
「まあ。落ち着け。友人帳を捕られて腹立たしいところだが。あの黒ニャンコからは悪意的なものは流れてこなかった。だから油断したのだが……。とにかく悪用が目的ではなさそうな気配だった。下手に騒いで「友人帳」が奪われたことを他に知られる方がマズいことになるしな」
「そうそう。日を改めた方がいいわよ」
「──…けれど……」
「でも……」
2人は言い募ろうとした。
「…ん、なんだろう。あの光。上の方の山道に」
「本当だわ」
「ん?」
「え?」
残りの1人+2匹は夏目のさす方を見た。そこにはいくつもの光が連なっていた。
「狐火か」
ニャンコ先生が呟く。
「どこに向かっているのかしらね?」
佐貝も呟く。
『む』
妖の1匹が足を止める。
『どうした?』
『人の匂いがするような』
その声が聞こえた瞬間、ニャンコ先生と佐貝は本来の姿になった。
ニャンコ先生は白い犬のような美しい妖に。佐貝は黒い山猫のような妖になった。
「! 先生。重い!」
「佐貝! 重いわ!」
2匹に足で押さえつけられた2人は文句を言う。
『我慢しろ。妖の匂いでカモフラージュしてやっているんだ』
『喰われるよりましでしょ』
斑と佐貝がそれぞれいう。
『おっと遅れる。気のせいか…。むしろこの辺はケモノ臭い』
『ケッケモノ臭いだと!? 高貴で偉大なこの私を……!」
『何て言い草……! 私は美しくて高貴なのよ……!』
2人は地味にショックを受けた。
「まあまあ。ケモノ臭のおかげでやり過ごせたんだし」
「そうそう。おかげで助かったわ」
夏目と美結花はそれぞれ慰めた。
『むかしはよく「主様」が人の匂いをつけて帰ってきておったのう』
『そうだったな。人に化けては里で遊び美味な土産をよく分けてくれおった』
『それをおのれ人間どもめ……』
『人間などに関わるとろくなことがない』
『そうだ……』
そんな会話を妖たちがしていた。
(主様……?)
その言葉が気になった。
その後妖たちはどこかへと行ってしまった。
