夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十九話 小さな妖
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
数日後──。
『やれやれ。無事で何よりだ。カルにやられた傷はもういいのかい?』
ヒノエが夏目に訊いた。
ヒノエに手伝ってくれたお礼と報告をしていたのだ。
「ヒノエ」
『相変わらず無茶をするね』
「ごめん……」
「つい……」
美結花は目をそらした。
考えるより先に身体が動くのはいつものことだった。
「中級たちにも何かお礼をしないとな」
「そうだね」
「阿呆。まずはこの私に一番お礼をせんか」
「そうよ。私にも」
「お礼も何もそもそも先生は用心棒だろ」
「佐貝もでしょ─?」
思わず反論する。
「……あんな小さな妖達でも集まればアマナのような大妖を追い払うことができるんだな」
「確かに。力を合わせれば大きな龍でもなんでもなれる」
『──ああ。一人で抱え込んでたって解決できないこともあるだろうしね』
ヒノエの言葉の言う通りだった。
今回のことだって犬の会のメンバーを借りてようやくできたことだったのだ。
「ああ」
「そうね」
二人は頷いた。
(一人じゃないと、力を借りることを恐れなければなんだってできる)
美結花はそう思った。
「あれ? 中級。どうしたんだ?」
夏目の言う通り中級たちはボロボロだった。
『ああ。夏目様、お土産です』
中級たちは赤い実を夏目の手のひらに流した。
『妖の毒に効くそうです。赤笹の実というんですぞ』
中級たちが流すその実はルビーのように美しかった。
『やれやれ。無事で何よりだ。カルにやられた傷はもういいのかい?』
ヒノエが夏目に訊いた。
ヒノエに手伝ってくれたお礼と報告をしていたのだ。
「ヒノエ」
『相変わらず無茶をするね』
「ごめん……」
「つい……」
美結花は目をそらした。
考えるより先に身体が動くのはいつものことだった。
「中級たちにも何かお礼をしないとな」
「そうだね」
「阿呆。まずはこの私に一番お礼をせんか」
「そうよ。私にも」
「お礼も何もそもそも先生は用心棒だろ」
「佐貝もでしょ─?」
思わず反論する。
「……あんな小さな妖達でも集まればアマナのような大妖を追い払うことができるんだな」
「確かに。力を合わせれば大きな龍でもなんでもなれる」
『──ああ。一人で抱え込んでたって解決できないこともあるだろうしね』
ヒノエの言葉の言う通りだった。
今回のことだって犬の会のメンバーを借りてようやくできたことだったのだ。
「ああ」
「そうね」
二人は頷いた。
(一人じゃないと、力を借りることを恐れなければなんだってできる)
美結花はそう思った。
「あれ? 中級。どうしたんだ?」
夏目の言う通り中級たちはボロボロだった。
『ああ。夏目様、お土産です』
中級たちは赤い実を夏目の手のひらに流した。
『妖の毒に効くそうです。赤笹の実というんですぞ』
中級たちが流すその実はルビーのように美しかった。
