夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十九話 小さな妖
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「「ただいま~」」
「おかえり、貴志君、美結花ちゃん。どうしたの。こんな時間まで……」
藤原家に帰ると塔子が出迎えてくれた。
「まあどうしたの……。服が汚れているわ」
塔子がカルに襲われた夏目のボロボロ具合や探しているときにできた美結花の服の汚れに気づいた。
「す、すみません……。八ツ原でニャンコ先生を探してて……」
「私も佐貝を探してまして……」
こっそり家に上がった二人は言い訳をした。
「あら!? 貴志君、怪我をしている!? 大変お薬」
塔子が夏目の怪我に気づいて慌てる。
「だ、大丈夫です! 擦り傷です」
夏目が心配かけまいと慌てる。
「とにかくお風呂で土を落としてらっしゃい!」
「は、はい……!」
「わ、わかりました……!」
二人は頷いた。
「はあ……」
お風呂のお湯の中で息をついた。
先に怪我をした夏目をお風呂に入れて、上がってきたら入れ違いに入ったのだ。
「大変なことになった……」
「まったくね。しかし家を燃やそうだなんてなんてやつ……」
「うん……」
美結花は頷いた。
(この家を、この地を、燃やさせてなるものですか……!)
この家に来てから大事なものができた。その大事なものを指輪のためにもやしてなるものかと思った。
(絶対にこの家を燃やさせない)
そう決意をしてお風呂から上がった。
「毛玉──!」
お風呂から上がると夏目がバタバタとしていた。
「貴志?」
不思議に思って部屋を覗くと何かを探していた。
「どうしたの?」
「来たんだよ! あいつが! この実を置いていった!」
赤い実を見せてくれる。
毒消しとして有名な実らしい。
「ええ⁉」
美結花は驚いた。
「どこにいるの!?」
「今探している!」
「わ、分かった。私も手伝う」
夏目、美結花、佐貝、ニャンコ先生と探すも見つからなかった。
「入れ違いか……」
「ま、まあやつとは限らんからな……」
「千載一遇のチャンスだったのに……」
「灯台下暗しね……」
ぐったりと倒れこむ二人と二匹。
チャンスだったのにという思いが頭から離れなかった。
「しかしせめて呼び名くらいつけておけばよかった」
「分かりやすいもんね……」
美結花は頷いた。
「よし、もさもさだから「モサ」はどうだ!」
「白いから「シロ」はどう?」
「却下。…ポワポワのボール玉だから「ケマリ」でいいか」
「いいかもしれない。分かりやすい」
「安直! お前のセンスは安直すぎるぞ!」
「美結花も何納得してんのよ! センスなさすぎ!」
二匹が突っ込む。
「うるさいわよ~。そろそろ寝るわね。おやすみ」
「ああ。そうだな。おやすみ、美結花」
美結花と夏目は挨拶をしあい、眠りについた。
「おかえり、貴志君、美結花ちゃん。どうしたの。こんな時間まで……」
藤原家に帰ると塔子が出迎えてくれた。
「まあどうしたの……。服が汚れているわ」
塔子がカルに襲われた夏目のボロボロ具合や探しているときにできた美結花の服の汚れに気づいた。
「す、すみません……。八ツ原でニャンコ先生を探してて……」
「私も佐貝を探してまして……」
こっそり家に上がった二人は言い訳をした。
「あら!? 貴志君、怪我をしている!? 大変お薬」
塔子が夏目の怪我に気づいて慌てる。
「だ、大丈夫です! 擦り傷です」
夏目が心配かけまいと慌てる。
「とにかくお風呂で土を落としてらっしゃい!」
「は、はい……!」
「わ、わかりました……!」
二人は頷いた。
「はあ……」
お風呂のお湯の中で息をついた。
先に怪我をした夏目をお風呂に入れて、上がってきたら入れ違いに入ったのだ。
「大変なことになった……」
「まったくね。しかし家を燃やそうだなんてなんてやつ……」
「うん……」
美結花は頷いた。
(この家を、この地を、燃やさせてなるものですか……!)
この家に来てから大事なものができた。その大事なものを指輪のためにもやしてなるものかと思った。
(絶対にこの家を燃やさせない)
そう決意をしてお風呂から上がった。
「毛玉──!」
お風呂から上がると夏目がバタバタとしていた。
「貴志?」
不思議に思って部屋を覗くと何かを探していた。
「どうしたの?」
「来たんだよ! あいつが! この実を置いていった!」
赤い実を見せてくれる。
毒消しとして有名な実らしい。
「ええ⁉」
美結花は驚いた。
「どこにいるの!?」
「今探している!」
「わ、分かった。私も手伝う」
夏目、美結花、佐貝、ニャンコ先生と探すも見つからなかった。
「入れ違いか……」
「ま、まあやつとは限らんからな……」
「千載一遇のチャンスだったのに……」
「灯台下暗しね……」
ぐったりと倒れこむ二人と二匹。
チャンスだったのにという思いが頭から離れなかった。
「しかしせめて呼び名くらいつけておけばよかった」
「分かりやすいもんね……」
美結花は頷いた。
「よし、もさもさだから「モサ」はどうだ!」
「白いから「シロ」はどう?」
「却下。…ポワポワのボール玉だから「ケマリ」でいいか」
「いいかもしれない。分かりやすい」
「安直! お前のセンスは安直すぎるぞ!」
「美結花も何納得してんのよ! センスなさすぎ!」
二匹が突っ込む。
「うるさいわよ~。そろそろ寝るわね。おやすみ」
「ああ。そうだな。おやすみ、美結花」
美結花と夏目は挨拶をしあい、眠りについた。
