夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十九話 小さな妖
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『─ほぉ。毛玉の妖ですか?』
中級のつるつるが夏目に訊く。
「そうなんだ。こんな感じの」
夏目がイラストを見せる。
かわいい感じのイラストになっていた。
『…これをお探しですか……』
笑いをこらえながら中級はイラストを見た。
「…言っとくが俺の絵心うんぬんじゃなく本当にそんな姿だからな」
「貴志の言うことは本当よ。そんな姿なの」
美結花が補足する。
「──この妖についた指輪を三日以内に見つけないと家や裏山一帯を焼かれてしまうんだ」
「うん、大変なことになっちゃった……」
『ほうそれはご災難。では八ツ原へ参られよ。そんなところにいては危ないですぞ』
「「え」」
つるつるの提案に驚く。
『そうですぞ。夏目様と美結花様に人の世は生きにくそうだと日頃思っておりました。いっそのこと八ツ原で面白おかしく暮らしませぬか?』
この誘いに美結花は驚いた顔をした。
「ふふ。ありがとう。でも俺は今の生活が大切で仕方ないんだ」
「私も今の生活が好きよ。だからごめんなさい」
二人は微笑んだ。
(それにしてもまたこの誘いを聞くとはね……)
前に妖の世に来ないか誘ってもらったことがある。その時はもう少しだけ頑張ってみてつらいと思ったら迎えに来てほしいといった。
(今はもっと別の返事ができる気がする……)
美結花はそんなことを思った。
『──…あの辺りには私の友人の妖もおりますし、何より面白そうだ。夏目様、美結花様。お手伝いいたしましょう』
「本当か!? ありがとう!」
「本当にありがとう!」
うれしそうな顔を二人はした。
『では我々はあちらの森を探してみます』
「まかせる」
「おねがいね。私はあっちにいくわ」
「ああ。俺はこっちに行くよ」
二人は別れた。
「それでどうやって探すの?」
佐貝が美結花をじろりと見た。
「名前呼べば出てこないかな? 毛玉──! 毛玉出てこい!」
美結花は名前を呼んだ。
「う~ん……。いないわね……」
「昨日のところじゃないかしら? それよりも見つけても見分けるのは大変よ。あんなにたくさんいたんだから……」
「ああ、まあそうね……。一匹ずつ捕まえて確認するしかないかな……」
「結構ずさんね」
「う、うるさいな。札を顔に貼られたマヌケのくせに」
「ゆ、油断しただけよ! それよりも探すわよ!」
「わ、わかった!」
美結花は頷くと昨日毛玉たちを見たところへと走って向かった。
中級のつるつるが夏目に訊く。
「そうなんだ。こんな感じの」
夏目がイラストを見せる。
かわいい感じのイラストになっていた。
『…これをお探しですか……』
笑いをこらえながら中級はイラストを見た。
「…言っとくが俺の絵心うんぬんじゃなく本当にそんな姿だからな」
「貴志の言うことは本当よ。そんな姿なの」
美結花が補足する。
「──この妖についた指輪を三日以内に見つけないと家や裏山一帯を焼かれてしまうんだ」
「うん、大変なことになっちゃった……」
『ほうそれはご災難。では八ツ原へ参られよ。そんなところにいては危ないですぞ』
「「え」」
つるつるの提案に驚く。
『そうですぞ。夏目様と美結花様に人の世は生きにくそうだと日頃思っておりました。いっそのこと八ツ原で面白おかしく暮らしませぬか?』
この誘いに美結花は驚いた顔をした。
「ふふ。ありがとう。でも俺は今の生活が大切で仕方ないんだ」
「私も今の生活が好きよ。だからごめんなさい」
二人は微笑んだ。
(それにしてもまたこの誘いを聞くとはね……)
前に妖の世に来ないか誘ってもらったことがある。その時はもう少しだけ頑張ってみてつらいと思ったら迎えに来てほしいといった。
(今はもっと別の返事ができる気がする……)
美結花はそんなことを思った。
『──…あの辺りには私の友人の妖もおりますし、何より面白そうだ。夏目様、美結花様。お手伝いいたしましょう』
「本当か!? ありがとう!」
「本当にありがとう!」
うれしそうな顔を二人はした。
『では我々はあちらの森を探してみます』
「まかせる」
「おねがいね。私はあっちにいくわ」
「ああ。俺はこっちに行くよ」
二人は別れた。
「それでどうやって探すの?」
佐貝が美結花をじろりと見た。
「名前呼べば出てこないかな? 毛玉──! 毛玉出てこい!」
美結花は名前を呼んだ。
「う~ん……。いないわね……」
「昨日のところじゃないかしら? それよりも見つけても見分けるのは大変よ。あんなにたくさんいたんだから……」
「ああ、まあそうね……。一匹ずつ捕まえて確認するしかないかな……」
「結構ずさんね」
「う、うるさいな。札を顔に貼られたマヌケのくせに」
「ゆ、油断しただけよ! それよりも探すわよ!」
「わ、わかった!」
美結花は頷くと昨日毛玉たちを見たところへと走って向かった。
