夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十七話 鏡探し
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そっか……。田沼に憑りついた妖は去っていったんだね」
速水と二人きり。
美結花は話の顛末を話していた。
協力してくれた彼には話すべきだと思ったのだ。
「うん。鏡は元に戻ったし、友人を探すって言っていたよ。どんな結果になろうとも会いたいって──」
「そう思えることは大事だね。それにしても今回はちょっと田沼がうらやましかったな」
「どうして?」
美結花は思わず足を止める。
憑りつかれて大変な思いをしたのにどうしてうらやましいといえるのだろうか。
「だって夏目さんたちが見ている景色を視ることができたじゃないか。そりゃいいことばかりだけじゃなくて大変なんだろうけど……」
そこで速水は言葉を切った。
「得難いものを得ることができる。そんな気がするんだ。でしょう?」
「…………」
美結花はしばらく考え込んだ。
どう伝えるのが正解なのだろうか。
「──そうね、そうかもしれない。あと速水君たちに黙っているのは別に除け者にしているわけじゃないよ。どう伝えるのがいいのか色々考えこんじゃって……」
妖たちと接触して得た出来事をうまく言葉にできない。そんな気がするからだ。
「──そっか。除け者じゃないならいいよ。でもまずはゆっくりでいいから話してみない?」
「そうね……。いいわ。まずは──」
いつもの道に楽し気な美結花と速水の声が響いた。
速水と二人きり。
美結花は話の顛末を話していた。
協力してくれた彼には話すべきだと思ったのだ。
「うん。鏡は元に戻ったし、友人を探すって言っていたよ。どんな結果になろうとも会いたいって──」
「そう思えることは大事だね。それにしても今回はちょっと田沼がうらやましかったな」
「どうして?」
美結花は思わず足を止める。
憑りつかれて大変な思いをしたのにどうしてうらやましいといえるのだろうか。
「だって夏目さんたちが見ている景色を視ることができたじゃないか。そりゃいいことばかりだけじゃなくて大変なんだろうけど……」
そこで速水は言葉を切った。
「得難いものを得ることができる。そんな気がするんだ。でしょう?」
「…………」
美結花はしばらく考え込んだ。
どう伝えるのが正解なのだろうか。
「──そうね、そうかもしれない。あと速水君たちに黙っているのは別に除け者にしているわけじゃないよ。どう伝えるのがいいのか色々考えこんじゃって……」
妖たちと接触して得た出来事をうまく言葉にできない。そんな気がするからだ。
「──そっか。除け者じゃないならいいよ。でもまずはゆっくりでいいから話してみない?」
「そうね……。いいわ。まずは──」
いつもの道に楽し気な美結花と速水の声が響いた。
