夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十七話 鏡探し
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「確か昨日、このあたりで目が痛んだ……。あ」
美結花の言う通り痛んだ場所へと向かった。
すると夏目の目が痛んだ。
「…痛……」
「「夏目」」
「夏目君」
「貴志」
「痛たたたっ! ここだ田沼。ここ……」
名前を呼ぶもそれどころではない夏目は鏡の場所を田沼に教える。
「ここか⁉ ここを掘ればいいのか⁉」
「いたたたたっ!」
「急いで掘ろう、田沼」
速水と田沼が慌てて夏目が示した場所を掘り返す。
その間も夏目は痛がっていた。
その様子に不審なものを感じた生徒たちが集まってくるも気にしている暇はなかった。
夏目をなだめる多軌と美結花。穴を掘っている速水と田沼と一生懸命だったからだ。
「…………っ! あ」
夏目が目を抑えるのを少しやめた。
「あった! あったぞ! 夏目」
田沼がうれしそうな顔で振り向いた。手にはビンの欠片を握っている。
「ほらこれだろ? このビンの欠片に隠れているって妖が言っている」
「ああ。痛みも少し引いていく……。それだな」
「そうか──。よかった」
「うん、よかった」
田沼と速水がにっこり笑った。
その手は傷だらけだった。
「──うん、ありがとう」
夏目はそれには触れずにお礼だけを言った。
『でかしたぞ、小僧ども! さあサクサク残りも探すぞ!』
田沼に憑りついた妖が田沼の体を借りて話し始める。
「エラそうにいうな! お前はおとなしくしてろ!」
夏目が文句を言った。
それから欠片探しに尽力した。
花壇を探したり、プールの中を探したりした。
プールを探し終えた後、びしょぬれになってしまった。
「びしょぬれになっちゃったね」
「うん。待ってて、私タオルもらってくる」
「僕ももらってくるよ」
多軌と速水がばたばたと校舎に向かう。
「あ、タオルなら私が……」
いう暇もなかった。
「は~。疲れた……」
美結花は夏目たちから少し離れたところで横になる。
田沼や夏目がうまく妖のことを伝えられないもどかしさについて話していた。
(妖ごととかうまく伝えられないよね……。大事だからこそ伝えられない……。今までに何度そんな思いをしてきたことだろう──)
美結花にだって伝えられないことはある。
従兄にさえ伝えていないことが美結花にはあるのだから。
(色々難しいよね──)
美結花の言う通り痛んだ場所へと向かった。
すると夏目の目が痛んだ。
「…痛……」
「「夏目」」
「夏目君」
「貴志」
「痛たたたっ! ここだ田沼。ここ……」
名前を呼ぶもそれどころではない夏目は鏡の場所を田沼に教える。
「ここか⁉ ここを掘ればいいのか⁉」
「いたたたたっ!」
「急いで掘ろう、田沼」
速水と田沼が慌てて夏目が示した場所を掘り返す。
その間も夏目は痛がっていた。
その様子に不審なものを感じた生徒たちが集まってくるも気にしている暇はなかった。
夏目をなだめる多軌と美結花。穴を掘っている速水と田沼と一生懸命だったからだ。
「…………っ! あ」
夏目が目を抑えるのを少しやめた。
「あった! あったぞ! 夏目」
田沼がうれしそうな顔で振り向いた。手にはビンの欠片を握っている。
「ほらこれだろ? このビンの欠片に隠れているって妖が言っている」
「ああ。痛みも少し引いていく……。それだな」
「そうか──。よかった」
「うん、よかった」
田沼と速水がにっこり笑った。
その手は傷だらけだった。
「──うん、ありがとう」
夏目はそれには触れずにお礼だけを言った。
『でかしたぞ、小僧ども! さあサクサク残りも探すぞ!』
田沼に憑りついた妖が田沼の体を借りて話し始める。
「エラそうにいうな! お前はおとなしくしてろ!」
夏目が文句を言った。
それから欠片探しに尽力した。
花壇を探したり、プールの中を探したりした。
プールを探し終えた後、びしょぬれになってしまった。
「びしょぬれになっちゃったね」
「うん。待ってて、私タオルもらってくる」
「僕ももらってくるよ」
多軌と速水がばたばたと校舎に向かう。
「あ、タオルなら私が……」
いう暇もなかった。
「は~。疲れた……」
美結花は夏目たちから少し離れたところで横になる。
田沼や夏目がうまく妖のことを伝えられないもどかしさについて話していた。
(妖ごととかうまく伝えられないよね……。大事だからこそ伝えられない……。今までに何度そんな思いをしてきたことだろう──)
美結花にだって伝えられないことはある。
従兄にさえ伝えていないことが美結花にはあるのだから。
(色々難しいよね──)
