夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十六話 文化祭にて
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
次の日──。学校
(あ~。結局押し切られて貴志の部屋で妖たちが騒ぐのを見ている羽目になった……)
美結花はぐったりとしていた。
あの後逃げ出すこともできずに妖の騒ぎを一晩中見る羽目になったのだ。
「美結花。疲れているけど大丈夫?」
小枝がこっそり聞いてくれる。
「大丈夫……。ちょっと徹夜して疲れただけ……」
「……そう?」
納得いかないながらもこれ以上聞かなかった。
おかげで美結花はほっとした。
(普段騒がしいけどこういうところで小枝は気遣いできるんだよねえ……)
友達のありがたさをしみじみと感じた。
「──ということでうちの組が何をやるかですが」
クラス委員の辻がチョークを持ってクラス全員に文化祭の出し物を問いかけた。
「女装喫茶!」
「そんな男が一センチもおいしくない企画、却下だ却下!」
「飲食は難しいよ。当日廻りたいから展示系がいいなぁ」
「ええい! 静かに。バザーをやるといっただろう」
「張りぼての店を作って各家から使わないけど売れそうなものを出し合った中古市だ」
クラスがざわざわと意見を出し合う。
(ああいうのなんかちょっといいな……)
美結花はその様子を見て微笑む。
(静かなのもいいけどこういう騒ぐのもいいと思うのは成長したのかな、私も)
ふとそう思った。
「あっ。こら夏目、余所見すんな! 人が真剣な時に……。……まあいい。ついでにお前販売係な」
「え」
余所見をしていたのがばれて夏目が接客係に任命されてしまった。
「悪いけど困る。俺、接客は……」
「多少は顔整っている奴がやる方が売上げよさそうだしな」
「夏目君やって~」
女子がお願いする。
「でも俺……」
「じゃあ残りの店員とセットづくりの人員を決めるぞ~」
夏目の反論もむなしく販売係に彼は決定してしまった。
「じゃあ残りの店員はどうだ?」
「はいはい~! 美結花がいいと思いま~す!」
小枝が手を上げていった。
「え」
美結花はぎょっとする。
他人事だと思っていたら巻き込まれた。
「とてもいいと思う! 俺も夏目さんの店員見てみたい~! な、みんな」
「見てみたい。俺だったら買う」
「きっと夏目さんなら売れるよ」
クラスメイトが頷く。
いつの間にか美結花が販売係になるという流れになっている。
「え、でも……」
「美結花。やってくれるよね?」
小枝が念押しする。
「じゃあこれで二人は決まりだな」
駄目押しとばかりに名前が黒板に書かれる。
「え、ええ~~!」
教室中に美結花の叫びが広がったのだった。
(あ~。結局押し切られて貴志の部屋で妖たちが騒ぐのを見ている羽目になった……)
美結花はぐったりとしていた。
あの後逃げ出すこともできずに妖の騒ぎを一晩中見る羽目になったのだ。
「美結花。疲れているけど大丈夫?」
小枝がこっそり聞いてくれる。
「大丈夫……。ちょっと徹夜して疲れただけ……」
「……そう?」
納得いかないながらもこれ以上聞かなかった。
おかげで美結花はほっとした。
(普段騒がしいけどこういうところで小枝は気遣いできるんだよねえ……)
友達のありがたさをしみじみと感じた。
「──ということでうちの組が何をやるかですが」
クラス委員の辻がチョークを持ってクラス全員に文化祭の出し物を問いかけた。
「女装喫茶!」
「そんな男が一センチもおいしくない企画、却下だ却下!」
「飲食は難しいよ。当日廻りたいから展示系がいいなぁ」
「ええい! 静かに。バザーをやるといっただろう」
「張りぼての店を作って各家から使わないけど売れそうなものを出し合った中古市だ」
クラスがざわざわと意見を出し合う。
(ああいうのなんかちょっといいな……)
美結花はその様子を見て微笑む。
(静かなのもいいけどこういう騒ぐのもいいと思うのは成長したのかな、私も)
ふとそう思った。
「あっ。こら夏目、余所見すんな! 人が真剣な時に……。……まあいい。ついでにお前販売係な」
「え」
余所見をしていたのがばれて夏目が接客係に任命されてしまった。
「悪いけど困る。俺、接客は……」
「多少は顔整っている奴がやる方が売上げよさそうだしな」
「夏目君やって~」
女子がお願いする。
「でも俺……」
「じゃあ残りの店員とセットづくりの人員を決めるぞ~」
夏目の反論もむなしく販売係に彼は決定してしまった。
「じゃあ残りの店員はどうだ?」
「はいはい~! 美結花がいいと思いま~す!」
小枝が手を上げていった。
「え」
美結花はぎょっとする。
他人事だと思っていたら巻き込まれた。
「とてもいいと思う! 俺も夏目さんの店員見てみたい~! な、みんな」
「見てみたい。俺だったら買う」
「きっと夏目さんなら売れるよ」
クラスメイトが頷く。
いつの間にか美結花が販売係になるという流れになっている。
「え、でも……」
「美結花。やってくれるよね?」
小枝が念押しする。
「じゃあこれで二人は決まりだな」
駄目押しとばかりに名前が黒板に書かれる。
「え、ええ~~!」
教室中に美結花の叫びが広がったのだった。
