夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十六話 文化祭にて
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北本と西村が塔子特製のシチューを食べて帰った後、美結花は再度部屋に戻った。
相変わらず佐貝は眠っている。
「静かだと調子が狂うから早く良くなってよね……」
「うわあ!」
そう言いながら佐貝のことをなでていると悲鳴が聞こえた。
「貴志の部屋の方⁉」
何か起きたんじゃないかと夏目の部屋に慌てて向かう。
「貴志! 何があったの⁉」
飛び込むとヒノエが何かを蹴っ飛ばしているのが見えた。
「何が起きたの?」
「小石に顔が……」
真っ青な顔で彼は呟いた。
「石?」
美結花は首を傾げた。
『なんだい。あの石っころ。相変わらず変な妖に目を付けられやすいねぇ、夏目』
それには答えずにヒノエは夏目にそう言った。
「ヒ、ヒノエ……」
夏目は驚いた。
「久しぶりね。今日はどうしたの?」
『どうしたもこうも。遊びに来てみたらなんだい。用心棒の猫だるまと佐貝はどうした?』
「助かったよ、ヒノエ。先生の傷を見てやってくれないか? 獣医には生物だから……」
「あ、私もそうだ! 佐貝を診てくれない?」
美結花は慌てて部屋に戻ると佐貝をヒノエに診せた。
『ふむ…。妖祓いの矢が当たったのか……。でもこれなら二、三日ですぐ治るさ』
「──よかった…。ありがとう」
「──安心したわ……。ありがとう、ヒノエ」
そう言われて二人は安心した。
『さて。お医者代をもらわないとねぇ』
そう言って二人に手を伸ばしていく。
(これがなければいいんだけどな……)
そう思った美結花は視線をそらした。
「か、完治したら考える……」
「私も何か考える……」
それに機嫌をよくしたヒノエは先生にいたずらしようとしたのでそれを夏目は慌てて止めていた。
『夏目様~ 美結花様~』
そこへ中級二人組が窓から現れる。
『ブサネコたち…。斑様と佐貝様がお怪我だと聞き、お見舞いに参りました~』
「「え」」
二人は声を上げる。
『斑殿や佐貝殿の結界がいつも以上にザルになっているのであります』
「うわっ! ちょびいつの間に」
「どこから入ってきたの⁉」
声がかかって二人は驚く。
『今夜は我らが飲んで騒いでお守り致します』
「何⁉ ありがたいが、騒ぐのはよせ!」
「じゃ、じゃあ私はこれで……」
美結花は巻き込まれる気配がしたので部屋に退散しようとした。
「待て! 俺を置いていく気か!」
「だって貴志の部屋に来たんじゃない! 関係ないなら戻ってもいいでしょ⁉」
「お前にも会いに来ているんだ。そういうわけにいくか!」
「横暴!」
「横暴で結構!」
戻る戻らないでドタバタと暴れる。
そんな中でも妖たちは相変わらず騒ぐ。
『しかしさっきの石、嫌な感じだったねえ……』
二人で騒いでいるとヒノエがポツリとそうこぼした。
「「え?」」
夏目と美結花は騒ぐのをやめてヒノエを見た。
『しばらく気を付けた方がいいかもしれないよ、夏目』
その不吉な言葉に美結花はごくりと唾を飲み込んだ。
相変わらず佐貝は眠っている。
「静かだと調子が狂うから早く良くなってよね……」
「うわあ!」
そう言いながら佐貝のことをなでていると悲鳴が聞こえた。
「貴志の部屋の方⁉」
何か起きたんじゃないかと夏目の部屋に慌てて向かう。
「貴志! 何があったの⁉」
飛び込むとヒノエが何かを蹴っ飛ばしているのが見えた。
「何が起きたの?」
「小石に顔が……」
真っ青な顔で彼は呟いた。
「石?」
美結花は首を傾げた。
『なんだい。あの石っころ。相変わらず変な妖に目を付けられやすいねぇ、夏目』
それには答えずにヒノエは夏目にそう言った。
「ヒ、ヒノエ……」
夏目は驚いた。
「久しぶりね。今日はどうしたの?」
『どうしたもこうも。遊びに来てみたらなんだい。用心棒の猫だるまと佐貝はどうした?』
「助かったよ、ヒノエ。先生の傷を見てやってくれないか? 獣医には生物だから……」
「あ、私もそうだ! 佐貝を診てくれない?」
美結花は慌てて部屋に戻ると佐貝をヒノエに診せた。
『ふむ…。妖祓いの矢が当たったのか……。でもこれなら二、三日ですぐ治るさ』
「──よかった…。ありがとう」
「──安心したわ……。ありがとう、ヒノエ」
そう言われて二人は安心した。
『さて。お医者代をもらわないとねぇ』
そう言って二人に手を伸ばしていく。
(これがなければいいんだけどな……)
そう思った美結花は視線をそらした。
「か、完治したら考える……」
「私も何か考える……」
それに機嫌をよくしたヒノエは先生にいたずらしようとしたのでそれを夏目は慌てて止めていた。
『夏目様~ 美結花様~』
そこへ中級二人組が窓から現れる。
『ブサネコたち…。斑様と佐貝様がお怪我だと聞き、お見舞いに参りました~』
「「え」」
二人は声を上げる。
『斑殿や佐貝殿の結界がいつも以上にザルになっているのであります』
「うわっ! ちょびいつの間に」
「どこから入ってきたの⁉」
声がかかって二人は驚く。
『今夜は我らが飲んで騒いでお守り致します』
「何⁉ ありがたいが、騒ぐのはよせ!」
「じゃ、じゃあ私はこれで……」
美結花は巻き込まれる気配がしたので部屋に退散しようとした。
「待て! 俺を置いていく気か!」
「だって貴志の部屋に来たんじゃない! 関係ないなら戻ってもいいでしょ⁉」
「お前にも会いに来ているんだ。そういうわけにいくか!」
「横暴!」
「横暴で結構!」
戻る戻らないでドタバタと暴れる。
そんな中でも妖たちは相変わらず騒ぐ。
『しかしさっきの石、嫌な感じだったねえ……』
二人で騒いでいるとヒノエがポツリとそうこぼした。
「「え?」」
夏目と美結花は騒ぐのをやめてヒノエを見た。
『しばらく気を付けた方がいいかもしれないよ、夏目』
その不吉な言葉に美結花はごくりと唾を飲み込んだ。
