夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十五話 犬の会と!
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「はあはあはあ……」
美結花は息を切らしながら走った。
いつの間にか同じ方向に走っていった夏目の姿が見えなくなっていた。
「美結花。お前もまだ捕まっていなかったのね」
「佐貝」
ふと佐貝が近くにいることに気づいた。
「先生はまだこっちに来ない?」
「まだね。ところで楽しそうね」
「うん……」
美結花は頷いた。
いままで見ているだけだった遊びができている。
こんなに楽しかったことって今までになかった。そう美結花は思った。
「見つけたぞ~~!」
先生が佐貝と美結花を見つけて追いかけている。
「ぎゃあああ! 佐貝、逃げるわよ!」
「ええ」
二人は必死に逃げるが、先生には勝てず、捕まってしまったのだ。
捕まったときの待機場所に向かうと大勢の妖がいた。
「こんなにたくさん……。あれ? 貴志は?」
「見つからん。今から探すところだ。奴で最後なのだ」
そう言って先生は走り去っていった。
『お前も捕まったのか……。やっぱり弱いねえ……』
ヒノエが呟く。
「あなただって捕まったじゃない……」
ぷうと頬を膨らます。
『ふふっ。その顔はレイコじゃ見れないねぇ……』
ヒノエは美結花の瞳を見て懐かしそうな顔をした。
外見はかなり違うが、瞳だけはそっくりだと祖母を知る妖が言っていたことを思い出した。
そんな中、夏目がやってきた。
『おお、夏目』
『夏目様』
「貴志」
みんな振り向く。
『お前も踏まれたか』
紅峰が言った。
『情けない。やはり人間は弱いねえ』
彼女はそう言った。
「なんだよ。みんなも踏まれたんだろ?」
夏目が訊いた。
「そうだよ。貴志で最後」
美結花は頷いた。
「鬼の勝ちだな。祝い酒だ」
先生が言った。
「祭りね!」
佐貝が飛び跳ねる。
いつの間にか妖たちが大騒ぎしていた。
『守ってやるさ。弱いお前たちが呼ぶならば。しょうがないね。しょうがない』
ヒノエがポツリと言った。
『気に入ったんだからしょうがないさ』
妖たちの騒ぎの中でヒノエのその言葉が耳に響いたのだった。
美結花は息を切らしながら走った。
いつの間にか同じ方向に走っていった夏目の姿が見えなくなっていた。
「美結花。お前もまだ捕まっていなかったのね」
「佐貝」
ふと佐貝が近くにいることに気づいた。
「先生はまだこっちに来ない?」
「まだね。ところで楽しそうね」
「うん……」
美結花は頷いた。
いままで見ているだけだった遊びができている。
こんなに楽しかったことって今までになかった。そう美結花は思った。
「見つけたぞ~~!」
先生が佐貝と美結花を見つけて追いかけている。
「ぎゃあああ! 佐貝、逃げるわよ!」
「ええ」
二人は必死に逃げるが、先生には勝てず、捕まってしまったのだ。
捕まったときの待機場所に向かうと大勢の妖がいた。
「こんなにたくさん……。あれ? 貴志は?」
「見つからん。今から探すところだ。奴で最後なのだ」
そう言って先生は走り去っていった。
『お前も捕まったのか……。やっぱり弱いねえ……』
ヒノエが呟く。
「あなただって捕まったじゃない……」
ぷうと頬を膨らます。
『ふふっ。その顔はレイコじゃ見れないねぇ……』
ヒノエは美結花の瞳を見て懐かしそうな顔をした。
外見はかなり違うが、瞳だけはそっくりだと祖母を知る妖が言っていたことを思い出した。
そんな中、夏目がやってきた。
『おお、夏目』
『夏目様』
「貴志」
みんな振り向く。
『お前も踏まれたか』
紅峰が言った。
『情けない。やはり人間は弱いねえ』
彼女はそう言った。
「なんだよ。みんなも踏まれたんだろ?」
夏目が訊いた。
「そうだよ。貴志で最後」
美結花は頷いた。
「鬼の勝ちだな。祝い酒だ」
先生が言った。
「祭りね!」
佐貝が飛び跳ねる。
いつの間にか妖たちが大騒ぎしていた。
『守ってやるさ。弱いお前たちが呼ぶならば。しょうがないね。しょうがない』
ヒノエがポツリと言った。
『気に入ったんだからしょうがないさ』
妖たちの騒ぎの中でヒノエのその言葉が耳に響いたのだった。
