夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十四話 矢を射るもの
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女の人に言われて大きな妖をみた。
(でかい……)
手をしめ縄で縛られており、岩に顔が埋まっている。
「見ろ。夏目、美結花。こいつを中心にすでに目覚めの陣が描いてある」
ニャンコ先生が陣を示す。
その通り、陣が描いてあった。
「壺……?」
夏目が陣の中にある壺に気づく。
「集めた血が入っているんでしょう」
佐貝が言った。
「しかし目覚めにはその壺だけでは陣の中の供物が足りていないようだ」
目ざとく先生が気づく。
「どれだけ必要なんだろう……」
美結花は思わず呟く。
見た感じ結構な妖が襲われていた。そのため血もかなりの量になっているはずだが、足りないという。
(下級だから足りないのか……?)
女の人が言っていたことからそんなことを考えてしまう。
「ふふ。強欲な的場が気に入りそうな妖をわざわざ探し出してやったんだ。派手に血を集めたり、こいつの噂を流したり…。ここにおびき寄せようと思ってね。──あいつがたどり着いたその時目覚めさせて喰わせてやるのさ」
女の人の声には憎悪が含まれていて、美結花はちょっとぞっとした。
「式を喰われた復讐ですか? ──こういう仕事をしている以上使っている妖は……」
「道具のような存在? 私にはそうではなかったんだよ」
「だからって正気ですか? 多くを巻き込んで」
「そうですよ。失敗する確率も高いのに大妖を目覚めさせようだなんて……無茶ですよ」
名取と水崎が女の人を非難する。
「分かってもらわなくて結構。…的場もじきにここへ来るだろう。しかし血が足りないのだ。もらうぞ」
「‼」
美結花が振り向くと紙面の妖たちがいた。
「くっ!」
水崎が動けない美結花のために攻撃を防ぐ。その向こうでは名取が対応していた。
「ふふ。まだいるぞ」
女の人は次から次へと妖を作成する。
『ちっ。きりがない』
『まどろっこしいわね』
佐貝とニャンコ先生が舌打ちをしながら妖の対処をする。
『ふん。口ほどにもないわね。一掃してやるわ』
『そうだな。こんな影人形など一掃してやる』
佐貝と先生が新しく出てきた妖の対処をしようとした時だった。
矢がその妖たちに突き刺さる。
(矢……? どこから……)
顔をしかめながら立ち上がる。
このままだとまずい気がしたのだ。
「先生!」
夏目が声を上げる。
その声に美結花も反応して佐貝の前に出る。
ドスッ!
「う……!」
矢が夏目と美結花の腕をかすり、先生と佐貝に突き刺さった。
美結花は痛さで地面に倒れ込んだ。
(でかい……)
手をしめ縄で縛られており、岩に顔が埋まっている。
「見ろ。夏目、美結花。こいつを中心にすでに目覚めの陣が描いてある」
ニャンコ先生が陣を示す。
その通り、陣が描いてあった。
「壺……?」
夏目が陣の中にある壺に気づく。
「集めた血が入っているんでしょう」
佐貝が言った。
「しかし目覚めにはその壺だけでは陣の中の供物が足りていないようだ」
目ざとく先生が気づく。
「どれだけ必要なんだろう……」
美結花は思わず呟く。
見た感じ結構な妖が襲われていた。そのため血もかなりの量になっているはずだが、足りないという。
(下級だから足りないのか……?)
女の人が言っていたことからそんなことを考えてしまう。
「ふふ。強欲な的場が気に入りそうな妖をわざわざ探し出してやったんだ。派手に血を集めたり、こいつの噂を流したり…。ここにおびき寄せようと思ってね。──あいつがたどり着いたその時目覚めさせて喰わせてやるのさ」
女の人の声には憎悪が含まれていて、美結花はちょっとぞっとした。
「式を喰われた復讐ですか? ──こういう仕事をしている以上使っている妖は……」
「道具のような存在? 私にはそうではなかったんだよ」
「だからって正気ですか? 多くを巻き込んで」
「そうですよ。失敗する確率も高いのに大妖を目覚めさせようだなんて……無茶ですよ」
名取と水崎が女の人を非難する。
「分かってもらわなくて結構。…的場もじきにここへ来るだろう。しかし血が足りないのだ。もらうぞ」
「‼」
美結花が振り向くと紙面の妖たちがいた。
「くっ!」
水崎が動けない美結花のために攻撃を防ぐ。その向こうでは名取が対応していた。
「ふふ。まだいるぞ」
女の人は次から次へと妖を作成する。
『ちっ。きりがない』
『まどろっこしいわね』
佐貝とニャンコ先生が舌打ちをしながら妖の対処をする。
『ふん。口ほどにもないわね。一掃してやるわ』
『そうだな。こんな影人形など一掃してやる』
佐貝と先生が新しく出てきた妖の対処をしようとした時だった。
矢がその妖たちに突き刺さる。
(矢……? どこから……)
顔をしかめながら立ち上がる。
このままだとまずい気がしたのだ。
「先生!」
夏目が声を上げる。
その声に美結花も反応して佐貝の前に出る。
ドスッ!
「う……!」
矢が夏目と美結花の腕をかすり、先生と佐貝に突き刺さった。
美結花は痛さで地面に倒れ込んだ。
