夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十三話 的場一門頭首登場!
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「えっ!? 昨日の妖の紙面がついていて実体化した!?」
「ああ、そうなんだ……。人工の妖だって……。悪意を感じた気がしたよ」
夏目は昨日の出来事を美結花に話してくれた。
「貴志の妖力で実体化したのね……。うん、悪意があるのは私も感じた……。それに誰かを憎んでいる声ね……。喰われてしまえか……声の主は誰なんだろうね?」
その声の主は誰なのだろうと美結花は思った。
「さあ? 聞き覚えはないが……。あ、ついた。おはよう、柊、楓」
「柊、楓、おはよう」
お堂の中に入ると柊と楓がそれぞれ羽の妖の面倒を見ていた。護衛でもあるらしい。
「具合は?」
「大丈夫なの?」
羽の妖について尋ねる。
『まだ動かない方が良いようだ』
『名取と水崎はまだ調べに行っている……』
「え? こんな時間まで?」
美結花は驚いた。
「名取さんと水崎さんもまさかこの廃屋で一晩……」
夏目も同じことを思いいたったらしい。驚いていた。
『その方が調べやすいからな……』
『色々調べる事があるんだ……』
「なぜ二人ともそこまで気にしてくれるの?」
美結花は訊いた。
名取も水崎も妖があまり好きではないのにもかかわらず今回のことに積極的に関わろうとしていることを疑問に思ったからだ。
『ふふっ。お前たちだって妖のために動いているくせに。──名取は自分が藪をつついて蛇を出してしまったと思っているのだろう』
『水崎も同じだ。自分がそこへ積極的に関わったせいで尚更蛇を出してしまったとな』
「──どういう意味だ? 蛇って的場さんのことか?」
『そんなところだ』
『まあそうだな』
夏目の質問に柊と楓は頷いた。
「夏目、美結花。引くなら今のうちだぞ。的場って奴は関わらない方がいい。タチが悪い」
「同じ人間にも容赦ないもの。関わらない方が良いわ」
ニャンコ先生と佐貝が忠告する。
「──妖相手なら私も佐貝も守ってやれるが、人が相手となると勝手が違う」
「──これ以上は大怪我するわよ」
「──先生!」
「──佐貝!」
ただ名前を呼ぶしかできなかった。
「ただい…夏目、美結花」
「二人ともただいま……」
先生たちの忠告を受けているとどんよりとした顔の名取と水崎が帰ってきた。
「あっ。名取さん…水崎さん……。すみません……でも夜は休んでください……」
「寝ないと良くないですよ?」
「平気さ。寝不足ごときで私の笑顔が陰ることはないから安心してくれ」
「一晩寝なくてもどうとでもなるさ」
名取も水崎も美結花たちの心配を一蹴する。
「大丈夫ですか? きらめき半減ですよ?」
「完全に発言が徹夜明けのおかしなテンションじゃないですか!」
「そう? いつも通りでしょ?」
「そうか? いつも通りの発言に聞こえるぞ」
佐貝とニャンコ先生はいつも通りに見えるようだが、完全に徹夜テンションに美結花は見えたのだった。
「ごほん! 調べたことなんだけど……」
水崎は咳払いをして地図を見せる。
「二人でこの辺を調べてみたんだ。ほら、これが妖が襲われた場所なんだけど……」
名取がいくつかの場所を指し示す。
「これって……!」
美結花の目につながりが見えてきた。
「…あ、つなぐと線になりますね」
夏目も頷く。
「そうなんだ。西から東へ向かって襲っていっているんだ」
「それでそのスタート地点になったあたりに行ってみようと思う。どうだい?」
水崎の誘いに二人は頷いた。
「ああ、そうなんだ……。人工の妖だって……。悪意を感じた気がしたよ」
夏目は昨日の出来事を美結花に話してくれた。
「貴志の妖力で実体化したのね……。うん、悪意があるのは私も感じた……。それに誰かを憎んでいる声ね……。喰われてしまえか……声の主は誰なんだろうね?」
その声の主は誰なのだろうと美結花は思った。
「さあ? 聞き覚えはないが……。あ、ついた。おはよう、柊、楓」
「柊、楓、おはよう」
お堂の中に入ると柊と楓がそれぞれ羽の妖の面倒を見ていた。護衛でもあるらしい。
「具合は?」
「大丈夫なの?」
羽の妖について尋ねる。
『まだ動かない方が良いようだ』
『名取と水崎はまだ調べに行っている……』
「え? こんな時間まで?」
美結花は驚いた。
「名取さんと水崎さんもまさかこの廃屋で一晩……」
夏目も同じことを思いいたったらしい。驚いていた。
『その方が調べやすいからな……』
『色々調べる事があるんだ……』
「なぜ二人ともそこまで気にしてくれるの?」
美結花は訊いた。
名取も水崎も妖があまり好きではないのにもかかわらず今回のことに積極的に関わろうとしていることを疑問に思ったからだ。
『ふふっ。お前たちだって妖のために動いているくせに。──名取は自分が藪をつついて蛇を出してしまったと思っているのだろう』
『水崎も同じだ。自分がそこへ積極的に関わったせいで尚更蛇を出してしまったとな』
「──どういう意味だ? 蛇って的場さんのことか?」
『そんなところだ』
『まあそうだな』
夏目の質問に柊と楓は頷いた。
「夏目、美結花。引くなら今のうちだぞ。的場って奴は関わらない方がいい。タチが悪い」
「同じ人間にも容赦ないもの。関わらない方が良いわ」
ニャンコ先生と佐貝が忠告する。
「──妖相手なら私も佐貝も守ってやれるが、人が相手となると勝手が違う」
「──これ以上は大怪我するわよ」
「──先生!」
「──佐貝!」
ただ名前を呼ぶしかできなかった。
「ただい…夏目、美結花」
「二人ともただいま……」
先生たちの忠告を受けているとどんよりとした顔の名取と水崎が帰ってきた。
「あっ。名取さん…水崎さん……。すみません……でも夜は休んでください……」
「寝ないと良くないですよ?」
「平気さ。寝不足ごときで私の笑顔が陰ることはないから安心してくれ」
「一晩寝なくてもどうとでもなるさ」
名取も水崎も美結花たちの心配を一蹴する。
「大丈夫ですか? きらめき半減ですよ?」
「完全に発言が徹夜明けのおかしなテンションじゃないですか!」
「そう? いつも通りでしょ?」
「そうか? いつも通りの発言に聞こえるぞ」
佐貝とニャンコ先生はいつも通りに見えるようだが、完全に徹夜テンションに美結花は見えたのだった。
「ごほん! 調べたことなんだけど……」
水崎は咳払いをして地図を見せる。
「二人でこの辺を調べてみたんだ。ほら、これが妖が襲われた場所なんだけど……」
名取がいくつかの場所を指し示す。
「これって……!」
美結花の目につながりが見えてきた。
「…あ、つなぐと線になりますね」
夏目も頷く。
「そうなんだ。西から東へ向かって襲っていっているんだ」
「それでそのスタート地点になったあたりに行ってみようと思う。どうだい?」
水崎の誘いに二人は頷いた。
