夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三話 アサギとアカガネ
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あれから数日。まだ「線引き」は見つからない。
『居たあああ! かかれぇぇ──っ!!』
「それっ!」
「こんにゃろ──っ!!」
3人で「線引き」を追い詰めていく。
その途中夏目がメリーさんに水をかける。
『…アサギか!! 遊んでる場合かぁぁぁ!!』
『きゃ──っ!』
どうやらふざけたのはアサギのようだ。
「楽しそうね……」
美結花はそう呟いた。彼女が楽しいのが一番だ。
『とったぞ~~!!』
やがてメリーさんが息を切らしながらそんなことを言った。
『ほら見てみろ。口に釣り糸がついているだろう』
「……本当だ」
「すごい。なんで……?」
『「良寛」っていう仙人がいてな。これを釣ろうと国中を旅してるらしいがこんなふうにいつもどこでも糸を切られて逃げられてるんだ』
「へぇ……」
「仙人……」
『この糸を弦に使う』
「……ああ、じゃあ材料集めはこれでおわり……」
夏目は疲れているようだ。
『次は胴だ。「地表に頭を出す際の竹の子に貫かれている切り株」を探すぞ夏目! 美結花!』
「え…う…」
ばったりと夏目が倒れる。
「貴志──!!」
美結花は慌てた。
「ちっ……」
メリーさんは舌打ちしながらも彼を背負ってくれた。
『……もう少し。もう少しで弾かせてやれる』
道中、メリーさんはそんなことを言った。
家に帰ると塔子が出迎えてくれた。
「おかえりなさ……まあどうしたの。2人とも濡れちゃって!」
「あ、これは」
「ええと……」
「大変大変。早くお風呂に入ってらっしゃい。まずは美結花ちゃんからね」
そういうと塔子は2人の頭を拭き始めた。
(メリーさん──)
アサギの幸せを願うメリーさんとこの人たちの幸せを願う自分は少し似ているような気が美結花にはした。
『居たあああ! かかれぇぇ──っ!!』
「それっ!」
「こんにゃろ──っ!!」
3人で「線引き」を追い詰めていく。
その途中夏目がメリーさんに水をかける。
『…アサギか!! 遊んでる場合かぁぁぁ!!』
『きゃ──っ!』
どうやらふざけたのはアサギのようだ。
「楽しそうね……」
美結花はそう呟いた。彼女が楽しいのが一番だ。
『とったぞ~~!!』
やがてメリーさんが息を切らしながらそんなことを言った。
『ほら見てみろ。口に釣り糸がついているだろう』
「……本当だ」
「すごい。なんで……?」
『「良寛」っていう仙人がいてな。これを釣ろうと国中を旅してるらしいがこんなふうにいつもどこでも糸を切られて逃げられてるんだ』
「へぇ……」
「仙人……」
『この糸を弦に使う』
「……ああ、じゃあ材料集めはこれでおわり……」
夏目は疲れているようだ。
『次は胴だ。「地表に頭を出す際の竹の子に貫かれている切り株」を探すぞ夏目! 美結花!』
「え…う…」
ばったりと夏目が倒れる。
「貴志──!!」
美結花は慌てた。
「ちっ……」
メリーさんは舌打ちしながらも彼を背負ってくれた。
『……もう少し。もう少しで弾かせてやれる』
道中、メリーさんはそんなことを言った。
家に帰ると塔子が出迎えてくれた。
「おかえりなさ……まあどうしたの。2人とも濡れちゃって!」
「あ、これは」
「ええと……」
「大変大変。早くお風呂に入ってらっしゃい。まずは美結花ちゃんからね」
そういうと塔子は2人の頭を拭き始めた。
(メリーさん──)
アサギの幸せを願うメリーさんとこの人たちの幸せを願う自分は少し似ているような気が美結花にはした。
