夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十三話 的場一門頭首登場!
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『すまんな、つい驚いて……。大丈夫か?』
夏目を助けた妖は放してしまったことを謝った。
話をしたい事はあるとのことで夏目の部屋に美結花たちはいた。
「死ぬところだったが……。送ってくれてありがとう」
「何がありがとうだ! 説明しろ。夏目!」
ニャンコ先生は怒り気味に言った。
『夏目!? …あの噂の「友人帳」の!?』
妖は驚いているようだった。
『もっと…格好いい感じだと思っていたが……』
妖が思い浮かべているのは祖母だと言う事が美結花にもわかった。
「違うぞ。それは祖母だ」
『なるほど……。夏目のそばにいる少女というのがお前か……』
「そっちも噂になってる!?」
美結花は驚いた。
「美結花も有名になっていると言う事ね……」
『そう言う事だ。それにひょろくても夏目は夏目か……』
「……」
ひょろいのは余計だという顔を夏目はした。
『夏目様、美結花様。最近この辺りの妖が何かに襲われているのを知っているか?』
その言葉に美結花は目を丸くした。
全く知らなかったからだ。
『大きな傷を受け、大半の血を奪われた妖が続出しているのだ』
「血……?」
「妖の血……?」
美結花は首をかしげる。
術とかに血は必要だと訊くが、妖の血を奪ってどうするのだろう。
『──私の仲間たちも襲われた…。そいつが何何か調べてみることにしたんだ。しかし無事だったやつが少なくてなかなか手掛かりがない。仕方なく見回りでもと森を回っていたらあのお堂から悲鳴が。飛び込んでみたら何かがいて襲ってきた。私はそのあたりに倒れた妖を盾にしたんだが、吹っ飛ばされて気を失ったのだ』
「そ、そうか……」
「そ、そう……」
容赦なく他の妖を盾にするところにちょっと引いた。
(しかし……何かがいたか……。あの影が襲っているの……?)
美結花は話を聞いて考え込んだ。
『夏目様、美結花様。そいつを突き止めたい。力を貸してくれ』
そう懇願してくる。
「……」
それを聞いて美結花は戸惑った。
妖の血が抜かれた姿を思い出す。あんな猟奇的なことをする相手にかなうのだろうか。
「あほう。勝手な! 手伝ってやる義理はないぞ!」
「そうよ! あんなのを相手にする必要はない!」
ニャンコ先生と佐貝が否定をする。
それを聞いて尚更悩む。
(力になってやりたいけど……藤原夫妻に何かあったら……。それにカイの時のようにすれ違ってしまったら……)
あれからカイの住むところに入ったけれど出てきてくれないままだ。クッキーとかは備えると無くなっているので食べてくれていると信じたい。
心がざわざわとする。
人か妖か選べと名取に言われたことも思い出す。
『夏目様、美結花様。そんなに青い顔をさせるつもりはなかった。思えば人のお前たちが関わる道理はない。すまなかった。忘れてくれ』
妖は謝った。
「待て」
「待って」
夏目と美結花は妖を引き留める。
「お前の仲間はどうなった。襲われた奴は無事だったのか?」
「他の無事な人たちもいるの? 襲われた妖は無事?」
『仲間は私にとって家族のようなものだった。せめて残ったわずかな仲間だけでも私は守らねばならない。さらば』
そう言って妖は飛んで去っていった。
夏目を助けた妖は放してしまったことを謝った。
話をしたい事はあるとのことで夏目の部屋に美結花たちはいた。
「死ぬところだったが……。送ってくれてありがとう」
「何がありがとうだ! 説明しろ。夏目!」
ニャンコ先生は怒り気味に言った。
『夏目!? …あの噂の「友人帳」の!?』
妖は驚いているようだった。
『もっと…格好いい感じだと思っていたが……』
妖が思い浮かべているのは祖母だと言う事が美結花にもわかった。
「違うぞ。それは祖母だ」
『なるほど……。夏目のそばにいる少女というのがお前か……』
「そっちも噂になってる!?」
美結花は驚いた。
「美結花も有名になっていると言う事ね……」
『そう言う事だ。それにひょろくても夏目は夏目か……』
「……」
ひょろいのは余計だという顔を夏目はした。
『夏目様、美結花様。最近この辺りの妖が何かに襲われているのを知っているか?』
その言葉に美結花は目を丸くした。
全く知らなかったからだ。
『大きな傷を受け、大半の血を奪われた妖が続出しているのだ』
「血……?」
「妖の血……?」
美結花は首をかしげる。
術とかに血は必要だと訊くが、妖の血を奪ってどうするのだろう。
『──私の仲間たちも襲われた…。そいつが何何か調べてみることにしたんだ。しかし無事だったやつが少なくてなかなか手掛かりがない。仕方なく見回りでもと森を回っていたらあのお堂から悲鳴が。飛び込んでみたら何かがいて襲ってきた。私はそのあたりに倒れた妖を盾にしたんだが、吹っ飛ばされて気を失ったのだ』
「そ、そうか……」
「そ、そう……」
容赦なく他の妖を盾にするところにちょっと引いた。
(しかし……何かがいたか……。あの影が襲っているの……?)
美結花は話を聞いて考え込んだ。
『夏目様、美結花様。そいつを突き止めたい。力を貸してくれ』
そう懇願してくる。
「……」
それを聞いて美結花は戸惑った。
妖の血が抜かれた姿を思い出す。あんな猟奇的なことをする相手にかなうのだろうか。
「あほう。勝手な! 手伝ってやる義理はないぞ!」
「そうよ! あんなのを相手にする必要はない!」
ニャンコ先生と佐貝が否定をする。
それを聞いて尚更悩む。
(力になってやりたいけど……藤原夫妻に何かあったら……。それにカイの時のようにすれ違ってしまったら……)
あれからカイの住むところに入ったけれど出てきてくれないままだ。クッキーとかは備えると無くなっているので食べてくれていると信じたい。
心がざわざわとする。
人か妖か選べと名取に言われたことも思い出す。
『夏目様、美結花様。そんなに青い顔をさせるつもりはなかった。思えば人のお前たちが関わる道理はない。すまなかった。忘れてくれ』
妖は謝った。
「待て」
「待って」
夏目と美結花は妖を引き留める。
「お前の仲間はどうなった。襲われた奴は無事だったのか?」
「他の無事な人たちもいるの? 襲われた妖は無事?」
『仲間は私にとって家族のようなものだった。せめて残ったわずかな仲間だけでも私は守らねばならない。さらば』
そう言って妖は飛んで去っていった。
