夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十二話 祖母とヒノエ
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ヒノエに案内されている女の人はあたりを見回した。
「あの、出口はまだですか?」
『まだまだ』
置き去りにするつもりのヒノエとしてはまだまだ足りなかった。
「そういえばあなた森の中にしては派手な格好ね」
女の人の言葉にヒノエはぎくりとした。
彼女は人ではなく、妖なのでそうだと見抜かれたのではないかと思ったからだ。
「あなたもしかして……」
(ちっ潮時か。生意気だからいっそここで喰ってやろうか)
ヒノエはそんなことを考える。
『そうさ私は……』
「あ、危ない」
『え』
ヒノエが正体を現そうとした瞬間カラスがやってきてヒノエに襲い掛かった。
『ぎゃ──! またカラスか。あっちへおいき』
ヒノエはカラスを追い払おうとする。
「なぜカラスに襲われているの?」
女の人は笑いながらそう言った。
『こいつらいつもこの光る簪を狙っているんだよ。これは大事な簪だと言っているだろ……。あ……』
簪を抑えながら説明するもカラスに持ってかれてしまう。
『あ~あ……』
ため息をつきながら見送る。大切な簪だったのに。
「大事な簪なの?」
『え』
女の人を見ると枝を拾っていた。
「それっ!」
枝をカラスの近くまで投げる。カラスは驚いて簪を離し、池に落ちる。
女の人は素早い動作で池に入って簪をとりに行こうとする。
『な、何やってんだい。無理はおよし、おぼれるよ』
ヒノエは真っ青になった。
まさか人の子が池に入ってまで簪をとりに行くとは思わなかったからだ。
女の子がもぐり池が静かになる。
『おい』
声をかけようとした時だった。女の人が簪を手に再び現れた。
『あったわよ。これ大切な簪なんでしょう?』
そう言って笑顔で笑う。
その笑顔にヒノエは見とれた。
(なんと変わったやつよ。何と……)
「ねえ、あなた妖でしょう? これ返してほしかったら森の出口を教えてくれない?」
そう交換条件を出してきた。
(なんとたちの悪い……!!)
そのたちの悪さにヒノエは惹かれてしまったのだった。
「あの、出口はまだですか?」
『まだまだ』
置き去りにするつもりのヒノエとしてはまだまだ足りなかった。
「そういえばあなた森の中にしては派手な格好ね」
女の人の言葉にヒノエはぎくりとした。
彼女は人ではなく、妖なのでそうだと見抜かれたのではないかと思ったからだ。
「あなたもしかして……」
(ちっ潮時か。生意気だからいっそここで喰ってやろうか)
ヒノエはそんなことを考える。
『そうさ私は……』
「あ、危ない」
『え』
ヒノエが正体を現そうとした瞬間カラスがやってきてヒノエに襲い掛かった。
『ぎゃ──! またカラスか。あっちへおいき』
ヒノエはカラスを追い払おうとする。
「なぜカラスに襲われているの?」
女の人は笑いながらそう言った。
『こいつらいつもこの光る簪を狙っているんだよ。これは大事な簪だと言っているだろ……。あ……』
簪を抑えながら説明するもカラスに持ってかれてしまう。
『あ~あ……』
ため息をつきながら見送る。大切な簪だったのに。
「大事な簪なの?」
『え』
女の人を見ると枝を拾っていた。
「それっ!」
枝をカラスの近くまで投げる。カラスは驚いて簪を離し、池に落ちる。
女の人は素早い動作で池に入って簪をとりに行こうとする。
『な、何やってんだい。無理はおよし、おぼれるよ』
ヒノエは真っ青になった。
まさか人の子が池に入ってまで簪をとりに行くとは思わなかったからだ。
女の子がもぐり池が静かになる。
『おい』
声をかけようとした時だった。女の人が簪を手に再び現れた。
『あったわよ。これ大切な簪なんでしょう?』
そう言って笑顔で笑う。
その笑顔にヒノエは見とれた。
(なんと変わったやつよ。何と……)
「ねえ、あなた妖でしょう? これ返してほしかったら森の出口を教えてくれない?」
そう交換条件を出してきた。
(なんとたちの悪い……!!)
そのたちの悪さにヒノエは惹かれてしまったのだった。
