夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三話 アサギとアカガネ
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『よし。まずは楽器作りだな』
メリーさん2号が言った。
((ええ!! そっから!?))
2人の心が一致した。
『アサギのやつ、せめて自分の身代わりにって磯月の湖に琴を沈めてきてしまったからな。この近くに3つほど池があるな。鯉のいる天然池には大抵額に白い線のある「線引き」っていう鯉そっくりの妖怪がいる。縄張り意識が強いから一池に一匹で、人の子のような味がするらしい。それを捕まえる!!』
「…え、なんで魚……?」
「魚で琴を作れるの……?」
2人は戸惑った。
『つべこべ言うな!!』
「…………」
「…………」
2人は渋々と袖をまくる。
『何だぁ。そのシケた面は! やる気あんのか!?』
メリーさんが夏目と美結花を怒鳴る。
「やるしかないか……」
美結花は池に入り鯉を探した。
やがて夏目が疲れはてた。
「うう……。さむ……」
『大丈夫か?』
「メリ……」
『疲れはないか。アサギ』
『はい、私はこれっぽっちも』
(あの2人の関係って……)
アサギを労わるメリーさんを見てふとそんな疑問がわいた。
「メリーさんはどうしてアサギのために一生懸命なの? 好きなの?」
『いや。俺はもう一度あいつに笑っていてほしい。それだけさ──。俺はただの傘持ちだから……』
(メリーさんは……)
誰かのために頑張りたいって気持ち。分かる気がした。
きっと彼はアサギの幸せを誰よりも願っているんだ──。
メリーさん2号が言った。
((ええ!! そっから!?))
2人の心が一致した。
『アサギのやつ、せめて自分の身代わりにって磯月の湖に琴を沈めてきてしまったからな。この近くに3つほど池があるな。鯉のいる天然池には大抵額に白い線のある「線引き」っていう鯉そっくりの妖怪がいる。縄張り意識が強いから一池に一匹で、人の子のような味がするらしい。それを捕まえる!!』
「…え、なんで魚……?」
「魚で琴を作れるの……?」
2人は戸惑った。
『つべこべ言うな!!』
「…………」
「…………」
2人は渋々と袖をまくる。
『何だぁ。そのシケた面は! やる気あんのか!?』
メリーさんが夏目と美結花を怒鳴る。
「やるしかないか……」
美結花は池に入り鯉を探した。
やがて夏目が疲れはてた。
「うう……。さむ……」
『大丈夫か?』
「メリ……」
『疲れはないか。アサギ』
『はい、私はこれっぽっちも』
(あの2人の関係って……)
アサギを労わるメリーさんを見てふとそんな疑問がわいた。
「メリーさんはどうしてアサギのために一生懸命なの? 好きなの?」
『いや。俺はもう一度あいつに笑っていてほしい。それだけさ──。俺はただの傘持ちだから……』
(メリーさんは……)
誰かのために頑張りたいって気持ち。分かる気がした。
きっと彼はアサギの幸せを誰よりも願っているんだ──。
