夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第二十一話 子狐と白い帽子
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「そうか……。会いに来てくれたのか……」
「こんなところまで来てくれたのね……」
子狐を真ん中に三人で歩く。
「「ありがとう」」
二人が笑うと子狐は照れたような顔をした。
「お前は偉いね。俺は小さい頃、寂しくても怖くてどうにかしようだなんて思わなかったんだ。だからいっぱいいろんなものに気づけなかったのかもしれないな」
「そうね……。私も小さい頃はどうすればいいのか分からなくてどこかに移行だなんて思えなかった。会いたい人に会うために勇気を出すのにもこんなに時間がかかってしまった……」
どこかに行きたいと思っていても行動にうつせなかったし、仲直りする方法も分からなかったあの頃。
そんな自分たちのことを思えば子狐は一人でやってくるだけえらいと美結花は思った。
『なあに?』
子狐は不思議そうな顔をした。
「なんでもないよ」
「なんでもないわ」
二人が笑顔で考えていたことを隠した。
「ほら行きましょう」
「送って行くよ。道を覚えなきゃ。今度は俺たちが会いに行くよ」
『うん』
子狐は嬉しそうな顔をした。
(なぜか二人といると私は泣き虫になる。二人の言う事はよく分からないけど一人前になればわかるでしょうか)
子狐はそう思いながら電車の中で眠ってしまった。
そんな子狐を美結花は優しい目で見つめていたのだった。
「こんなところまで来てくれたのね……」
子狐を真ん中に三人で歩く。
「「ありがとう」」
二人が笑うと子狐は照れたような顔をした。
「お前は偉いね。俺は小さい頃、寂しくても怖くてどうにかしようだなんて思わなかったんだ。だからいっぱいいろんなものに気づけなかったのかもしれないな」
「そうね……。私も小さい頃はどうすればいいのか分からなくてどこかに移行だなんて思えなかった。会いたい人に会うために勇気を出すのにもこんなに時間がかかってしまった……」
どこかに行きたいと思っていても行動にうつせなかったし、仲直りする方法も分からなかったあの頃。
そんな自分たちのことを思えば子狐は一人でやってくるだけえらいと美結花は思った。
『なあに?』
子狐は不思議そうな顔をした。
「なんでもないよ」
「なんでもないわ」
二人が笑顔で考えていたことを隠した。
「ほら行きましょう」
「送って行くよ。道を覚えなきゃ。今度は俺たちが会いに行くよ」
『うん』
子狐は嬉しそうな顔をした。
(なぜか二人といると私は泣き虫になる。二人の言う事はよく分からないけど一人前になればわかるでしょうか)
子狐はそう思いながら電車の中で眠ってしまった。
そんな子狐を美結花は優しい目で見つめていたのだった。
