夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第三話 アサギとアカガネ
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学校で妖に憑りつかれた夏目があちらこちらで小さな動揺を起こしているのを美結花は複雑な心境とともに見守っていた。もちろんフォローは忘れない。
「ねえねえ。今日の夏目君、ちょっと変じゃない? 女の子っぽく見えるってさ」
小枝が美結花に訊いてきた。
「北本たちもちょっとときめいたって言っていたし……」
「き、気のせいじゃない……? 私には普通に見えるよ……?」
顔を引きつらせながら言った。
(やっぱり変に見えるのか……。困ったな……)
「そうだよね。普通だよね」
「うん、私たちの気のせいだったみたい。美結花がそう言うならそうだよ」
小枝たちが納得してくれたみたいなのでほっとした。
(ああ~! もう。世話が焼けるんだから……)
がっくりと肩を落とした。
昼休み、美結花は屋上にいる従兄を見つけた。
「貴志」
「ああ、美結花か……。どうやらアサギという妖が憑りついているみたいだ」
「そう……。やっぱり……」
「気づいていたのかよ」
「まあね。それでその妖は体からでていく方法はしっているの?」
美結花が訊くと、夏目は首を横に振った。
知らないということだ。
「アサギの希望を叶えるしかないな。気持ちが浄化されれば体からはがれていくだろう」
先生がいらいらしながら言った。
「それが一番後遺症がなくて安全でしょうね」
「ニャンコ先生」
「佐貝」
2人は屋上の塀にいる猫2匹をみた。
「まったくまたお前は厄介なことに首突っ込みおって」
「俺のせいかよ」
そこへ傘と共に包帯男が舞い降りる。
『もめてたってしょうがないだろ。さっさと済ませれば早く終わるぞ人の子よ』
「お前が言うな」
「事の元凶のあんたが言うな(怒)」
美結花は思いっきり包帯男をにらみつける。
『おや、そこの少女は妖が視えるようだ』
驚いたように包帯男が美結花を見た。
「ええ、そこにいる貴志の従妹よ。よくも貴志に妖を憑りつかせたわね!」
『そこにいる人の子が適任だってだけだ。お前は高貴なものの加護を得ているからな……』
(高貴なもの……? そんなに強いものの加護を得ているってわけ?)
美結花にその自覚はない。加護があるのもつい最近知ったばかりだ。
『とにかく協力してもらうぞ』
偉そうに包帯男が言った。
「あのガキ喰っちまっていいか?」
「喰ってもいい?」
「「ダメ!!」」
2人は即答でニャンコ先生と佐貝に答えた。
「…だいたいお前…えっと名前なんだ?」
『ふん。人間ごときに名乗る名はない』
「じゃあお前はいまから「メリーさん2号」だ」
『メ、メリー?』
「なんで2号なのよ……」
美結花はぼそりと呟く。
『まあハイカラな名ですね。よかったですね。メリーさん』
『なんでお前まで……』
包帯男が戸惑う。
「ふふ。いいでしょう? 楽しいじゃないですか?」
(貴志──!!)
美結花は心の中で思いっきり叫んだ。
「…キモ!! 気持ち悪いぞ夏目!!」
「寒気がする!!」
ニャンコ先生と佐貝が体を震わす。
『あっ。申し訳ありません。夏目様。ついうっかり……。申し訳ありません……』
「……わかった。わかった、なんだか知らんが協力するから」
「私も協力するから」
とにかくこんな変な事態をとっとと終わりにしなければ!!
「ねえねえ。今日の夏目君、ちょっと変じゃない? 女の子っぽく見えるってさ」
小枝が美結花に訊いてきた。
「北本たちもちょっとときめいたって言っていたし……」
「き、気のせいじゃない……? 私には普通に見えるよ……?」
顔を引きつらせながら言った。
(やっぱり変に見えるのか……。困ったな……)
「そうだよね。普通だよね」
「うん、私たちの気のせいだったみたい。美結花がそう言うならそうだよ」
小枝たちが納得してくれたみたいなのでほっとした。
(ああ~! もう。世話が焼けるんだから……)
がっくりと肩を落とした。
昼休み、美結花は屋上にいる従兄を見つけた。
「貴志」
「ああ、美結花か……。どうやらアサギという妖が憑りついているみたいだ」
「そう……。やっぱり……」
「気づいていたのかよ」
「まあね。それでその妖は体からでていく方法はしっているの?」
美結花が訊くと、夏目は首を横に振った。
知らないということだ。
「アサギの希望を叶えるしかないな。気持ちが浄化されれば体からはがれていくだろう」
先生がいらいらしながら言った。
「それが一番後遺症がなくて安全でしょうね」
「ニャンコ先生」
「佐貝」
2人は屋上の塀にいる猫2匹をみた。
「まったくまたお前は厄介なことに首突っ込みおって」
「俺のせいかよ」
そこへ傘と共に包帯男が舞い降りる。
『もめてたってしょうがないだろ。さっさと済ませれば早く終わるぞ人の子よ』
「お前が言うな」
「事の元凶のあんたが言うな(怒)」
美結花は思いっきり包帯男をにらみつける。
『おや、そこの少女は妖が視えるようだ』
驚いたように包帯男が美結花を見た。
「ええ、そこにいる貴志の従妹よ。よくも貴志に妖を憑りつかせたわね!」
『そこにいる人の子が適任だってだけだ。お前は高貴なものの加護を得ているからな……』
(高貴なもの……? そんなに強いものの加護を得ているってわけ?)
美結花にその自覚はない。加護があるのもつい最近知ったばかりだ。
『とにかく協力してもらうぞ』
偉そうに包帯男が言った。
「あのガキ喰っちまっていいか?」
「喰ってもいい?」
「「ダメ!!」」
2人は即答でニャンコ先生と佐貝に答えた。
「…だいたいお前…えっと名前なんだ?」
『ふん。人間ごときに名乗る名はない』
「じゃあお前はいまから「メリーさん2号」だ」
『メ、メリー?』
「なんで2号なのよ……」
美結花はぼそりと呟く。
『まあハイカラな名ですね。よかったですね。メリーさん』
『なんでお前まで……』
包帯男が戸惑う。
「ふふ。いいでしょう? 楽しいじゃないですか?」
(貴志──!!)
美結花は心の中で思いっきり叫んだ。
「…キモ!! 気持ち悪いぞ夏目!!」
「寒気がする!!」
ニャンコ先生と佐貝が体を震わす。
『あっ。申し訳ありません。夏目様。ついうっかり……。申し訳ありません……』
「……わかった。わかった、なんだか知らんが協力するから」
「私も協力するから」
とにかくこんな変な事態をとっとと終わりにしなければ!!
