夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十八話 鏡に映るものは
夢小説設定
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「待って!」
『私によう?』
その妖は美結花に声をかけられ首を横に傾げた。
どことなく幼い印象を受ける。
そんなに長い年月を過ごしていないのかもしれない。
そんな彼女の首元にはダイヤモンドのペンダントがきらりと光った。
「! それ、誰かから奪わなかった!?」
目ざとくみつけて声をかける。
『奪ったなんて失礼な。遊ぶために借りているだけじゃない……』
妖は悪いと思っていないようだった。
そのペンダントは母親の形見だと言っていた。
そのことで傷つく人がいるとは思わなかったのだろうか。
「それで傷つく人がいるとは思わなかったの?」
『傷つく? なんで? あの子、久しぶりに私が視えたの! 貴方はもっとすごいのね。道具なんかに頼らずに私が視えてる!』
彼女は嬉しそうに笑った。
『だから遊ぶことにしたの。あの子の大事なものを奪って、見つけないとさらに大事なものを奪っちゃうと言えば必死になって探してきたの』
「だからって……!」
悪気のない妖に美結花はきっと彼女を睨んだ。
『どうして睨むの? 私はただ遊びたいだけなのに』
ただ遊びたい。そんな思いで速水の大事なものを奪っているのだ。
「美結花!」
「貴志!」
そこへ夏目がやってきた。
「あの妖が……?」
「うん。話が通じない……」
美結花は困ったように妖をみた。
『あら……。あなた……。面白いものを持っているのね。へえ……噂の夏目なのね……』
興味深げに妖は夏目を見た。
『ならその帳面を貰おうかしら? 私を捕まえられなかったら友人帳は貰うわ』
「友人帳を貰うだって……!?」
夏目の顔が険しくなる。
『あら険しくなった。やっぱり大事なものなのね……。じゃあそうしましょう』
勝手にそう言って妖は去っていった。
「美結花……。どうしよう……」
「本気で友人帳を狙うつもりなのかしら……。あれは妖たちの名前が書いてあるものなのに……」
美結花は困った顔をした。
「このままじゃいけない。絶対に勝つぞ!」
夏目はそう決意をした。
「あの妖は厄介かもね……」
佐貝がぽつりと呟いたのは二人には聞こえなかった。
『私によう?』
その妖は美結花に声をかけられ首を横に傾げた。
どことなく幼い印象を受ける。
そんなに長い年月を過ごしていないのかもしれない。
そんな彼女の首元にはダイヤモンドのペンダントがきらりと光った。
「! それ、誰かから奪わなかった!?」
目ざとくみつけて声をかける。
『奪ったなんて失礼な。遊ぶために借りているだけじゃない……』
妖は悪いと思っていないようだった。
そのペンダントは母親の形見だと言っていた。
そのことで傷つく人がいるとは思わなかったのだろうか。
「それで傷つく人がいるとは思わなかったの?」
『傷つく? なんで? あの子、久しぶりに私が視えたの! 貴方はもっとすごいのね。道具なんかに頼らずに私が視えてる!』
彼女は嬉しそうに笑った。
『だから遊ぶことにしたの。あの子の大事なものを奪って、見つけないとさらに大事なものを奪っちゃうと言えば必死になって探してきたの』
「だからって……!」
悪気のない妖に美結花はきっと彼女を睨んだ。
『どうして睨むの? 私はただ遊びたいだけなのに』
ただ遊びたい。そんな思いで速水の大事なものを奪っているのだ。
「美結花!」
「貴志!」
そこへ夏目がやってきた。
「あの妖が……?」
「うん。話が通じない……」
美結花は困ったように妖をみた。
『あら……。あなた……。面白いものを持っているのね。へえ……噂の夏目なのね……』
興味深げに妖は夏目を見た。
『ならその帳面を貰おうかしら? 私を捕まえられなかったら友人帳は貰うわ』
「友人帳を貰うだって……!?」
夏目の顔が険しくなる。
『あら険しくなった。やっぱり大事なものなのね……。じゃあそうしましょう』
勝手にそう言って妖は去っていった。
「美結花……。どうしよう……」
「本気で友人帳を狙うつもりなのかしら……。あれは妖たちの名前が書いてあるものなのに……」
美結花は困った顔をした。
「このままじゃいけない。絶対に勝つぞ!」
夏目はそう決意をした。
「あの妖は厄介かもね……」
佐貝がぽつりと呟いたのは二人には聞こえなかった。
