夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十八話 鏡に映るものは
夢小説設定
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「美結花の阿呆! この馬鹿!」
家に帰ると佐貝が罵倒してくる。
「いきなり何よ。何か文句あるわけ?」
「軽々しく妖がとったものを探すだなんていうんじゃない。タキの時のようにたちの悪い妖だったらどうするのよ!」
「心配してくれるの?」
「誰が心配するものですか! 私は約束が破られたら困るだけ!」
佐貝はそういうが、美結花を心配しているのは明確だった。
「素直じゃないな……」
「なんか言った?」
じろりと美結花を彼女はみた。
「いや。何も。それで実際どうなの? 速水君があった妖って何が目的なんだろう?」
「さあね、妖にも色々いる。人を苦しめることに喜びを得るタイプ、そこまでとはいかなくとも悪戯したいタイプ、人と関わりたいがために気を引くタイプと様々いる。今回は呪いとか使っていないから苦しめるタイプではないと思う」
「苦しめるタイプ……。透の時の妖ね……。今回は2番目か3番目のタイプなのかな……」
「そこまでは興味ないわ。まるっきり関わらない妖もいるしね。ただ厄介なのは──」
「厄介なのは?」
「──何でもない」
佐貝は途中で言葉を途切らせ、そっぽを向いた。
「……? なんか気になるな……」
「なんでもないったら何でもないのよ」
佐貝はますます意地になってしまう。
「貴志君─! 美結花ちゃん─! ごはんよ─!」
「塔子さんだ。今日は何なんだろう」
塔子が呼ぶ声が聞こえたので立ち上がった。
「おお。塔子の作ったご飯は美味いからね! いそげ! 美結花」
佐貝は階段をさっさと降りてしまう。
「待ってよ。佐貝──!」
慌てて美結花は追いかけていった。
その晩、美結花は夢を見た。
『貴方、私が視えるのね』
肩までの黒髪に青い着物を着た妖は興味深げに誰かを見た。
『面白いわ……』
くすりと笑うと何か大事なものをその妖はとっていった。美結花は大事なものをとられて慌てた。
『綺麗な石……。大事なものなのね? それじゃあ遊びましょう』
そう言って妖は美結花を見た。
どこか彼女は楽しそうだった。
『1か月以内に私を見つけて捕まえて。無事見つけることが返してあげる。見つけられなかったらあなたの大事なものをもう一つ奪う。鬼ごっこよ』
とられた美結花は頷いた。
『それじゃあスタートね』
そう言って妖はくすくす笑って去っていった。
家に帰ると佐貝が罵倒してくる。
「いきなり何よ。何か文句あるわけ?」
「軽々しく妖がとったものを探すだなんていうんじゃない。タキの時のようにたちの悪い妖だったらどうするのよ!」
「心配してくれるの?」
「誰が心配するものですか! 私は約束が破られたら困るだけ!」
佐貝はそういうが、美結花を心配しているのは明確だった。
「素直じゃないな……」
「なんか言った?」
じろりと美結花を彼女はみた。
「いや。何も。それで実際どうなの? 速水君があった妖って何が目的なんだろう?」
「さあね、妖にも色々いる。人を苦しめることに喜びを得るタイプ、そこまでとはいかなくとも悪戯したいタイプ、人と関わりたいがために気を引くタイプと様々いる。今回は呪いとか使っていないから苦しめるタイプではないと思う」
「苦しめるタイプ……。透の時の妖ね……。今回は2番目か3番目のタイプなのかな……」
「そこまでは興味ないわ。まるっきり関わらない妖もいるしね。ただ厄介なのは──」
「厄介なのは?」
「──何でもない」
佐貝は途中で言葉を途切らせ、そっぽを向いた。
「……? なんか気になるな……」
「なんでもないったら何でもないのよ」
佐貝はますます意地になってしまう。
「貴志君─! 美結花ちゃん─! ごはんよ─!」
「塔子さんだ。今日は何なんだろう」
塔子が呼ぶ声が聞こえたので立ち上がった。
「おお。塔子の作ったご飯は美味いからね! いそげ! 美結花」
佐貝は階段をさっさと降りてしまう。
「待ってよ。佐貝──!」
慌てて美結花は追いかけていった。
その晩、美結花は夢を見た。
『貴方、私が視えるのね』
肩までの黒髪に青い着物を着た妖は興味深げに誰かを見た。
『面白いわ……』
くすりと笑うと何か大事なものをその妖はとっていった。美結花は大事なものをとられて慌てた。
『綺麗な石……。大事なものなのね? それじゃあ遊びましょう』
そう言って妖は美結花を見た。
どこか彼女は楽しそうだった。
『1か月以内に私を見つけて捕まえて。無事見つけることが返してあげる。見つけられなかったらあなたの大事なものをもう一つ奪う。鬼ごっこよ』
とられた美結花は頷いた。
『それじゃあスタートね』
そう言って妖はくすくす笑って去っていった。
