夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十八話 鏡に映るものは
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「ねえねえ。3組の速水君の噂知ってる?」
休み時間、唐突に小枝がそんなことを言った。
「速水君?」
美結花は首を傾げた。
彼女は噂には疎いのだ。
「速水君っていつも鏡を持ち歩いている? しかも突然持ち歩き始めた上にびくびくし始めたから何かあったんだろうって3組の子から聞いたけど」
「そうそう。しかもその鏡、変な模様が描いてあるから鏡として使えないよね~って言われているの」
(変な模様が描いてある鏡……?)
美結花は考え込んだ。
「美結花はどう思う? ちょっと変わっているけど意味があるのかなーって思って」
「意味ねえ。どんな意味よ?」
彩が突っ込む。
「う~ん……。ねえ、速水君ってどんな子?」
美結花は興味を持って訊いてみた。
「美結花が興味を持つとは! さては……?」
「何が? 変わった鏡を持っているって言うから気になっただけだよ」
「あ、そうなの……」
あっさりという美結花に小枝はちょっとがっくりした。
「速水君ねえ……。さっき言ったけど話しかけようとするとびくびく震えるのよ。同じ中学の子によると前までそんなことなかったっていうんだけどね……」
彩は教えてくれた。
「あ、あの子が速水君だよ」
小枝が癖のある黒髪の男の子を示した。
彼は鏡を見ていた。
「また鏡を見ている……」
小枝が言った。
その顔が真剣で何かを探しているように見えた。
(変わった子だな……)
そんなことを思った。
休み時間、唐突に小枝がそんなことを言った。
「速水君?」
美結花は首を傾げた。
彼女は噂には疎いのだ。
「速水君っていつも鏡を持ち歩いている? しかも突然持ち歩き始めた上にびくびくし始めたから何かあったんだろうって3組の子から聞いたけど」
「そうそう。しかもその鏡、変な模様が描いてあるから鏡として使えないよね~って言われているの」
(変な模様が描いてある鏡……?)
美結花は考え込んだ。
「美結花はどう思う? ちょっと変わっているけど意味があるのかなーって思って」
「意味ねえ。どんな意味よ?」
彩が突っ込む。
「う~ん……。ねえ、速水君ってどんな子?」
美結花は興味を持って訊いてみた。
「美結花が興味を持つとは! さては……?」
「何が? 変わった鏡を持っているって言うから気になっただけだよ」
「あ、そうなの……」
あっさりという美結花に小枝はちょっとがっくりした。
「速水君ねえ……。さっき言ったけど話しかけようとするとびくびく震えるのよ。同じ中学の子によると前までそんなことなかったっていうんだけどね……」
彩は教えてくれた。
「あ、あの子が速水君だよ」
小枝が癖のある黒髪の男の子を示した。
彼は鏡を見ていた。
「また鏡を見ている……」
小枝が言った。
その顔が真剣で何かを探しているように見えた。
(変わった子だな……)
そんなことを思った。
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