夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十六話 祖母が守った家
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「し、滋さん!」
「き、聞きたいことがあるんです!」
女の人がレイコさんかどうかだけでも知りたいと二人は滋の書斎を訪れた。
「昨日言っていた女の人ってどんな人だったんですか?」
「名前は憶えていないですか……?」
「ん? ああ。小さい頃のことだからね。顔も名前もよく覚えていないんだ」
「そうですか……」
「そうなんですね……」
ちょっとがっかりしたようなほっとしたような気がした。
「…でも珍しいな。君たちが…こう言う話に興味を持つなんて」
「──そうですか?」
「──そうですかね?」
首をかしげる。
「君たちは滅多に私たちのことについて訊かないからね」
そのことにはっとする。
「遠慮しているのかな。預かってもらっている身で人様の家のことに踏み込んではならない、と」
「そんなことは……」
「そんなこと……」
言いながらも目をそらした。
心のどこかでそう思っているのも事実だからだ。
「踏み込んでいいんだよ。ここはもう君たちの家なんだから」
俯いていた顔を起こした。
「…うろ覚えでたいして面白い話じゃないけれどきくかい?」
「──はい」
「──お願いします」
二人は頷いた。
レイコさんかどうかを訊きたくて来たのだ。きかないという選択肢はなかった。
「私が小さい頃、ここの近所に綺麗な女の人が住んでいたんだ」
滋の話が始まった。
「き、聞きたいことがあるんです!」
女の人がレイコさんかどうかだけでも知りたいと二人は滋の書斎を訪れた。
「昨日言っていた女の人ってどんな人だったんですか?」
「名前は憶えていないですか……?」
「ん? ああ。小さい頃のことだからね。顔も名前もよく覚えていないんだ」
「そうですか……」
「そうなんですね……」
ちょっとがっかりしたようなほっとしたような気がした。
「…でも珍しいな。君たちが…こう言う話に興味を持つなんて」
「──そうですか?」
「──そうですかね?」
首をかしげる。
「君たちは滅多に私たちのことについて訊かないからね」
そのことにはっとする。
「遠慮しているのかな。預かってもらっている身で人様の家のことに踏み込んではならない、と」
「そんなことは……」
「そんなこと……」
言いながらも目をそらした。
心のどこかでそう思っているのも事実だからだ。
「踏み込んでいいんだよ。ここはもう君たちの家なんだから」
俯いていた顔を起こした。
「…うろ覚えでたいして面白い話じゃないけれどきくかい?」
「──はい」
「──お願いします」
二人は頷いた。
レイコさんかどうかを訊きたくて来たのだ。きかないという選択肢はなかった。
「私が小さい頃、ここの近所に綺麗な女の人が住んでいたんだ」
滋の話が始まった。
