夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十六話 祖母が守った家
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朝の藤原家
「きゃ~~!」
部屋で布団を片付けていると塔子の悲鳴が聞こえたので美結花は慌てて塔子の元に駆けつけた。
「ど、どうしました塔子さん!?」
「何かあったんですか!?」
「あっ。貴志君、美結花ちゃん。大声出しちゃったけどたいしたことじゃないの。ごめんなさい。ほら花壇の花がすぽすぽ抜かれちゃってて…。野犬でも迷い込んできたのかしら……」
「そんなひどい……。綺麗な花が倒れている……。」
美結花は花壇にしゃがみこんで被害を見た。見事に踏み荒らされていた。
「ひどいな。踏み荒らされている……。ん?」
夏目も同じく花壇を見たが、あるものを見つけてしまった。猫のような足跡が花壇にあるのを。
「お前か! ニャンコ先生! ニャンコな足跡だぞ! お花を荒らすなんて」
夏目はニャンコ先生をつかんでいった。
「阿呆! 私はお花を華麗に避けとるだろ。よく見ろ」
「じゃあ佐貝? 貴方ね! ひどいじゃない!」
今度は美結花が佐貝をつかんだ。
「私じゃないわよ! 私も避けているわよ! よく見なさいよ!」
佐貝も抗議する。
「足跡ならもう一つあるぞ」
「別の足跡があるじゃない!」
二匹は花壇をよく見るように言った。
「六本指……」
人の足跡ではなかった。それに昨日の門で見た足跡だった。
「斧を投げてきた妖がついてきたのかもしれんな。人間に痕跡を見せたがる妖は強力だ。この手のやつは悪戯がエスカレートしてとんでもないことになるぞ」
「気を付けた方が良いわね」
佐貝が忠告する。
「悪戯か……。友人帳狙いだろうか……」
夏目が呟く。
「分からない。だけど塔子さんと滋さんを巻き込むやり方はどうかと思う……」
「ああ……。用があるのなら俺だけに仕掛ければいいものを……」
「貴志。俺だけじゃなくて私たちよ。一人で抱え込まないで」
「ああ。ありがとう、美結花」
夏目は少しほほ笑んだが厳しい顔に戻ってしまった。
(あの妖が塔子さんと滋さんに何もしないでくれれば一番いいんだけど……)
そう願う美結花の顔も険しい顔になっていた。
「きゃ~~!」
部屋で布団を片付けていると塔子の悲鳴が聞こえたので美結花は慌てて塔子の元に駆けつけた。
「ど、どうしました塔子さん!?」
「何かあったんですか!?」
「あっ。貴志君、美結花ちゃん。大声出しちゃったけどたいしたことじゃないの。ごめんなさい。ほら花壇の花がすぽすぽ抜かれちゃってて…。野犬でも迷い込んできたのかしら……」
「そんなひどい……。綺麗な花が倒れている……。」
美結花は花壇にしゃがみこんで被害を見た。見事に踏み荒らされていた。
「ひどいな。踏み荒らされている……。ん?」
夏目も同じく花壇を見たが、あるものを見つけてしまった。猫のような足跡が花壇にあるのを。
「お前か! ニャンコ先生! ニャンコな足跡だぞ! お花を荒らすなんて」
夏目はニャンコ先生をつかんでいった。
「阿呆! 私はお花を華麗に避けとるだろ。よく見ろ」
「じゃあ佐貝? 貴方ね! ひどいじゃない!」
今度は美結花が佐貝をつかんだ。
「私じゃないわよ! 私も避けているわよ! よく見なさいよ!」
佐貝も抗議する。
「足跡ならもう一つあるぞ」
「別の足跡があるじゃない!」
二匹は花壇をよく見るように言った。
「六本指……」
人の足跡ではなかった。それに昨日の門で見た足跡だった。
「斧を投げてきた妖がついてきたのかもしれんな。人間に痕跡を見せたがる妖は強力だ。この手のやつは悪戯がエスカレートしてとんでもないことになるぞ」
「気を付けた方が良いわね」
佐貝が忠告する。
「悪戯か……。友人帳狙いだろうか……」
夏目が呟く。
「分からない。だけど塔子さんと滋さんを巻き込むやり方はどうかと思う……」
「ああ……。用があるのなら俺だけに仕掛ければいいものを……」
「貴志。俺だけじゃなくて私たちよ。一人で抱え込まないで」
「ああ。ありがとう、美結花」
夏目は少しほほ笑んだが厳しい顔に戻ってしまった。
(あの妖が塔子さんと滋さんに何もしないでくれれば一番いいんだけど……)
そう願う美結花の顔も険しい顔になっていた。
