夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十五話 陣を描く少女
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こうして妖を封印することができ、身体の文字も消えた。
疲れた美結花は一日だけ学校を休んだが、すぐに復活することができた。
しかし妖の毒気に当てられた夏目はもう何日か休むことになった。
そして休んでいる間にまた妖が視えるようになったようだった。
「おはよう、夏目君、美結花ちゃん」
多軌が挨拶をしてくる。
「タキ」
「透」
「美結花ちゃんにも聞いたけれど、身体は大丈夫?」
「ああ。そっちもよかった。俺一人じゃできないところだったよ」
「私も透がいてくれてよかった」
美結花はほほ笑んだ。
「──本当に。本当にありがとう」
多軌は心からお礼を言った。
「私なんか役に立たないかもしれないけど、困ったときはいつでも言って。力になりたいの」
「私なんかって言わないでよ。十分役に立ってくれたよ」
「でも夏目君と美結花ちゃんがいなければ危ないところだったわ」
多軌はそんなことを言った。
「タキは…友人帳を宝物だって言ってくれた。それだけで十分だ。─祖母の思い出をよく言ってくれた人は初めてだったんだ。すごくうれしかった。ありがとう、タキ。「夏目」でいいよ」
夏目は今までにないくらい笑顔だった。嘘くさい笑みではなくて本物の笑顔だった。
「おはよう、夏目」
ちょびひげがにゅっと顔を出す。
「うわ! ちょび!」
「いたのね! ちょび!」
二人は驚く。
「え……」
多軌が驚く。
「いるの!?ちょびひげさん!」
「ああ……。まあ」
「ええ、そんなところ……」
そんなことを言いながら学校へと向かう。
人より雑音が多いけれどもそんな日々も得難いものなのだと美結花は思った。
疲れた美結花は一日だけ学校を休んだが、すぐに復活することができた。
しかし妖の毒気に当てられた夏目はもう何日か休むことになった。
そして休んでいる間にまた妖が視えるようになったようだった。
「おはよう、夏目君、美結花ちゃん」
多軌が挨拶をしてくる。
「タキ」
「透」
「美結花ちゃんにも聞いたけれど、身体は大丈夫?」
「ああ。そっちもよかった。俺一人じゃできないところだったよ」
「私も透がいてくれてよかった」
美結花はほほ笑んだ。
「──本当に。本当にありがとう」
多軌は心からお礼を言った。
「私なんか役に立たないかもしれないけど、困ったときはいつでも言って。力になりたいの」
「私なんかって言わないでよ。十分役に立ってくれたよ」
「でも夏目君と美結花ちゃんがいなければ危ないところだったわ」
多軌はそんなことを言った。
「タキは…友人帳を宝物だって言ってくれた。それだけで十分だ。─祖母の思い出をよく言ってくれた人は初めてだったんだ。すごくうれしかった。ありがとう、タキ。「夏目」でいいよ」
夏目は今までにないくらい笑顔だった。嘘くさい笑みではなくて本物の笑顔だった。
「おはよう、夏目」
ちょびひげがにゅっと顔を出す。
「うわ! ちょび!」
「いたのね! ちょび!」
二人は驚く。
「え……」
多軌が驚く。
「いるの!?ちょびひげさん!」
「ああ……。まあ」
「ええ、そんなところ……」
そんなことを言いながら学校へと向かう。
人より雑音が多いけれどもそんな日々も得難いものなのだと美結花は思った。
