夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十五話 陣を描く少女
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「おはよう、タキ」
「おはよう、透」
「おはよう、美結花ちゃん、夏目君」
多軌が挨拶してくる。なぜか目元が帽子で隠れていた。
「目は大丈夫?」
そして夏目に訊いてきた。
夏目は多軌の帽子を上げてこういった。
「タキ、悪い。まだ治っていないんだ。お前も顔色が悪いな。寝ていないのか」
「本当だ。ひどいくま。大丈夫?」
多軌の目はくまがあって寝ていないことは明らかだった。
「…まさか徹夜で陣を描き歩いていたんじゃないだろうな」
「……」
夏目の言葉が図星だったのか答えない。
「巻き込んだと思っているのかもしれないけど責任を感じる必要はないのよ。だかラ無理しないで」
「……」
それにも答えない。
よほど責任を感じているらしい。
(こういう時なんて言えばいいんだろう……)
あまり人と付き合ってこなかったからこういう時にかけるべき言葉が出てこない。
(普通の子だったらかけるべき言葉も知っているのかな……)
普通の子のように遊びに行けるのも初めてだったので悩んでしまう。
「安心しろ。この私が特別に手伝ってやることにしたのだからな」
「私も仕方ないから手伝ってあげる。だから安心しなさい」
「ニャ…さ…」
多軌は何かを耐えるような顔をして佐貝とニャンコ先生を見つめた。
手がむずむずと動いているので先生と佐貝を抱きしめたいのだと分かる。
ただ現状を思うと抱きしめられないと思っているだけだ。
一方見つめられた先生たちはガンを付けられたと思って睨み返した。
はたから見ればにらみあっているように見えるが、夏目と美結花には違うように見えた。
(なんか仲良くなっているな……)
美結花は微笑まし気に一人と二匹のにらみ合いを見ていた。
「おはよう、透」
「おはよう、美結花ちゃん、夏目君」
多軌が挨拶してくる。なぜか目元が帽子で隠れていた。
「目は大丈夫?」
そして夏目に訊いてきた。
夏目は多軌の帽子を上げてこういった。
「タキ、悪い。まだ治っていないんだ。お前も顔色が悪いな。寝ていないのか」
「本当だ。ひどいくま。大丈夫?」
多軌の目はくまがあって寝ていないことは明らかだった。
「…まさか徹夜で陣を描き歩いていたんじゃないだろうな」
「……」
夏目の言葉が図星だったのか答えない。
「巻き込んだと思っているのかもしれないけど責任を感じる必要はないのよ。だかラ無理しないで」
「……」
それにも答えない。
よほど責任を感じているらしい。
(こういう時なんて言えばいいんだろう……)
あまり人と付き合ってこなかったからこういう時にかけるべき言葉が出てこない。
(普通の子だったらかけるべき言葉も知っているのかな……)
普通の子のように遊びに行けるのも初めてだったので悩んでしまう。
「安心しろ。この私が特別に手伝ってやることにしたのだからな」
「私も仕方ないから手伝ってあげる。だから安心しなさい」
「ニャ…さ…」
多軌は何かを耐えるような顔をして佐貝とニャンコ先生を見つめた。
手がむずむずと動いているので先生と佐貝を抱きしめたいのだと分かる。
ただ現状を思うと抱きしめられないと思っているだけだ。
一方見つめられた先生たちはガンを付けられたと思って睨み返した。
はたから見ればにらみあっているように見えるが、夏目と美結花には違うように見えた。
(なんか仲良くなっているな……)
美結花は微笑まし気に一人と二匹のにらみ合いを見ていた。
