夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十五話 陣を描く少女
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先生を追いかけた二人は夏目が行方不明と言う事をニャンコ先生から聞いた。
「貴志──! 貴志どこ~!」
大声で名前を呼ぶが反応はない。
「くそう。あいつどこへ……」
悔しそうにニャンコ先生が言った時だった。
夏目が飛び出してきてニャンコ先生につまずいた。
二人は転んでしまう。
「ぎゃあああ!」
「わ─! 二人とも─!」
多軌と美結花は声を上げてしまう。
「──よかった。そっちは無事だったんだな」
落ち着いた夏目がほっとしたように言った。なぜか首に縄を巻いている。
「心配したのよ」
「どこに行っていたんだ阿呆」
美結花とニャンコ先生が声をかける。
「どこってこの奥の洞窟のようなところに……。タキ、例の妖に会ったよ」
「え!?」
美結花は驚いた。いつの間に……。
ただその言葉を聞いた多軌はそうはいかなかったようだ。真っ青になり、謝ろうとした。
「大丈夫だ。巻き込んだとか今は悩むな。俺も時々そう言うのに悩むけれど俺たち相手には悩まなくていい」
「そうよ。私たち相手には悩まないで。それに勝つことだけに集中してほしい」
美結花たちの言葉にはっとした顔を多軌はした。
「はあ……」
夏目は目をこすった。
「どうしたの? 貴志」
「どうした夏目?」
「目に何かあるの? 夏目」
「…視界がぼやけて見えないんだ」
夏目は目をこすった。
「え!?」
美結花は驚いた。
『瞳の色が少し陰っているようであります』
「むむ~~」
「う~む……」
ニャンコ先生と佐貝がうなる。
「ん? ちょび髭の声がする。…どこかにいるのか? 先生、美結花」
その言葉に美結花たちは驚いた。
ちょび髭はニャンコ先生の隣にいたからだ。
「何!? 目の前に…私の隣にいるぞ」
「さっきからずっといたんだけど!?」
「ん!? ──」
夏目は目を凝らした。
「まずい。視えない……」
「「「「『え!?』」」」」
「まずい。あの妖に眼球を舐められたせいだ」
しまったという声で夏目が目をこする。
「「「「え──!?」」」」
再び声を上げてしまう。
夏目が妖を視えなくなってしまった。それはすなわちあの妖を探す難易度が上がってしまったことを指す。
ちょびが毒気のせいで視力が弱っているみたいなことを言っていたが、それどころではなかった。
「そんな…。こんな時に……」
落ち込む夏目。
巻き込んでしまったことを落ち込む多軌。
「阿呆─!役立たずが二倍になってしまったではないか!」
怒るニャンコ先生
「もうこれ困難になってきたわよね」
ため息をつく佐貝。
「あの妖め……」
多軌を呪い、夏目の視力を弱らせた妖に怒りを向ける美結花。
その場はカオスになっていた。
「貴志──! 貴志どこ~!」
大声で名前を呼ぶが反応はない。
「くそう。あいつどこへ……」
悔しそうにニャンコ先生が言った時だった。
夏目が飛び出してきてニャンコ先生につまずいた。
二人は転んでしまう。
「ぎゃあああ!」
「わ─! 二人とも─!」
多軌と美結花は声を上げてしまう。
「──よかった。そっちは無事だったんだな」
落ち着いた夏目がほっとしたように言った。なぜか首に縄を巻いている。
「心配したのよ」
「どこに行っていたんだ阿呆」
美結花とニャンコ先生が声をかける。
「どこってこの奥の洞窟のようなところに……。タキ、例の妖に会ったよ」
「え!?」
美結花は驚いた。いつの間に……。
ただその言葉を聞いた多軌はそうはいかなかったようだ。真っ青になり、謝ろうとした。
「大丈夫だ。巻き込んだとか今は悩むな。俺も時々そう言うのに悩むけれど俺たち相手には悩まなくていい」
「そうよ。私たち相手には悩まないで。それに勝つことだけに集中してほしい」
美結花たちの言葉にはっとした顔を多軌はした。
「はあ……」
夏目は目をこすった。
「どうしたの? 貴志」
「どうした夏目?」
「目に何かあるの? 夏目」
「…視界がぼやけて見えないんだ」
夏目は目をこすった。
「え!?」
美結花は驚いた。
『瞳の色が少し陰っているようであります』
「むむ~~」
「う~む……」
ニャンコ先生と佐貝がうなる。
「ん? ちょび髭の声がする。…どこかにいるのか? 先生、美結花」
その言葉に美結花たちは驚いた。
ちょび髭はニャンコ先生の隣にいたからだ。
「何!? 目の前に…私の隣にいるぞ」
「さっきからずっといたんだけど!?」
「ん!? ──」
夏目は目を凝らした。
「まずい。視えない……」
「「「「『え!?』」」」」
「まずい。あの妖に眼球を舐められたせいだ」
しまったという声で夏目が目をこする。
「「「「え──!?」」」」
再び声を上げてしまう。
夏目が妖を視えなくなってしまった。それはすなわちあの妖を探す難易度が上がってしまったことを指す。
ちょびが毒気のせいで視力が弱っているみたいなことを言っていたが、それどころではなかった。
「そんな…。こんな時に……」
落ち込む夏目。
巻き込んでしまったことを落ち込む多軌。
「阿呆─!役立たずが二倍になってしまったではないか!」
怒るニャンコ先生
「もうこれ困難になってきたわよね」
ため息をつく佐貝。
「あの妖め……」
多軌を呪い、夏目の視力を弱らせた妖に怒りを向ける美結花。
その場はカオスになっていた。
