夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十四話 人魚の思い
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あれから不安を抱えながらも眠りに美結花はついた。
何事もなかったと思ったのは美結花だけで夜中にさっきの妖が急襲してきたらしい。
「え!? 人魚!?」
「ああ。人魚だった」
夏目が頷く。
「人魚とはまた珍しいものを……」
佐貝が呟く。
人魚は妖の中でも珍しいからだった。
「やっぱり友人帳狙いだったのね……。しかし千津さんが人魚にあったことがあるとは……」
その人と夏目の雰囲気が似ているため、驚いたという。
「しかし血か……。確かに血肉を食べることで不老不死になるという話は聞くわね。もし血をやったのだとしたら馬鹿なことをしたものだ」
佐貝は深くため息をついた。
「でも先生はちゃんと用心棒をしているんじゃない。見直した」
「見直したは余計だ。私はいつでも用心棒だぞ!」
先生がぷんすか怒る。
「ふふっ」
おかしくて笑ってしまう。
「お~い! 夏目~! 夏目さん!」
「夏目君! 美結花~!」
北本と彩の呼ぶ声が聞こえる。
「いまいく~!」
美結花は夏目と共に友人たちの元へと向かった。
そして荷物を全部詰めて宿をチェックアウトする。
「おせわになりました」
「楽しかったわ。ありがとう」
千津はにこやかに手を振って見送ってくれた。
帰るために友人たちと途中で別れて、二人だけになって歩く。
『友人帳置いてけ小僧──!』
そこへ何者かが現れて友人帳のことを叫んだ。
「うわあ!」
「ぎゃあ!」
二人は悲鳴を上げてパンチをしてしまう。
妖力が強い二人の拳骨を受けてその妖はばったりと倒れてしまう。
「「あ」」
まずいと思った二人は慌てて妖──人魚に駆け寄った。
何事もなかったと思ったのは美結花だけで夜中にさっきの妖が急襲してきたらしい。
「え!? 人魚!?」
「ああ。人魚だった」
夏目が頷く。
「人魚とはまた珍しいものを……」
佐貝が呟く。
人魚は妖の中でも珍しいからだった。
「やっぱり友人帳狙いだったのね……。しかし千津さんが人魚にあったことがあるとは……」
その人と夏目の雰囲気が似ているため、驚いたという。
「しかし血か……。確かに血肉を食べることで不老不死になるという話は聞くわね。もし血をやったのだとしたら馬鹿なことをしたものだ」
佐貝は深くため息をついた。
「でも先生はちゃんと用心棒をしているんじゃない。見直した」
「見直したは余計だ。私はいつでも用心棒だぞ!」
先生がぷんすか怒る。
「ふふっ」
おかしくて笑ってしまう。
「お~い! 夏目~! 夏目さん!」
「夏目君! 美結花~!」
北本と彩の呼ぶ声が聞こえる。
「いまいく~!」
美結花は夏目と共に友人たちの元へと向かった。
そして荷物を全部詰めて宿をチェックアウトする。
「おせわになりました」
「楽しかったわ。ありがとう」
千津はにこやかに手を振って見送ってくれた。
帰るために友人たちと途中で別れて、二人だけになって歩く。
『友人帳置いてけ小僧──!』
そこへ何者かが現れて友人帳のことを叫んだ。
「うわあ!」
「ぎゃあ!」
二人は悲鳴を上げてパンチをしてしまう。
妖力が強い二人の拳骨を受けてその妖はばったりと倒れてしまう。
「「あ」」
まずいと思った二人は慌てて妖──人魚に駆け寄った。
