夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十三話 子狐との出会い
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「もう! いきなりいなくなるからびっくりしたよ~!」
「黙っていなくなったから気分を害したのかと思ったよ!」
小枝と彩は心配してくれたようだ。
「ごめん、ごめん。ちょっと散歩したくなって」
「…今度からちゃんと言って出ていってね」
「軽口叩きあっていても美結花のことは心にちゃんと置いてあるんだからね」
彩までそんなことを言った。
「二人ともごめん。今度は言って出ていくよ」
美結花はほほ笑んだ。
「絶対よ」
小枝が言った時だった。
ボトッ
きのこが上から降ってきた。
「「「わあああ~!」」」
「わ─! きのこが降ってきた!」
「なんできのこ!?」
美結花だけじゃなく、少し離れた場所で夏目と話をしていた北本や西村も驚く。
いきなりきのこが降ってきたから驚いたのだ。
「どこから降ってきたの!?」
「なんできのこが降ってくるの!?」
全員で驚きながらきのこを集めた。
その様子をこっそりと子狐は見ていた。
そして美結花たちが歩き出すと後を追いかけた。
「あれ? これって夏目の家の猫じゃないか? こんなところまでついてきたのか」
「美結花の家の猫もいる」
合宿所に入る前に西村と小枝がニャンコ先生と佐貝を見つける。
「ああ、すまん。ナイショな……」
「勝手についてきちゃって。恥ずかしいからナイショね……」
二人はそう頼み込んだ。
「了解っと。あ、そうだ。野球しねえか?」
「野球?」
夏目はきょとんとした顔で西村を見た。
「何人かとやるって約束してたんだけど。どうだ?」
「分かった。やってみるよ」
夏目は頷いた。
「暑いのに男子は元気ねえ~」
小枝が呟く。
「なんだよ。悪いかよ」
西村が言った。
「別に。悪いことじゃないわ。私たち、応援しているわね」
「おう、俺の華麗なる働きを期待しとけ、南沢」
「半分期待しとく~。調子乗られても困るし」
「なんだよ~」
西村が膨れる。
そう言うところがらしいと彩はくすくす笑った。
こうして美結花は野球をする男子を観戦することになった。
観戦はとても楽しく、途中、夏目の頭にボールが当たったのもご愛敬だと思った。
その様子も子狐は観ていた。
そのあとの勉強合宿で夏目が眠ってしまい、先生が投げたチョークの流れ弾がクラス委員の辻にあたってしまい、後で文句を言われたところも子狐は見ていた。
(ナツメとミユカの笑顔は嘘っぽい……)
こっそり見ていた子狐はそんなことを思った。
狐が化けているのではないかと。そうだったら森のことなんでも教えてあげられるのにと思った。
「黙っていなくなったから気分を害したのかと思ったよ!」
小枝と彩は心配してくれたようだ。
「ごめん、ごめん。ちょっと散歩したくなって」
「…今度からちゃんと言って出ていってね」
「軽口叩きあっていても美結花のことは心にちゃんと置いてあるんだからね」
彩までそんなことを言った。
「二人ともごめん。今度は言って出ていくよ」
美結花はほほ笑んだ。
「絶対よ」
小枝が言った時だった。
ボトッ
きのこが上から降ってきた。
「「「わあああ~!」」」
「わ─! きのこが降ってきた!」
「なんできのこ!?」
美結花だけじゃなく、少し離れた場所で夏目と話をしていた北本や西村も驚く。
いきなりきのこが降ってきたから驚いたのだ。
「どこから降ってきたの!?」
「なんできのこが降ってくるの!?」
全員で驚きながらきのこを集めた。
その様子をこっそりと子狐は見ていた。
そして美結花たちが歩き出すと後を追いかけた。
「あれ? これって夏目の家の猫じゃないか? こんなところまでついてきたのか」
「美結花の家の猫もいる」
合宿所に入る前に西村と小枝がニャンコ先生と佐貝を見つける。
「ああ、すまん。ナイショな……」
「勝手についてきちゃって。恥ずかしいからナイショね……」
二人はそう頼み込んだ。
「了解っと。あ、そうだ。野球しねえか?」
「野球?」
夏目はきょとんとした顔で西村を見た。
「何人かとやるって約束してたんだけど。どうだ?」
「分かった。やってみるよ」
夏目は頷いた。
「暑いのに男子は元気ねえ~」
小枝が呟く。
「なんだよ。悪いかよ」
西村が言った。
「別に。悪いことじゃないわ。私たち、応援しているわね」
「おう、俺の華麗なる働きを期待しとけ、南沢」
「半分期待しとく~。調子乗られても困るし」
「なんだよ~」
西村が膨れる。
そう言うところがらしいと彩はくすくす笑った。
こうして美結花は野球をする男子を観戦することになった。
観戦はとても楽しく、途中、夏目の頭にボールが当たったのもご愛敬だと思った。
その様子も子狐は観ていた。
そのあとの勉強合宿で夏目が眠ってしまい、先生が投げたチョークの流れ弾がクラス委員の辻にあたってしまい、後で文句を言われたところも子狐は見ていた。
(ナツメとミユカの笑顔は嘘っぽい……)
こっそり見ていた子狐はそんなことを思った。
狐が化けているのではないかと。そうだったら森のことなんでも教えてあげられるのにと思った。
