夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十二話 もう一人の祓い人
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大きな黒い影を翠玲と玲雲はうまく追い詰めていた。
『ぐううう……。許さぬ……』
黒い砂のような妖は恨み言を吐く。
強い恨みに美結花はぞっとした。
その妖はじりじりとこちらへと近づいてくる。
「いいぞ……。そのまま追い詰めてやれ」
その言葉に翠玲と玲雲はうまく攻撃をして追い詰めていく。
しかし陣まであと少しというところで立ち止まる。
砂のような妖は美結花、夏目、水崎の三人を見る。
(あ、狙われる)
そう思った次の瞬間、黒い砂のような妖が襲い掛かってきた。
「しまった!」
水崎が焦った顔をする。
(やられる!)
美結花は迫ってくる妖を見ていた。
「美結花!」
水崎がかばう。
『主様!』
焦った楓の声がする。
『はっ!』
妖に薙刀で攻撃する。
『美結花を離しなさい!』
佐貝が真の姿になって白い光を出す。
2匹分の攻撃を受けて妖はひるむが、この間のように逃げてはいかない。
よほど美結花を狙っているらしい。
「美結花!」
夏目の声が聞こえる。
(このままだと封印ができない。なら……)
美結花はかばわれた水崎の腕の中から抜け出す。
「美結花! 何を!?」
水崎が訊くが、無視する。
「こっちよ!」
声を上げると妖がこっちを見るのを感じた。
「こっちに来なさい」
じりじりと妖がこちらに近づいてくる。
(あと少し……)
陣まで少しだ。
妖が勢いをつけて追ってくるのを感じると陣まであと少しというところで右にそれた。
妖は勢い余って陣にはまってしまった。
「今です!」
美結花は叫んだ。
「影より生まれし人ならぬもの。影なる手が邪悪なるものをとらえよ。水と影と共に汝を封印せん……」
この言葉と共に陣が発動する。
『ぎゃああああ!』
壺の中からの手が伸びて妖をとらえる。
「今!」
封印されると水崎と夏目は慌てて封印した。
「「「ふう……」」」
三人はため息をついた。
(よ、よかった……)
美結花は封印を見届けた後、気絶した。
『ぐううう……。許さぬ……』
黒い砂のような妖は恨み言を吐く。
強い恨みに美結花はぞっとした。
その妖はじりじりとこちらへと近づいてくる。
「いいぞ……。そのまま追い詰めてやれ」
その言葉に翠玲と玲雲はうまく攻撃をして追い詰めていく。
しかし陣まであと少しというところで立ち止まる。
砂のような妖は美結花、夏目、水崎の三人を見る。
(あ、狙われる)
そう思った次の瞬間、黒い砂のような妖が襲い掛かってきた。
「しまった!」
水崎が焦った顔をする。
(やられる!)
美結花は迫ってくる妖を見ていた。
「美結花!」
水崎がかばう。
『主様!』
焦った楓の声がする。
『はっ!』
妖に薙刀で攻撃する。
『美結花を離しなさい!』
佐貝が真の姿になって白い光を出す。
2匹分の攻撃を受けて妖はひるむが、この間のように逃げてはいかない。
よほど美結花を狙っているらしい。
「美結花!」
夏目の声が聞こえる。
(このままだと封印ができない。なら……)
美結花はかばわれた水崎の腕の中から抜け出す。
「美結花! 何を!?」
水崎が訊くが、無視する。
「こっちよ!」
声を上げると妖がこっちを見るのを感じた。
「こっちに来なさい」
じりじりと妖がこちらに近づいてくる。
(あと少し……)
陣まで少しだ。
妖が勢いをつけて追ってくるのを感じると陣まであと少しというところで右にそれた。
妖は勢い余って陣にはまってしまった。
「今です!」
美結花は叫んだ。
「影より生まれし人ならぬもの。影なる手が邪悪なるものをとらえよ。水と影と共に汝を封印せん……」
この言葉と共に陣が発動する。
『ぎゃああああ!』
壺の中からの手が伸びて妖をとらえる。
「今!」
封印されると水崎と夏目は慌てて封印した。
「「「ふう……」」」
三人はため息をついた。
(よ、よかった……)
美結花は封印を見届けた後、気絶した。
