夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十二話 もう一人の祓い人
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美結花たちは公園へとやってきていた。
珍しいことにほとんど人がいなかった。
「翠玲、玲雲」
何かの名前を呟くと二匹の式が現れた。
黒髪ウェーブの妖が翠玲、背中までの茶色の髪のセミロングが玲雲というらしい。
「ふん。こいつらが式というわけね? 名取の小僧と同じく女妖ばかりじゃない」
小馬鹿にするように佐貝が言った。
『貴様──! 主様を馬鹿にするのは許さんぞ!』
玲雲が突っかかってくる。
「本当のことを言って何が悪いのよ!」
二匹はそのまま殴り合いを始めた。
「やれやれ。玲雲。今は時間がない。あの妖がこの辺りに来ていないか翠玲と確認してきてくれ」
『わかりました主様』
佐貝を睨むと玲雲は翠玲と共に消えた。
「無視すればよかったんだけどね。悪かったね」
「いえ、こちらも佐貝が先にあおったのですみません」
美結花も謝った。
「それで水崎さんは私たちに何かさせたいことでもあるんですか?」
「勘がいいね」
水崎は感心した。
「名取さんで慣れているので……」
夏目がぼそぼそといった。
温泉旅行と称した妖退治のことを覚えているらしい。また知り合ったばかりの水崎は名取ほど信頼していないと言う事もある。
「ふう~。もう少し雑談したかったんだけどね。まあせかされているようだし、本題に入ろう。黒い砂のような妖を最近見なかったかい?」
「「いいえ」」
夏目と美結花は首を横に振った。
「見てないですし、聞いたこともないです」
「美結花に同じです」
犬の会のメンバーからそう言った話も聞いていない。
「そうか……。最近この辺りを荒らしまわっているようだから聞いたことあるかと思ったんだけどな……」
そう言った水崎の顔を蛙型のあざが這い上がった。
(蛙型のあざ……。名取さんと似ている……)
思わずそこに目がいってしまう。
「ああ、視えるんだね? さすがだ」
視線に気づいたのか水崎はそう言った。
「いつの間にかできていたんだよ。気持ち悪くてね……。早く無くなればいいのにってそんなことばかりを考えていた」
そう言う水崎の声には憎しみが込められていた。
そんな憎しみが込められた声を聞いたことない美結花はぞっとした。
珍しいことにほとんど人がいなかった。
「翠玲、玲雲」
何かの名前を呟くと二匹の式が現れた。
黒髪ウェーブの妖が翠玲、背中までの茶色の髪のセミロングが玲雲というらしい。
「ふん。こいつらが式というわけね? 名取の小僧と同じく女妖ばかりじゃない」
小馬鹿にするように佐貝が言った。
『貴様──! 主様を馬鹿にするのは許さんぞ!』
玲雲が突っかかってくる。
「本当のことを言って何が悪いのよ!」
二匹はそのまま殴り合いを始めた。
「やれやれ。玲雲。今は時間がない。あの妖がこの辺りに来ていないか翠玲と確認してきてくれ」
『わかりました主様』
佐貝を睨むと玲雲は翠玲と共に消えた。
「無視すればよかったんだけどね。悪かったね」
「いえ、こちらも佐貝が先にあおったのですみません」
美結花も謝った。
「それで水崎さんは私たちに何かさせたいことでもあるんですか?」
「勘がいいね」
水崎は感心した。
「名取さんで慣れているので……」
夏目がぼそぼそといった。
温泉旅行と称した妖退治のことを覚えているらしい。また知り合ったばかりの水崎は名取ほど信頼していないと言う事もある。
「ふう~。もう少し雑談したかったんだけどね。まあせかされているようだし、本題に入ろう。黒い砂のような妖を最近見なかったかい?」
「「いいえ」」
夏目と美結花は首を横に振った。
「見てないですし、聞いたこともないです」
「美結花に同じです」
犬の会のメンバーからそう言った話も聞いていない。
「そうか……。最近この辺りを荒らしまわっているようだから聞いたことあるかと思ったんだけどな……」
そう言った水崎の顔を蛙型のあざが這い上がった。
(蛙型のあざ……。名取さんと似ている……)
思わずそこに目がいってしまう。
「ああ、視えるんだね? さすがだ」
視線に気づいたのか水崎はそう言った。
「いつの間にかできていたんだよ。気持ち悪くてね……。早く無くなればいいのにってそんなことばかりを考えていた」
そう言う水崎の声には憎しみが込められていた。
そんな憎しみが込められた声を聞いたことない美結花はぞっとした。
