夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十二話 もう一人の祓い人
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面の妖が目を覚ますと体の傷は手当てをされていた。
「あ、目を覚ました?」
そばには力の強い人の子がいた。
身を起こして体を見ると傷が手当されていた。
『この傷はお前が?』
思わず聞いてしまう。
「うん」
その人の子は頷いた。
『なんで手当てをした?』
「なんでって……。傷だらけだったからちょっと気になって……」
そんなことを人の子は言う。
『お前はお人よしだな……』
普通見知らぬ妖を手当てしようとは思わないだろう。どんだけお人よしなんだ。
妖はため息をついた。
「佐貝と同じことを言う……」
「当たり前よ。それより帰るわよ、美結花」
クリーム色の珍妙な生き物が人の子をせかしてくる。だが力は強い大妖というのは一目でわかった。
「え~。でも……」
ちらりとこちらを見てくる。
「塔子が心配するわよ」
「わ、分かった。帰りますってば!」
人の子は慌てだした。
『私も帰る。手当てありがとう。私の名前は楓。お前の名は……』
「え、あ…。夏目…美結花……」
ぽつりと名前を名乗ってくれる。
『そうか。ありがとう。美結花。主様のもとへ帰らなければ心配する。この礼は必ず』
そう言って楓は去っていった。
「あの妖、式なのかな……」
ぽつりと美結花は呟いた。
「おそらくそうでしょうね。仕事にへまでもしたんでしょう」
「……傷ちょっと深かったから心配だな……」
美結花は傷を思い出していった。
「心配するだけ無駄よ。きっと主人のもとに帰れば治してもらえる。まあ、良い主人だったらね」
「…………」
それを聞いてますます心配になった。
「もう何もできないでしょ? 今夜はエビフライですって。斑に取られないうちにたべないと!」
やっぱりそれか。美結花は内心食べ物かよとがっくり来たのだった。
「あ、目を覚ました?」
そばには力の強い人の子がいた。
身を起こして体を見ると傷が手当されていた。
『この傷はお前が?』
思わず聞いてしまう。
「うん」
その人の子は頷いた。
『なんで手当てをした?』
「なんでって……。傷だらけだったからちょっと気になって……」
そんなことを人の子は言う。
『お前はお人よしだな……』
普通見知らぬ妖を手当てしようとは思わないだろう。どんだけお人よしなんだ。
妖はため息をついた。
「佐貝と同じことを言う……」
「当たり前よ。それより帰るわよ、美結花」
クリーム色の珍妙な生き物が人の子をせかしてくる。だが力は強い大妖というのは一目でわかった。
「え~。でも……」
ちらりとこちらを見てくる。
「塔子が心配するわよ」
「わ、分かった。帰りますってば!」
人の子は慌てだした。
『私も帰る。手当てありがとう。私の名前は楓。お前の名は……』
「え、あ…。夏目…美結花……」
ぽつりと名前を名乗ってくれる。
『そうか。ありがとう。美結花。主様のもとへ帰らなければ心配する。この礼は必ず』
そう言って楓は去っていった。
「あの妖、式なのかな……」
ぽつりと美結花は呟いた。
「おそらくそうでしょうね。仕事にへまでもしたんでしょう」
「……傷ちょっと深かったから心配だな……」
美結花は傷を思い出していった。
「心配するだけ無駄よ。きっと主人のもとに帰れば治してもらえる。まあ、良い主人だったらね」
「…………」
それを聞いてますます心配になった。
「もう何もできないでしょ? 今夜はエビフライですって。斑に取られないうちにたべないと!」
やっぱりそれか。美結花は内心食べ物かよとがっくり来たのだった。
