夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十二話 もう一人の祓い人
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『待てえええええ! おいしそうな人の子! のがしてなるものか!』
「げっ! なんで追いかけてくるのよ──!」
美結花は鬼のような妖に追いかけられていた。
学校帰りにこの妖に見つかってしまい、餌として狙われているのだ。
(小枝や彩と別れた後で良かった…! 変な行動を見られないで済む)
追いかけられるのは良くないが、それだけは感謝と心の中で思う。
(神社はこっちの方向よね!? とりあえずそこまで逃げる!)
通じるといいがと思いながら神社の方向へ向けて走っていく。
(あと少しよね?)
安心して気が抜けたせいだろうか。何かに躓いて転んでしまう。
「うわっ! いたたって。やばい!」
妖が目の前に迫ってきており、目をつぶる。
「全く。世話が焼けるんだから。自衛手段を見つけることね!」
佐貝の声がして、彼女は大きな山猫になった。
『この子に手を出そうだなんていい度胸ね!』
そう言って光があたりに満ちる。
『ぎゃあああああ!』
追いかけていた鬼の妖は悲鳴を上げて逃げていく。
「助かったよ。佐貝……」
美結花はほっとした。
「ふん。自衛手段を見つけなさいよね……。それでなんで転んだの? 油断した?」
佐貝は依代の姿に戻っていった。
「そ、それはあるかもだけど……。何か大きなものに躓いた気がしたの……!」
思いっきり主張する。
「躓く? 大きなものでも落ちていたの? ってそんなわけ……」
佐貝の目が見開かれる。
「どうしたの? って妖?」
美結花は躓いた妖を見る。
肩まで切りそろえた砂色の髪の女妖で顔の半分を面で覆っていた。
「しかも傷だらけ……。大丈夫?」
美結花は声をかける。
「阿呆。声をかけるな。やばい奴だったらどうするの」
「だって傷だらけよ。放っておけないでしょ。手当てするものは……」
ガサゴソと鞄をあさる。
「あ、あった」
包帯を取り出して手当てをしていく。
「追いかけられたばかりだというのに……。私は知らないわよ」
深いため息を佐貝はついた。
「げっ! なんで追いかけてくるのよ──!」
美結花は鬼のような妖に追いかけられていた。
学校帰りにこの妖に見つかってしまい、餌として狙われているのだ。
(小枝や彩と別れた後で良かった…! 変な行動を見られないで済む)
追いかけられるのは良くないが、それだけは感謝と心の中で思う。
(神社はこっちの方向よね!? とりあえずそこまで逃げる!)
通じるといいがと思いながら神社の方向へ向けて走っていく。
(あと少しよね?)
安心して気が抜けたせいだろうか。何かに躓いて転んでしまう。
「うわっ! いたたって。やばい!」
妖が目の前に迫ってきており、目をつぶる。
「全く。世話が焼けるんだから。自衛手段を見つけることね!」
佐貝の声がして、彼女は大きな山猫になった。
『この子に手を出そうだなんていい度胸ね!』
そう言って光があたりに満ちる。
『ぎゃあああああ!』
追いかけていた鬼の妖は悲鳴を上げて逃げていく。
「助かったよ。佐貝……」
美結花はほっとした。
「ふん。自衛手段を見つけなさいよね……。それでなんで転んだの? 油断した?」
佐貝は依代の姿に戻っていった。
「そ、それはあるかもだけど……。何か大きなものに躓いた気がしたの……!」
思いっきり主張する。
「躓く? 大きなものでも落ちていたの? ってそんなわけ……」
佐貝の目が見開かれる。
「どうしたの? って妖?」
美結花は躓いた妖を見る。
肩まで切りそろえた砂色の髪の女妖で顔の半分を面で覆っていた。
「しかも傷だらけ……。大丈夫?」
美結花は声をかける。
「阿呆。声をかけるな。やばい奴だったらどうするの」
「だって傷だらけよ。放っておけないでしょ。手当てするものは……」
ガサゴソと鞄をあさる。
「あ、あった」
包帯を取り出して手当てをしていく。
「追いかけられたばかりだというのに……。私は知らないわよ」
深いため息を佐貝はついた。
