主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 3.震える心とともに
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「全く。厄介なことをしてくれる」
機械をいじりながら白衣の男性がぼやく。
「パスワードを盗み、警備システムに侵入した……」
「今までにも幾度となく問題を起こしています」
いじりながら脳波の様子を見ていく。
「成人検査の後にサイオンチェックなど前代未聞だぞ。それに二人もいるなんて……!」
「他の人間にも必要でしょうか?」
男の一人が訊いた。
「その必要があるかもしれない。……間違いであってほしいがね」
それはどことなくそうであってほしいという調子だった。
ベッドに寝かされているのはシロエとアロエだった。
どこか苦しそうに呻いている。
(助けて……!)
そんな彼らの心の叫びを聞く者はいない。
サムが体調を崩したときいてケイト、イレーヌ、ハリーはキースとともに医療部に向かった。
「げんきでちゅーか」
キースが宇宙の珍獣シリーズの「ナキネズミ」のぬいぐるみをもってサムに挨拶した。
サムはあっけに取られている。
「どうしたの? キース……」
ケイトは戸惑い気味に言った。
他のものもどことなく戸惑っているようだ。
「難しいな。サムのようにはいかない」
キースは周りの様子にかまわずにそう言った。
「げんき……でちゅ……」
「あははははははは」
サムは突然笑い出した。
「キース。お前、最高だな。めちゃめちゃ癒されるぜ」
そう言って笑った。
キース本人はきょとんとしてサムを見つめていたが、笑って「そうか。いやされるか」といった。
「心配するな。俺、大丈夫だから。ケイトもハリーもイレーヌもお見舞いに来てくれてありがとうな」
「大丈夫なの? 心理的なもの?」
「ちょっとな……。マザーに口外は禁止されているんだ。ほら、もう大丈夫だから行け」
「サム……」
サムがショックを受けるなんて一体なにがあったのだろう。ケイトは心配になった。
「ケイト、ハリー。行きましょう……。本当に大丈夫なのね?」
「ああ。大丈夫だ」
「分かった」
頷くと四人は医務室から出て行った。
「サムがあんなになるなんて一体……」
「分からないが、マザーに口外を禁止されているんだから訊かない方が良い」
「イレーヌの言うとおりだ。サムがやっと元気を出してきたんだ。聞かない方が良い」
「サムと一緒に実習に言っていた君が言うんだから、本当に聞かない方が良いんだね。分かった。じゃあ部屋にもどるね。また明日」
「私も。また明日」
ハリーとケイトは足早に部屋に戻る。
「サムとハリーは元気ね……」
イレーヌが呟いた時だった。
「キース……。キース・アニアン……」
「イレーヌ。イレーヌ・クロスフィールド……」
囁くような声が聞こえた。
「あなたの声?」
「いや、俺じゃない。この声は……」
二人は植木の影をみた。
「シロエ?」
「アロエ?」
そこにはぐったりとしたシロエとアロエがいた。
「とうとう僕たちは見つけましたよ……。あなたたちの秘密をね……」
「ええ、見つけたわ……」
そう言ってぐったりと倒れ込むのをみて慌てて誘える。
「シロエ」
「アロエ」
「「いったい何があったんだ!」」
二人は問い詰めるが答える声はなかった。
機械をいじりながら白衣の男性がぼやく。
「パスワードを盗み、警備システムに侵入した……」
「今までにも幾度となく問題を起こしています」
いじりながら脳波の様子を見ていく。
「成人検査の後にサイオンチェックなど前代未聞だぞ。それに二人もいるなんて……!」
「他の人間にも必要でしょうか?」
男の一人が訊いた。
「その必要があるかもしれない。……間違いであってほしいがね」
それはどことなくそうであってほしいという調子だった。
ベッドに寝かされているのはシロエとアロエだった。
どこか苦しそうに呻いている。
(助けて……!)
そんな彼らの心の叫びを聞く者はいない。
サムが体調を崩したときいてケイト、イレーヌ、ハリーはキースとともに医療部に向かった。
「げんきでちゅーか」
キースが宇宙の珍獣シリーズの「ナキネズミ」のぬいぐるみをもってサムに挨拶した。
サムはあっけに取られている。
「どうしたの? キース……」
ケイトは戸惑い気味に言った。
他のものもどことなく戸惑っているようだ。
「難しいな。サムのようにはいかない」
キースは周りの様子にかまわずにそう言った。
「げんき……でちゅ……」
「あははははははは」
サムは突然笑い出した。
「キース。お前、最高だな。めちゃめちゃ癒されるぜ」
そう言って笑った。
キース本人はきょとんとしてサムを見つめていたが、笑って「そうか。いやされるか」といった。
「心配するな。俺、大丈夫だから。ケイトもハリーもイレーヌもお見舞いに来てくれてありがとうな」
「大丈夫なの? 心理的なもの?」
「ちょっとな……。マザーに口外は禁止されているんだ。ほら、もう大丈夫だから行け」
「サム……」
サムがショックを受けるなんて一体なにがあったのだろう。ケイトは心配になった。
「ケイト、ハリー。行きましょう……。本当に大丈夫なのね?」
「ああ。大丈夫だ」
「分かった」
頷くと四人は医務室から出て行った。
「サムがあんなになるなんて一体……」
「分からないが、マザーに口外を禁止されているんだから訊かない方が良い」
「イレーヌの言うとおりだ。サムがやっと元気を出してきたんだ。聞かない方が良い」
「サムと一緒に実習に言っていた君が言うんだから、本当に聞かない方が良いんだね。分かった。じゃあ部屋にもどるね。また明日」
「私も。また明日」
ハリーとケイトは足早に部屋に戻る。
「サムとハリーは元気ね……」
イレーヌが呟いた時だった。
「キース……。キース・アニアン……」
「イレーヌ。イレーヌ・クロスフィールド……」
囁くような声が聞こえた。
「あなたの声?」
「いや、俺じゃない。この声は……」
二人は植木の影をみた。
「シロエ?」
「アロエ?」
そこにはぐったりとしたシロエとアロエがいた。
「とうとう僕たちは見つけましたよ……。あなたたちの秘密をね……」
「ええ、見つけたわ……」
そう言ってぐったりと倒れ込むのをみて慌てて誘える。
「シロエ」
「アロエ」
「「いったい何があったんだ!」」
二人は問い詰めるが答える声はなかった。
