主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第1章 6.覚悟
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「兄さん!」
「リリナ! それで人類の位置は?」
「はい。十一時方向に人類の船が出現。小型艦14、戦艦4です。戦艦はいずれもアルテミス級です」
ルリが報告してくる。
「分かった。これよりシャングリラは第一級警戒態勢に。防御セクションは第三シールドまで展開。攻撃セクションはサイオキャノンの準備。僕とリリナで迎え撃つ。後は頼んだぞ! ハーレイ!」
「了解! ソルジャーたちもどうかご無事で」
そういうハーレイにジョミーは微笑むとテレポートをした。
「私たちでなんとかします」
後を続くようにリリナもテレポートをした。
《ごらん、人類の船だ……》
宇宙空間では音が通じない。そのため、思念で話しかけてくる。
《ええ、船がいっぱい……》
《緊張している? アルテメシア脱出以外戦闘はしてこなかったものね》
《大丈夫。……私でもやれる》
きっと睨みつける。
《心配無用かな。いくぞ、リリナ!》
《ええ!》
二人はその身にサイオンを溜め込むと人類の船を睨んだ。
『うわっ。なんだ!? 宇宙空間に人が!』
『ば、化け物だ! 殺せ殺せ!』
宇宙空間に出現した二人を見て人類は撃ってくる。
《そんなもので僕たちを殺せるとは思わないことだ》
ジョミーはそう呟くとシールドで攻撃をはじき、サイオンの固まりを小型艇にぶつける。
『うわあああ!』
悲鳴を上げて小型艇は爆発する。
続いてシャングリラからの攻撃で小型艇がまた爆発する。
続いてミサイルがこちらに飛んでくる。
「はああっ!」
ミサイルをシールドで跳ね返す。そしてサイオンの固まりを小型艇に撃ち込んだ。
また一つ爆発を起こした。
『ママ……』
その小型艇に乗っていた人はそう呟く。
(ママ……だなんて……)
最期に求めるのは母親なのか……。
《リリナ大丈夫?》
《ええ……。大丈夫よ》
リリナは無理に微笑んだ。
《彼らはマザーコンピューターに従って僕たちに攻撃をしてくる。僕たちは仲間を守るために彼らの命を絶つことが多い。そんなときに彼らが求めてくるのは母親なんだ……。不思議だね、機械によって幼いころの記憶は消されているはずなのに求めるのは母親だなんて……》
《そうね……。でも戦うしかないのよね……》
いくら哀れに思っても仲間を守るためには戦わなければならないときもある。
《だから私は……》
リリナは自分の身体を覆ったシールドを大きく張る。そして小型艇が向かってくるのを見計らって拡大する。シールドに触れて小型艇が三艘爆発した。
小型艇が次から次へと爆発していくのをみて脅威に思ったのだろうか。戦艦が砲撃を仕掛けてくる。
《私を舐めないでよね!》
シャングリラの前にシールドを張る。攻撃が跳ね返る。ただ跳ね返っただけじゃない。二倍になって跳ね返っていった。この方法はここ一か月の訓練の賜物。攻撃を倍にして返すカウンターだ。防御に優れているリリナだからこそ編み出せた方法だ。
ちゅどおおおん!
戦艦が煙を上げる。
宇宙では音が聞こえない。だけどリリナはその音を聞いたような気がした。
戦艦は煙を上げながらも攻撃を続ける。
《まだやるつもり!?》
リリナは驚いた。
エネルギー砲はリリナを素通りして後ろのシャングリラへと着弾する。いくつか被弾したところもあるが防御セクションの防御の賜物かほとんどは無事だ。
(よかった……)
リリナは少しほっとした。
『この化け物め!』
『宇宙空間で動けるとは人間じゃない!』
『ここまで我々が苦戦するとは!』
人類の声が聞こえてくる。
《確かに君たちには化け物のように見えるのだろうな。だけど僕たちは人だよ。君たちと同じ人なんだ……》
それはジョミーの本当の思いのように思えた。
《機械に従って攻撃してくる君たちを哀れに思う。だけど……》
《《仲間を攻撃するなら容赦しない!!》》
煙をすでにあげていた戦艦が爆発した。そしてジョミーの攻撃でまた戦艦が煙をあげ、爆発する。その爆発に巻き込まれた小型艇がいくつかあった。
《ソルジャー、リリナ。そろそろお戻りください。ワープします》
《分かった……》
ジョミーは頷いた。
《行こう……》
ジョミーたちが戦ってきたのはワープまでの時間を稼ぐため。これ以上戦うのは意味がない。
《ええ……。私たちが歩むのは血みどろの道……》
守るためとはいえ反撃をしたらそれは攻撃と一緒。こちらの攻撃の意図がなくても反撃したら向こうには攻撃と取られるのだ。
《そうだね……》
(私は本当の意味で戦うというのが分かっていなかったのかもしれない……)
ふと思った。
戦う。その本当の意味を分かってはいなかった。
(だけどセレーネもブルーも兄さんも全部この重みに耐えている……)
人を殺すという重さに耐えてきている。最期の悲鳴を聞きながらもそれでも仲間を守るために手を下す。
(私にできるだろうか……? ううん。やらなければいけない……。プロテクターとして私はこの重みに耐えて見せるから……)
そうリリナは決意した。
一人の少女の決意とともに楽園の名を持つ船は進んでいく……。
「リリナ! それで人類の位置は?」
「はい。十一時方向に人類の船が出現。小型艦14、戦艦4です。戦艦はいずれもアルテミス級です」
ルリが報告してくる。
「分かった。これよりシャングリラは第一級警戒態勢に。防御セクションは第三シールドまで展開。攻撃セクションはサイオキャノンの準備。僕とリリナで迎え撃つ。後は頼んだぞ! ハーレイ!」
「了解! ソルジャーたちもどうかご無事で」
そういうハーレイにジョミーは微笑むとテレポートをした。
「私たちでなんとかします」
後を続くようにリリナもテレポートをした。
《ごらん、人類の船だ……》
宇宙空間では音が通じない。そのため、思念で話しかけてくる。
《ええ、船がいっぱい……》
《緊張している? アルテメシア脱出以外戦闘はしてこなかったものね》
《大丈夫。……私でもやれる》
きっと睨みつける。
《心配無用かな。いくぞ、リリナ!》
《ええ!》
二人はその身にサイオンを溜め込むと人類の船を睨んだ。
『うわっ。なんだ!? 宇宙空間に人が!』
『ば、化け物だ! 殺せ殺せ!』
宇宙空間に出現した二人を見て人類は撃ってくる。
《そんなもので僕たちを殺せるとは思わないことだ》
ジョミーはそう呟くとシールドで攻撃をはじき、サイオンの固まりを小型艇にぶつける。
『うわあああ!』
悲鳴を上げて小型艇は爆発する。
続いてシャングリラからの攻撃で小型艇がまた爆発する。
続いてミサイルがこちらに飛んでくる。
「はああっ!」
ミサイルをシールドで跳ね返す。そしてサイオンの固まりを小型艇に撃ち込んだ。
また一つ爆発を起こした。
『ママ……』
その小型艇に乗っていた人はそう呟く。
(ママ……だなんて……)
最期に求めるのは母親なのか……。
《リリナ大丈夫?》
《ええ……。大丈夫よ》
リリナは無理に微笑んだ。
《彼らはマザーコンピューターに従って僕たちに攻撃をしてくる。僕たちは仲間を守るために彼らの命を絶つことが多い。そんなときに彼らが求めてくるのは母親なんだ……。不思議だね、機械によって幼いころの記憶は消されているはずなのに求めるのは母親だなんて……》
《そうね……。でも戦うしかないのよね……》
いくら哀れに思っても仲間を守るためには戦わなければならないときもある。
《だから私は……》
リリナは自分の身体を覆ったシールドを大きく張る。そして小型艇が向かってくるのを見計らって拡大する。シールドに触れて小型艇が三艘爆発した。
小型艇が次から次へと爆発していくのをみて脅威に思ったのだろうか。戦艦が砲撃を仕掛けてくる。
《私を舐めないでよね!》
シャングリラの前にシールドを張る。攻撃が跳ね返る。ただ跳ね返っただけじゃない。二倍になって跳ね返っていった。この方法はここ一か月の訓練の賜物。攻撃を倍にして返すカウンターだ。防御に優れているリリナだからこそ編み出せた方法だ。
ちゅどおおおん!
戦艦が煙を上げる。
宇宙では音が聞こえない。だけどリリナはその音を聞いたような気がした。
戦艦は煙を上げながらも攻撃を続ける。
《まだやるつもり!?》
リリナは驚いた。
エネルギー砲はリリナを素通りして後ろのシャングリラへと着弾する。いくつか被弾したところもあるが防御セクションの防御の賜物かほとんどは無事だ。
(よかった……)
リリナは少しほっとした。
『この化け物め!』
『宇宙空間で動けるとは人間じゃない!』
『ここまで我々が苦戦するとは!』
人類の声が聞こえてくる。
《確かに君たちには化け物のように見えるのだろうな。だけど僕たちは人だよ。君たちと同じ人なんだ……》
それはジョミーの本当の思いのように思えた。
《機械に従って攻撃してくる君たちを哀れに思う。だけど……》
《《仲間を攻撃するなら容赦しない!!》》
煙をすでにあげていた戦艦が爆発した。そしてジョミーの攻撃でまた戦艦が煙をあげ、爆発する。その爆発に巻き込まれた小型艇がいくつかあった。
《ソルジャー、リリナ。そろそろお戻りください。ワープします》
《分かった……》
ジョミーは頷いた。
《行こう……》
ジョミーたちが戦ってきたのはワープまでの時間を稼ぐため。これ以上戦うのは意味がない。
《ええ……。私たちが歩むのは血みどろの道……》
守るためとはいえ反撃をしたらそれは攻撃と一緒。こちらの攻撃の意図がなくても反撃したら向こうには攻撃と取られるのだ。
《そうだね……》
(私は本当の意味で戦うというのが分かっていなかったのかもしれない……)
ふと思った。
戦う。その本当の意味を分かってはいなかった。
(だけどセレーネもブルーも兄さんも全部この重みに耐えている……)
人を殺すという重さに耐えてきている。最期の悲鳴を聞きながらもそれでも仲間を守るために手を下す。
(私にできるだろうか……? ううん。やらなければいけない……。プロテクターとして私はこの重みに耐えて見せるから……)
そうリリナは決意した。
一人の少女の決意とともに楽園の名を持つ船は進んでいく……。
