主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第1章 6.覚悟
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ジョミーとリリナが兄妹ということは驚きをもって受け入れられたが、数日もするとおさまった。変わったことと言えばリリナがジョミーのことを呼ぶ「兄さん」がより親愛を持った響きに変わったことぐらいだろうか。
それから数日後、シャングリラは人類の住む植民惑星の近くを通るということでぴりぴりとしていた。
「みんな、ぴりぴりとしている……」
「それはそうさ。いつ人類に見つかるか分からないからね……。ハーレイ、このまま第二級警戒態勢を続けるように」
「は。了解しました。ソルジャー」
ハーレイが頷く。
「このまま何事もないといいが……。何か起こると思うのは僕だけか……?」
《いいえ。そう警戒するのは悪いことではないと思いますよ。ソルジャー。我々はあなたのその感覚に救われている》
「ブルーには負けるけれどね」
《それはそうでしょう。あの方は300年も戦い続けているのですから年季が違います》
リオは苦笑しながら言った。
「まあそうだけれども。今のは冗談だよ。僕ではブルーに負ける」
力としては自分の方が上だが経験としてはブルーには負けるということはジョミーは分かっていた。きっと戦闘しても経験の差で自分が負けるのだろうなということも分かっている。
「あ……。私、そろそろセレーネのところに行かなくちゃ……。会う約束をしたの」
「そうか。セレーネによろしく」
警戒体制の中、ソルジャーである自分はここから離れなれない。だからこそジョミーはそう言った。
「うん、伝えとくね」
リリナは頷くと月の間に向かった。
「セレーネ……。来ましたよ」
《リリナ。来てくれたのね》
ベッドに横になりながらセレーネは言った。
《艦内の様子はどう?》
「すごくぴりぴりとしています……。どうやら人類の植民惑星の近くを通るからと第二級戦闘態勢を兄さんがひいたようで……」
《そう……。ジョミーが……》
セレーネが呟く。みんな彼の言うことを聞いているようで安心もしていた。
《リリナ》
「セレーネ……?」
《これから戦闘になるかもしれない。その時に君は守るために人類と戦わなければならない。これは分かっているわね?》
「はい」
このことは毎日の講義で習っていることだった。
《いい、覚えておいで。仲間を守るためとはいえ、戦うということは人を殺すのと一緒。艦隊を落とすたびに殺した人類の悲鳴が聞こえるかもしれない。だけど時には非情になって手をかけなければいけないの……。己の身を血で汚す覚悟だけは持っておいてね……》
「……はい……」
リリナは頷いた。
(己の身を血で汚すか……。私にその覚悟はあるのだろうか……)
人類と戦う覚悟はある。だけどその覚悟は果たしてあるのだろうか。
そう考えた瞬間、艦内に警報が響き渡った。
「行かなきゃ!」
リリナはテレポートでブリッジに向かった。
それから数日後、シャングリラは人類の住む植民惑星の近くを通るということでぴりぴりとしていた。
「みんな、ぴりぴりとしている……」
「それはそうさ。いつ人類に見つかるか分からないからね……。ハーレイ、このまま第二級警戒態勢を続けるように」
「は。了解しました。ソルジャー」
ハーレイが頷く。
「このまま何事もないといいが……。何か起こると思うのは僕だけか……?」
《いいえ。そう警戒するのは悪いことではないと思いますよ。ソルジャー。我々はあなたのその感覚に救われている》
「ブルーには負けるけれどね」
《それはそうでしょう。あの方は300年も戦い続けているのですから年季が違います》
リオは苦笑しながら言った。
「まあそうだけれども。今のは冗談だよ。僕ではブルーに負ける」
力としては自分の方が上だが経験としてはブルーには負けるということはジョミーは分かっていた。きっと戦闘しても経験の差で自分が負けるのだろうなということも分かっている。
「あ……。私、そろそろセレーネのところに行かなくちゃ……。会う約束をしたの」
「そうか。セレーネによろしく」
警戒体制の中、ソルジャーである自分はここから離れなれない。だからこそジョミーはそう言った。
「うん、伝えとくね」
リリナは頷くと月の間に向かった。
「セレーネ……。来ましたよ」
《リリナ。来てくれたのね》
ベッドに横になりながらセレーネは言った。
《艦内の様子はどう?》
「すごくぴりぴりとしています……。どうやら人類の植民惑星の近くを通るからと第二級戦闘態勢を兄さんがひいたようで……」
《そう……。ジョミーが……》
セレーネが呟く。みんな彼の言うことを聞いているようで安心もしていた。
《リリナ》
「セレーネ……?」
《これから戦闘になるかもしれない。その時に君は守るために人類と戦わなければならない。これは分かっているわね?》
「はい」
このことは毎日の講義で習っていることだった。
《いい、覚えておいで。仲間を守るためとはいえ、戦うということは人を殺すのと一緒。艦隊を落とすたびに殺した人類の悲鳴が聞こえるかもしれない。だけど時には非情になって手をかけなければいけないの……。己の身を血で汚す覚悟だけは持っておいてね……》
「……はい……」
リリナは頷いた。
(己の身を血で汚すか……。私にその覚悟はあるのだろうか……)
人類と戦う覚悟はある。だけどその覚悟は果たしてあるのだろうか。
そう考えた瞬間、艦内に警報が響き渡った。
「行かなきゃ!」
リリナはテレポートでブリッジに向かった。
