主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第4章 1.ミュウたちの進撃の始まり
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《ブルー?》
《セレーネ?》
部屋に入るとブルーとセレーネがベッドから身を起こすところだった。
「やあ。ジョミー。よく来たね」
「大勝利だったみたいね」
にこやかにブルーとセレーネが向かえる。
《ええ》
《圧倒的な勝利でした》
二人は頷いた。
「ミュウにとっては大きな勝利だろうね」
「これまで逃げ隠れてきたミュウが表に出てきた。それは大きな意味がある。ただ……」
《分かっています》
セレーネが何を懸念しているのかリリナにはわかっていた。
ミュウは戦闘に向かないものが多い。耐え切れなくなるものも多いだろう。
そしてそれだけに圧倒的な戦闘力を持つナスカの子たちへ向けられる畏怖の視線は多くなる。
(私たちはまだいい……。だってソルジャーやプロテクターっていう肩書がある……)
リリナたちが圧倒的な力を持っていても他のミュウ達はソルジャーだから、プロテクターだからで見逃してきた。
だが肩書を持たないあの子たちをミュウ達は恐れる。あの力は何なのだろうかと。
(だが私たちは何もできない。庇えば庇うほどあの子たちにとってはよくない……)
生まれて三年ほどのあの子たちにとっては過酷だろうが、時間が解決してくれることもあるとリリナ走っていた。
《ミュウ達にとっては厳しい道になる……。ですが、ナスカという地を失った僕たちには猛攻するしかないんです……》
「ああ。僕たちでもそうするだろうね。だが僕ではこうも導けなかっただろう。だから頼むよ」
《はい……》
神妙にジョミーは頷いた。
「それで次はどうするの? 何か策は?」
《もういくつか基地を落とす予定です》
この近辺の宙域のマップを示しながら説明する。
《こことこことここです》
ソレイド軍事基地に近い基地を三つ示しながらジョミーが説明する。
「うん。位置関係的にもソレイド軍事基地に救援に来られそうな基地を落とすのはいいと思う」
「あなたたちの考えで問題ないと思うわ。あれ……?」
セレーネが何かに気づく。
「セレーネ、どうした。これは……」
ブルーも同じことに気づく。
《どうしたのですか?》
リリナが訊いた。
「これ、この星」
《オレステスですね。特に攻撃目標や立ち寄る予定はないですが……》
《落とす予定の基地と基地の中間地点にありますが、放棄されているので特に寄るつもりはなかったのです》
リリナが説明する。
《これがどうかしたのですか?》
「寄った方がいい」
《ブルー?》
ジョミーは驚く。
《何かあるのですか? 今は何もないとしか出てこないのですが》
「だが何かがある気がするの……」
難しい顔をセレーネがする。
《何かが?》
《私たちには何も感じないのですが……》
「だがこういったことは馬鹿にはできない。戦士の勘というのかな。よって調査してみたまえ」
「ミュウにとって良くないことがそこでわかるかもしれない」
《分かりました。この後長老たちに話して調査します》
《何があるかはわかりませんが、よくない事なら放っておけませんね》
そういうとブルーとセレーネは安心したようだった。
「頼むわね」
「頼む。…僕たちは横になるね」
《ええ、おやすみなさい、ブルー、セレーネ》
《ゆっくり休めてください》
そういうと安心したように二人は目を閉じた。
《セレーネ?》
部屋に入るとブルーとセレーネがベッドから身を起こすところだった。
「やあ。ジョミー。よく来たね」
「大勝利だったみたいね」
にこやかにブルーとセレーネが向かえる。
《ええ》
《圧倒的な勝利でした》
二人は頷いた。
「ミュウにとっては大きな勝利だろうね」
「これまで逃げ隠れてきたミュウが表に出てきた。それは大きな意味がある。ただ……」
《分かっています》
セレーネが何を懸念しているのかリリナにはわかっていた。
ミュウは戦闘に向かないものが多い。耐え切れなくなるものも多いだろう。
そしてそれだけに圧倒的な戦闘力を持つナスカの子たちへ向けられる畏怖の視線は多くなる。
(私たちはまだいい……。だってソルジャーやプロテクターっていう肩書がある……)
リリナたちが圧倒的な力を持っていても他のミュウ達はソルジャーだから、プロテクターだからで見逃してきた。
だが肩書を持たないあの子たちをミュウ達は恐れる。あの力は何なのだろうかと。
(だが私たちは何もできない。庇えば庇うほどあの子たちにとってはよくない……)
生まれて三年ほどのあの子たちにとっては過酷だろうが、時間が解決してくれることもあるとリリナ走っていた。
《ミュウ達にとっては厳しい道になる……。ですが、ナスカという地を失った僕たちには猛攻するしかないんです……》
「ああ。僕たちでもそうするだろうね。だが僕ではこうも導けなかっただろう。だから頼むよ」
《はい……》
神妙にジョミーは頷いた。
「それで次はどうするの? 何か策は?」
《もういくつか基地を落とす予定です》
この近辺の宙域のマップを示しながら説明する。
《こことこことここです》
ソレイド軍事基地に近い基地を三つ示しながらジョミーが説明する。
「うん。位置関係的にもソレイド軍事基地に救援に来られそうな基地を落とすのはいいと思う」
「あなたたちの考えで問題ないと思うわ。あれ……?」
セレーネが何かに気づく。
「セレーネ、どうした。これは……」
ブルーも同じことに気づく。
《どうしたのですか?》
リリナが訊いた。
「これ、この星」
《オレステスですね。特に攻撃目標や立ち寄る予定はないですが……》
《落とす予定の基地と基地の中間地点にありますが、放棄されているので特に寄るつもりはなかったのです》
リリナが説明する。
《これがどうかしたのですか?》
「寄った方がいい」
《ブルー?》
ジョミーは驚く。
《何かあるのですか? 今は何もないとしか出てこないのですが》
「だが何かがある気がするの……」
難しい顔をセレーネがする。
《何かが?》
《私たちには何も感じないのですが……》
「だがこういったことは馬鹿にはできない。戦士の勘というのかな。よって調査してみたまえ」
「ミュウにとって良くないことがそこでわかるかもしれない」
《分かりました。この後長老たちに話して調査します》
《何があるかはわかりませんが、よくない事なら放っておけませんね》
そういうとブルーとセレーネは安心したようだった。
「頼むわね」
「頼む。…僕たちは横になるね」
《ええ、おやすみなさい、ブルー、セレーネ》
《ゆっくり休めてください》
そういうと安心したように二人は目を閉じた。
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