主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 9.太陽と朝焼けが導く先
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メギドにドッキングしたエンデュミオンの中。
「モビー・ディック確認。無傷です」
オペレーターが報告する。
「モビー・ディックがここまで強力なシールドを装備していたなんて」
「ミュウの技術力も侮れませんね……」
セルジュとルーシーが唸る。
「違うわ」
「違うな」
キースとイレーヌが否定した。
「サイオンパターンを見ろ」
画面にはタイプ・ブルーと示されていた。
(タイプ・ブルー……。それも複数存在するとはね……。侮れない。ここで逃がしたら人類にとって良くないことが起きる)
イレーヌはキースの顔を見た。
同じことを考えていた。
「次弾装填を急げ。次の一撃でこれをたたく!」
ここでミュウをたたいてしまおうと考えたのだ。
「第二派攻撃準備。次弾装填。反物質反応路解放。出力最大」
次々と報告が上がる。
そこへオペレーターが斜線上に友軍がいると報告する。
「少佐。このままだとマードック艦隊まで巻き添えに」
「かまうな」
「しかし……!」
セルジュは納得がいかない。
「少佐が言っていることが聞こえないのか? かまうな」
イレーヌは冷徹に言った。
「ですが……!」
今度はルーシーが反論する。
「ミュウをなめるな。私たちは初めて連中の核に迫ったのだ。これがどういう意味か分かるか?」
「「……」」
セルジュ、ルーシー、マツカ、オーランは言葉に詰まった。
「奴らを根絶やしにする。それがマザーの意志。そして今がその最大の好機だ。犠牲を恐れるな!」
キースが一喝する。
「そう、犠牲を恐れずにミュウをたたくのよ」
イレーヌは呟いた。
(さて、どれほどの犠牲を払える? プロテクター・セレーネ。リリナ・アーリス・レイア)
ぞっとするほど美しいミュウといつまでも少女のようなミュウにイレーヌは心の中で問いかけた。
「モビー・ディック確認。無傷です」
オペレーターが報告する。
「モビー・ディックがここまで強力なシールドを装備していたなんて」
「ミュウの技術力も侮れませんね……」
セルジュとルーシーが唸る。
「違うわ」
「違うな」
キースとイレーヌが否定した。
「サイオンパターンを見ろ」
画面にはタイプ・ブルーと示されていた。
(タイプ・ブルー……。それも複数存在するとはね……。侮れない。ここで逃がしたら人類にとって良くないことが起きる)
イレーヌはキースの顔を見た。
同じことを考えていた。
「次弾装填を急げ。次の一撃でこれをたたく!」
ここでミュウをたたいてしまおうと考えたのだ。
「第二派攻撃準備。次弾装填。反物質反応路解放。出力最大」
次々と報告が上がる。
そこへオペレーターが斜線上に友軍がいると報告する。
「少佐。このままだとマードック艦隊まで巻き添えに」
「かまうな」
「しかし……!」
セルジュは納得がいかない。
「少佐が言っていることが聞こえないのか? かまうな」
イレーヌは冷徹に言った。
「ですが……!」
今度はルーシーが反論する。
「ミュウをなめるな。私たちは初めて連中の核に迫ったのだ。これがどういう意味か分かるか?」
「「……」」
セルジュ、ルーシー、マツカ、オーランは言葉に詰まった。
「奴らを根絶やしにする。それがマザーの意志。そして今がその最大の好機だ。犠牲を恐れるな!」
キースが一喝する。
「そう、犠牲を恐れずにミュウをたたくのよ」
イレーヌは呟いた。
(さて、どれほどの犠牲を払える? プロテクター・セレーネ。リリナ・アーリス・レイア)
ぞっとするほど美しいミュウといつまでも少女のようなミュウにイレーヌは心の中で問いかけた。
