主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 8.ナスカを襲う業火
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ある星の前を一隻の艦が通り過ぎる。
「ふふふふふ」
艦長席に座ってマードックは笑った。
「ミシェル。我がエリート共に感謝しなくてはな」
「ジルベスター7まで2.6天文単位」
ミシェルはそれに答えずにジルベスター7ことナスカまでの距離を報告する。
「我が艦は定刻通りまもなくジルベスター8の影に入ります。このまま国家騎士団の増援を待って……」
「ミシェル。何を待つんだって?」
「え?」
ミシェルは驚いて訊き返した。
「私は待たされるのが嫌いでね」
「では……」
「エリート共が到着するころには大方蹴りがついているだろうさ」
そう言ってマードックは笑った。
ある宙域にはたくさんの艦隊、航空艇が空を飛んでいた。
国家騎士団の艦隊だ。
その中を一隻のシャトルが飛んでいく。
そしてある艦の中に着陸する。
ドアが開き、キースとイレーヌ、後ろにはマツカとオーランとケイトが付く。
それを待ちわびていたかのように国家騎士団のメンバーが騎士団形式の敬礼をする。
キースとイレーヌとケイトも敬礼を返す。マツカとオーランは通常の敬礼をしていたことに気づいて、国家騎士団形式に慌てて変更する。
キースとイレーヌは黙ってタラップを降りる。
そこへ二人の騎士団員が駆け寄る。
褐色の肌に栗毛色の巻き毛の青年と白い肌に茶色の巻き毛をハーフアップにしている女性だ。
「よくぞご無事で」
「ご無事で何よりです」
二人は無事をほっとした。
「それにこの度の敵本拠地発見。やはり少佐と大尉にかかればただの事故調査で終わりませんね」
「さすがです。お二人とも」
青年と女性が褒める。
「貴様らは?」
「はっ! 少佐の補佐官を拝命しました。セルジュ・スタージョン。上級中尉であります」
「同じく大尉の補佐官を拝命しました。ルーシー・モンド上級少尉であります」
青年と女性は自己紹介した。
「マザー直々の選抜により、少佐のお迎えとミュウせん滅を命じられました」
その言葉にケイトがごくりと息をのんだ。
あの星には幼馴染がいたのだ。
(リリナ……。ごめんね……)
内心謝った。
マザーに逆らう気概もないし、ミュウは危険だという意識が心のどこかにあったからだ。
「以後、スローターハウス作戦の指揮権は少佐に。副官としてクロスフィールド大尉がつくことになります。ご無沙汰しております。少佐」
「ウォグ少尉か。マザーには選りすぐりをと上申したが」
キースはメンバーを眺めた。
「見た顔も多いな」
「皆、アニアン教官の教え子です。当然の結果かと」
ウォグは当然のように言った。
「残りの者たちも打てば響くつわものばかりです」
「期待しよう」
キースは言葉少なに言った。
「メギドはどうか?」
「作戦ポイントに先駆け、三光年先で合流できるよう調整中です」
セルジュが報告する。
「運用の際、有効射程を考慮して……」
セルジュの言葉をキースが黙らせる。
「最短の時間で最大の効果を上げろ。以上だ」
キースの言葉に騎士団員たちは敬礼する。
「あとはよろしく。ケイトはここに残って調整を」
「はい」
ケイトは頷いた。
イレーヌは満足げにそれを見るとキースとともに去っていった。
あとにマツカとオーランが続く。
「マツカ」
「オーラン」
キースとイレーヌが名前を呼ぶ。
「着替えを調達してこい」
「は、はい」
「わ、分かりました」
着替えを取りに向かう。
そのマツカとオーランをそれぞれセルジュとルーシーが睨んでいたが、自分の役目を思いだしたのは振り返る。
「各自、持ち場を離れ、第一種戦闘配置。解散!」
セルジュの言葉に騎士団員たちが敬礼する。
「マールス少尉。ちょっといいですか?」
ルーシー少尉が話しかける。
「なんですか?」
階級は同じなので敬語を使う。
「この後の作戦のことで少し……」
ケイトとルーシーは作戦について話し合うことになった。
「ふふふふふ」
艦長席に座ってマードックは笑った。
「ミシェル。我がエリート共に感謝しなくてはな」
「ジルベスター7まで2.6天文単位」
ミシェルはそれに答えずにジルベスター7ことナスカまでの距離を報告する。
「我が艦は定刻通りまもなくジルベスター8の影に入ります。このまま国家騎士団の増援を待って……」
「ミシェル。何を待つんだって?」
「え?」
ミシェルは驚いて訊き返した。
「私は待たされるのが嫌いでね」
「では……」
「エリート共が到着するころには大方蹴りがついているだろうさ」
そう言ってマードックは笑った。
ある宙域にはたくさんの艦隊、航空艇が空を飛んでいた。
国家騎士団の艦隊だ。
その中を一隻のシャトルが飛んでいく。
そしてある艦の中に着陸する。
ドアが開き、キースとイレーヌ、後ろにはマツカとオーランとケイトが付く。
それを待ちわびていたかのように国家騎士団のメンバーが騎士団形式の敬礼をする。
キースとイレーヌとケイトも敬礼を返す。マツカとオーランは通常の敬礼をしていたことに気づいて、国家騎士団形式に慌てて変更する。
キースとイレーヌは黙ってタラップを降りる。
そこへ二人の騎士団員が駆け寄る。
褐色の肌に栗毛色の巻き毛の青年と白い肌に茶色の巻き毛をハーフアップにしている女性だ。
「よくぞご無事で」
「ご無事で何よりです」
二人は無事をほっとした。
「それにこの度の敵本拠地発見。やはり少佐と大尉にかかればただの事故調査で終わりませんね」
「さすがです。お二人とも」
青年と女性が褒める。
「貴様らは?」
「はっ! 少佐の補佐官を拝命しました。セルジュ・スタージョン。上級中尉であります」
「同じく大尉の補佐官を拝命しました。ルーシー・モンド上級少尉であります」
青年と女性は自己紹介した。
「マザー直々の選抜により、少佐のお迎えとミュウせん滅を命じられました」
その言葉にケイトがごくりと息をのんだ。
あの星には幼馴染がいたのだ。
(リリナ……。ごめんね……)
内心謝った。
マザーに逆らう気概もないし、ミュウは危険だという意識が心のどこかにあったからだ。
「以後、スローターハウス作戦の指揮権は少佐に。副官としてクロスフィールド大尉がつくことになります。ご無沙汰しております。少佐」
「ウォグ少尉か。マザーには選りすぐりをと上申したが」
キースはメンバーを眺めた。
「見た顔も多いな」
「皆、アニアン教官の教え子です。当然の結果かと」
ウォグは当然のように言った。
「残りの者たちも打てば響くつわものばかりです」
「期待しよう」
キースは言葉少なに言った。
「メギドはどうか?」
「作戦ポイントに先駆け、三光年先で合流できるよう調整中です」
セルジュが報告する。
「運用の際、有効射程を考慮して……」
セルジュの言葉をキースが黙らせる。
「最短の時間で最大の効果を上げろ。以上だ」
キースの言葉に騎士団員たちは敬礼する。
「あとはよろしく。ケイトはここに残って調整を」
「はい」
ケイトは頷いた。
イレーヌは満足げにそれを見るとキースとともに去っていった。
あとにマツカとオーランが続く。
「マツカ」
「オーラン」
キースとイレーヌが名前を呼ぶ。
「着替えを調達してこい」
「は、はい」
「わ、分かりました」
着替えを取りに向かう。
そのマツカとオーランをそれぞれセルジュとルーシーが睨んでいたが、自分の役目を思いだしたのは振り返る。
「各自、持ち場を離れ、第一種戦闘配置。解散!」
セルジュの言葉に騎士団員たちが敬礼する。
「マールス少尉。ちょっといいですか?」
ルーシー少尉が話しかける。
「なんですか?」
階級は同じなので敬語を使う。
「この後の作戦のことで少し……」
ケイトとルーシーは作戦について話し合うことになった。
