主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 8.ナスカを襲う業火
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
シャトルの中、マツカとオーランが懸命に操縦している。
その後ろではキースとイレーヌが寝そべっていて、ケイトがぐったりと横になっている。
「マードック大佐旗下の第十三遊撃艦隊が定刻通りソレイドを抜錨したそうです」
マツカが報告する。
「そうか」
「そう」
キースとイレーヌは短く返事した。
「スローターハウス作戦。これが実行されるとあの星にいる者たちは全滅することになるのでしょうか」
「業火に焼き尽くされるのでしょうか」
マツカとオーランが訊いた。
「してもらうよ。そのためにメギドまで手配したのだ」
「そうしてもらわなきゃ困るわ。キースの言う通りあれを要請したのはそのためなのだからね」
冷徹に二人は言った。
「メギド?」
「なんです、それ?」
「人間に人間以上はいらない」
「余計な力を持っているものは排除せねば」
マツカたちの疑問にキースもイレーヌも答えなかった。
「「……!」」
ぎくりとマツカもオーランもした。
自分たちも人ならざる力を持っているからだ。
「第七近衛艦隊との合流地点まであとどのくらいだ?」
キースが訊いた。
「あ、はい……。2時間ほどです」
マツカが答えた。
「キース・アニアン」
「イレーヌ・クロスフィールド。お聞きしてもよろしいですか?」
マツカもオーランも聞きたいことがあった。
「なんだ?」
「何」
「彼らは僕らに呼び掛けてきた……。あれはいったい……」
「頭の中で響くようで……。声なき声でした。教えてください! あれは何なのか!」
二人の頭の中には呼びかけてきた謎の声が残っていた。
「キース」
イレーヌはキースをちらりと見た。
キースは立ち上がった。
「聞いてどうする? 根絶やしにするやつのことなど」
モニターを触る。
「あれは僕らの仲間ですか?」
「それとも私たちをたぶらかす化け物ですか?」
オーランもマツカもそこが不安だった。
自分たちがなんなのか。化け物なのか人なのか。
「お前たちと同じ化け物だ」
「そう。人ならざる力を持つ化け物」
イレーヌはにやりと笑った。
そのことにマツカもオーランも怒りを感じた。
「そう。すぐかっとなる。それが化け物の特徴だな」
キースはそう指摘した。
「怒ったり、泣いたり、笑ったり、そのくせいざとなると腰抜けだ」
「感情的で腰抜け。それが特徴ね」
「この……!」
「言わせておけば……!」
キースとイレーヌの首をそれぞれ絞める。
「殺してみるか? お前を助けた人間を」
「命の恩人を」
キースにもイレーヌにもわかっていた。
彼らは自分を殺さないと。
「お前たちにはできまい。そういう情がある」
「情にほだされて何もできまい! それが命取りだ」
イレーヌは叫んだ。
『こちら国家騎士団。第七近衛艦隊。旗艦エンデュミオン。着艦準備よろし』
そう通信が流れる。
「着艦準備! 急げよ」
「オーラン、お前もだ」
キースとイレーヌが命じる。
「じゃれあうためにお前たちを宇宙海軍から国家騎士団に転属させたわけではない」
「あ……」
「え……」
マツカもオーランもぽかんとした。
まさか自分たちをかっているとは思わなかったのだ。
「はい……少佐」
「はい……大尉」
頷くとモニターを操作し始めた。
その後ろではキースとイレーヌが寝そべっていて、ケイトがぐったりと横になっている。
「マードック大佐旗下の第十三遊撃艦隊が定刻通りソレイドを抜錨したそうです」
マツカが報告する。
「そうか」
「そう」
キースとイレーヌは短く返事した。
「スローターハウス作戦。これが実行されるとあの星にいる者たちは全滅することになるのでしょうか」
「業火に焼き尽くされるのでしょうか」
マツカとオーランが訊いた。
「してもらうよ。そのためにメギドまで手配したのだ」
「そうしてもらわなきゃ困るわ。キースの言う通りあれを要請したのはそのためなのだからね」
冷徹に二人は言った。
「メギド?」
「なんです、それ?」
「人間に人間以上はいらない」
「余計な力を持っているものは排除せねば」
マツカたちの疑問にキースもイレーヌも答えなかった。
「「……!」」
ぎくりとマツカもオーランもした。
自分たちも人ならざる力を持っているからだ。
「第七近衛艦隊との合流地点まであとどのくらいだ?」
キースが訊いた。
「あ、はい……。2時間ほどです」
マツカが答えた。
「キース・アニアン」
「イレーヌ・クロスフィールド。お聞きしてもよろしいですか?」
マツカもオーランも聞きたいことがあった。
「なんだ?」
「何」
「彼らは僕らに呼び掛けてきた……。あれはいったい……」
「頭の中で響くようで……。声なき声でした。教えてください! あれは何なのか!」
二人の頭の中には呼びかけてきた謎の声が残っていた。
「キース」
イレーヌはキースをちらりと見た。
キースは立ち上がった。
「聞いてどうする? 根絶やしにするやつのことなど」
モニターを触る。
「あれは僕らの仲間ですか?」
「それとも私たちをたぶらかす化け物ですか?」
オーランもマツカもそこが不安だった。
自分たちがなんなのか。化け物なのか人なのか。
「お前たちと同じ化け物だ」
「そう。人ならざる力を持つ化け物」
イレーヌはにやりと笑った。
そのことにマツカもオーランも怒りを感じた。
「そう。すぐかっとなる。それが化け物の特徴だな」
キースはそう指摘した。
「怒ったり、泣いたり、笑ったり、そのくせいざとなると腰抜けだ」
「感情的で腰抜け。それが特徴ね」
「この……!」
「言わせておけば……!」
キースとイレーヌの首をそれぞれ絞める。
「殺してみるか? お前を助けた人間を」
「命の恩人を」
キースにもイレーヌにもわかっていた。
彼らは自分を殺さないと。
「お前たちにはできまい。そういう情がある」
「情にほだされて何もできまい! それが命取りだ」
イレーヌは叫んだ。
『こちら国家騎士団。第七近衛艦隊。旗艦エンデュミオン。着艦準備よろし』
そう通信が流れる。
「着艦準備! 急げよ」
「オーラン、お前もだ」
キースとイレーヌが命じる。
「じゃれあうためにお前たちを宇宙海軍から国家騎士団に転属させたわけではない」
「あ……」
「え……」
マツカもオーランもぽかんとした。
まさか自分たちをかっているとは思わなかったのだ。
「はい……少佐」
「はい……大尉」
頷くとモニターを操作し始めた。
