主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 7.逃げる者、目覚める者
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『サイオバースト? 爆発は暴走したカリナとミリアのサイオン能力が原因なのか?』
リリナたちはナスカと通信していた。
「はい、ソルジャー」
「そうなの。被害は拡大しているわ」
ハーレイとリリナが頷く。
『それでカリナとミリアは?』
真っ先にジョミーはカリナとミリアのことを心配した。
サイオバーストはエネルギーを使う。最悪の場合、命を落としかねない。
心配するのは当然と言えた。
「暴走状態のまま船内を移動中です」
ハーレイが答えた。
「なんどか接触を試みましたが、心理防壁に阻まれました。プロテクター・レイアが接触を試みたところ一瞬だけは成功しました。しかしはじかれてしまい……」
「強い思いで接触できなかったのよ。兄さん、ユアルとユウイを呼び出せない? 彼らなら説得できると思うの」
「分かった。まずは二人を呼び出してみよう。ニナ、頼む」
「はい、ソルジャー」
ニナが頷く。
「トキ」
トキがジョミーに注目する。
「このコロニーに接近している船がいる。サイオン能力で阻止できなかった船だ」
それがどれほどまずい事態なのかここにいる全員が分かっていた。
「トレースしているな?」
「はい」
トキが頷く。
「僕はこれから思念体でカリナのところへ飛ぶ。もしこのコロニーに接近しているようなら迎撃してくれ。リリナはユアルとユウイとの連絡がついたら僕のサポートを」
「分かったわ」
頷いた。
ジョミーはやり取りがあった後、目をつぶって思念体を飛ばしたのが見えた。
「カリナとミリアは大丈夫でしょうか……」
ハーレイが不安そうに言った。
「信じるしかないわ。兄さんを」
リリナは言い聞かせるように言った。
ユアルとユウイと連絡がついたのはそれから5分後だった。
『カリナが!?』
『ミリアが!?』
二人は驚いた。
「そうなの。子供たちの行方が知れないってことで半狂乱になっているのよ。こっちでも二人の行方を捜すから説得をお願い」
『わ、わかりました……!』
『が、がんばってみます』
二人はごくりと息をのんだ。
「それじゃあシャングリラに飛ばすわね……」
リリナは目を閉じて集中した。
そしてユアルとユウイをシャングリラの奥へとテレポートさせたのだった。
リリナたちはナスカと通信していた。
「はい、ソルジャー」
「そうなの。被害は拡大しているわ」
ハーレイとリリナが頷く。
『それでカリナとミリアは?』
真っ先にジョミーはカリナとミリアのことを心配した。
サイオバーストはエネルギーを使う。最悪の場合、命を落としかねない。
心配するのは当然と言えた。
「暴走状態のまま船内を移動中です」
ハーレイが答えた。
「なんどか接触を試みましたが、心理防壁に阻まれました。プロテクター・レイアが接触を試みたところ一瞬だけは成功しました。しかしはじかれてしまい……」
「強い思いで接触できなかったのよ。兄さん、ユアルとユウイを呼び出せない? 彼らなら説得できると思うの」
「分かった。まずは二人を呼び出してみよう。ニナ、頼む」
「はい、ソルジャー」
ニナが頷く。
「トキ」
トキがジョミーに注目する。
「このコロニーに接近している船がいる。サイオン能力で阻止できなかった船だ」
それがどれほどまずい事態なのかここにいる全員が分かっていた。
「トレースしているな?」
「はい」
トキが頷く。
「僕はこれから思念体でカリナのところへ飛ぶ。もしこのコロニーに接近しているようなら迎撃してくれ。リリナはユアルとユウイとの連絡がついたら僕のサポートを」
「分かったわ」
頷いた。
ジョミーはやり取りがあった後、目をつぶって思念体を飛ばしたのが見えた。
「カリナとミリアは大丈夫でしょうか……」
ハーレイが不安そうに言った。
「信じるしかないわ。兄さんを」
リリナは言い聞かせるように言った。
ユアルとユウイと連絡がついたのはそれから5分後だった。
『カリナが!?』
『ミリアが!?』
二人は驚いた。
「そうなの。子供たちの行方が知れないってことで半狂乱になっているのよ。こっちでも二人の行方を捜すから説得をお願い」
『わ、わかりました……!』
『が、がんばってみます』
二人はごくりと息をのんだ。
「それじゃあシャングリラに飛ばすわね……」
リリナは目を閉じて集中した。
そしてユアルとユウイをシャングリラの奥へとテレポートさせたのだった。
