主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 7.逃げる者、目覚める者
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「トオニィ……」
炎の中見つめあうキースとフィシスだったが、彼女がトオニィに気づく。
キースは手を伸ばす。
「嫌……!」
拒絶するも手を掴まれた。
そして水のイメージが流れる。
(また……このイメージ……)
キースが驚愕する。
「トオニィを……殺したのですか……?そしてそっちのあなたはアリアを……?」
フィシスが尋ねる。
「いや、まだ子供は死んではいない。脈はないし、体温も低下して氷のようになってはいるが……。まだ生きているようだ」
「こっちも同じ」
イレーヌは言った。
「だが時間がたてば死に至るかもしれない。子供を助けたければ私たちを案内しろ。行け」
キースが命令する。
《誰か……誰か来て……ジョミー……》
《リリナ……誰か来て……!》
毛を逆立てながらレインとネージュは願った。
「お前は触れているものに心は閉ざせない。うかつなことを考えないことだ」
忠告しながら扉へ向かう。
「行くわよ」
「ええ」
イレーヌとケイトも向かう。
「ミュウとは案外不便なものだな。テレパシーで助けを求めればその瞬間、確実に殺す。いいな?」
ナキネズミが威嚇している間、キースたちは去っていった。
《トオニィ、フィシス!》
《アリア! フィシス!》
ナキネズミは誰か来てくれないかと願ったのだった。
炎の中見つめあうキースとフィシスだったが、彼女がトオニィに気づく。
キースは手を伸ばす。
「嫌……!」
拒絶するも手を掴まれた。
そして水のイメージが流れる。
(また……このイメージ……)
キースが驚愕する。
「トオニィを……殺したのですか……?そしてそっちのあなたはアリアを……?」
フィシスが尋ねる。
「いや、まだ子供は死んではいない。脈はないし、体温も低下して氷のようになってはいるが……。まだ生きているようだ」
「こっちも同じ」
イレーヌは言った。
「だが時間がたてば死に至るかもしれない。子供を助けたければ私たちを案内しろ。行け」
キースが命令する。
《誰か……誰か来て……ジョミー……》
《リリナ……誰か来て……!》
毛を逆立てながらレインとネージュは願った。
「お前は触れているものに心は閉ざせない。うかつなことを考えないことだ」
忠告しながら扉へ向かう。
「行くわよ」
「ええ」
イレーヌとケイトも向かう。
「ミュウとは案外不便なものだな。テレパシーで助けを求めればその瞬間、確実に殺す。いいな?」
ナキネズミが威嚇している間、キースたちは去っていった。
《トオニィ、フィシス!》
《アリア! フィシス!》
ナキネズミは誰か来てくれないかと願ったのだった。
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