主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 6.最悪の再会
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《本当にどうするおつもりですか?》
《何か考えがあるのですか?》
リオとイオが訊いた。
彼らはシャングリラを走るレールに乗っていた。
「僕もこの艦に来た時怖かったよ。なんでも心を読まれてしまって」
《え……》
リオが驚く。
「兄さんも……」
リリナも同じ思いをした。
「異質なもの同士理解しあうのは難しい。でも……あきらめたくない」
《そういえばキムと喧嘩しましたよね?》
《プロテクターもシーナと喧嘩してましたね》
「もう……それは言わないでよ……」
リリナが恥ずかし気に頬を染めた。
「でも異質なもの同士か……。ステーションにいた時なじめなかった。記憶を消されてなんでみんな平気なんだって思いました」
「ええ。記憶を消されてどうして平気なんだって我ながらとげとげしていました。あそこは地獄でした。だから記憶を消したくないとあなた方が言ってちょっとほっとしたんですよ」
「そう……」
シロエとアロエの言葉にリリナはふっと頬を緩めた。
「この艦のミュウたちは幸福な記憶がないものか記憶をなくしたものが多い。私たちのように」
「ああ。僕たちも記憶をなくしてしまった。奪われる悲しみを知っているから人間に手を伸ばそうとするあなた方の姿勢はとてもいいと思いますよ」
「ありがとう、ナイツ、ファリア」
ジョミーは二人にお礼を言った。
「いいえ~」
「どういたしまして」
二人も微笑んだ。
やがて終点に到着し、ジョミーとリリナはブリッジの下にある公園へとたどり着いた。
「あ、グランパだ!」
「グランマもいる!」
トオニィとアリアが駆け寄ってくる。
「アリア、ユリア。さっきは怖がらせてごめんね」
リリナは謝った。
「ミリアも無理にごめんね」
「いいえ、いいんです。これから私たちはどうなるんでしょうか? ナスカにいられるんでしょうか?」
「君はそうしたいんでしょう?」
「分かりません。私はただこの子たちやユアルと一緒にいたいだけ。そして幸せにしたいの……」
ユアルはミリアの旦那でユリアとアリアの父親だった。
「そう……」
どうすれば良いのかいまだにわからない。
事態はこんなに変わっているのにどうすればみんなが幸せになるかすら分からなかった。
《殺せ……。あの女は危険……殺せ……》
「……!」
リリナはあたりをきょろきょろする。
(殺せですって⁉ いったい誰!?)
そんな物騒なことを言うのは誰だろうと思った。
《どうしました?》
「何かありました?」
「プロテクター?」
イオ、アロエ、ファリアが不思議そうに見てくる。
「いや、何でもない……」
強い思念はもう感じなかったが、リリナは警戒していた。
そこへ警報が鳴る。
《警報が》
リオの声が聞こえる。
「カリナとミリアは隠れていて!」
そう言い捨てるとブリッジへと上がった。
「機種判別。FB104空間雷撃艇。大気圏突入コースをとっています」
ヤエが報告する。
「どうした!?」
状況の説明をジョミーが求める。
「地球 の宇宙船が衛星軌道よりナスカ軌道に降下中です」
「小型の宇宙船か。大気圏突入型らしいな」
ジョミーの顔が険しくなる。
画面にはくだんの宇宙船が映し出されていた。
「捕虜たちの捜索に来たのでしょうか?」
「あの船一隻でかい? 無謀な奴だねえ」
ハーレイの疑問にブラウがそれは疑わしいという感情をこめて言った。
その小型艇は大気圏へ突入した。
「少佐、僕です! マツカです!」
「大尉! 私です! オーランです!」
二人はそれぞれ呼びかける。
「「答えてください!」」
ぐんぐんと下降する。
『キース・アニアン少佐。応答を』
『イレーヌ・クロスフィールド大尉。応答をお願いします!』
声がシャングリラに響き渡る。
捕虜を読んでいるのは明らかだった。
「ハーレイの読みが当たったようだね」
ブラウは言った。
「思念派コントロールルーム。サイオニックドリーム展開!」
思念派コントロールルームに声が届き、サイオニックドリームが展開される。
マツカとオーランは慌てるも本物ではないと気づくと幻影を打ち消した。
「なんだかわからないけど」
「少佐と大尉はこんなものでやられたりはしないわ。マツカ」
「ああ」
二人は操縦桿をぎゅっと握りしめて降下をどんどんしていく。
「サイオニックドリーム効果ありません」
ヤエが報告する。
「精神派攻撃の聞かない人間がまだいるだと!?」
ハーレイが驚く。
「こちらに気づいてはいないか?」
ジョミーが訊く。
「気づいちゃいないね。まっすぐコロニーに向かっているよ」
「迎撃しますか?」
「待て。相手は小型艇一隻だ。下手に仕掛けてやつらにこちらの存在を知られるリスクは負えない!」
「確かにコロニーはステルスで守られてはいますが……」
ヤエが懸念を呈す。
「で、どうするの? 兄さん。このまま見つかるリスクを冒す?」
「僕が降りよう」
「ソルジャー!」
ブラウが声を上げる。
たしなめる響きが伴っていた。
「今ダイブして出れば僕の方が先にコロニーにつく。何とかして見せよう。ハーレイ、それまで静観していてくれ。リリナも後は頼む」
「了解、兄さん」
「了解です。ソルジャー・シン」
頼もしい言葉をもらってジョミーはシャングリラのハッチを開けた。
そして宇宙へとダイブして降下していく。
「ソルジャー地表へダイブされました」
ヤエが報告する。
「何とかして見せてよね、兄さん」
リリナはポツリと呟いた。
それをじっとみていたトオニィとアリアは頷きあった。
レインとネージュを投げ出し彼らが見ている中、テレポートをした。
「トオニィ。ママから離れちゃだめよ」
「アリアとユリアもね」
二人がそれぞれの子供に声をかけるもそこにはユリアしかいなかった。
「トオニィ!?」
「アリア!? ユリア! アリアは!?」
「知らない~」
ユリアは知っているが、大好きなグランマのためににっこり笑ってごまかした。
そんなトオニィとアリアの後をレインとネージュがあとを追った。
《行っちゃだめ、トオニィ》
《アリア、だめ!》
そう叫びながらあとを追う。
その二人はキースとイレーヌの檻の前についた。
「誰!?」
イレーヌが警戒する。
「さっきの子供……」
警戒心が増す。
そして子供の無邪気さで殺せばいいと安直に考えた彼らは力を使った。
あたりが二人分の力で爆発し、檻が壊れる。
キースとイレーヌとケイトは地面にたたきつけられた。
《何か考えがあるのですか?》
リオとイオが訊いた。
彼らはシャングリラを走るレールに乗っていた。
「僕もこの艦に来た時怖かったよ。なんでも心を読まれてしまって」
《え……》
リオが驚く。
「兄さんも……」
リリナも同じ思いをした。
「異質なもの同士理解しあうのは難しい。でも……あきらめたくない」
《そういえばキムと喧嘩しましたよね?》
《プロテクターもシーナと喧嘩してましたね》
「もう……それは言わないでよ……」
リリナが恥ずかし気に頬を染めた。
「でも異質なもの同士か……。ステーションにいた時なじめなかった。記憶を消されてなんでみんな平気なんだって思いました」
「ええ。記憶を消されてどうして平気なんだって我ながらとげとげしていました。あそこは地獄でした。だから記憶を消したくないとあなた方が言ってちょっとほっとしたんですよ」
「そう……」
シロエとアロエの言葉にリリナはふっと頬を緩めた。
「この艦のミュウたちは幸福な記憶がないものか記憶をなくしたものが多い。私たちのように」
「ああ。僕たちも記憶をなくしてしまった。奪われる悲しみを知っているから人間に手を伸ばそうとするあなた方の姿勢はとてもいいと思いますよ」
「ありがとう、ナイツ、ファリア」
ジョミーは二人にお礼を言った。
「いいえ~」
「どういたしまして」
二人も微笑んだ。
やがて終点に到着し、ジョミーとリリナはブリッジの下にある公園へとたどり着いた。
「あ、グランパだ!」
「グランマもいる!」
トオニィとアリアが駆け寄ってくる。
「アリア、ユリア。さっきは怖がらせてごめんね」
リリナは謝った。
「ミリアも無理にごめんね」
「いいえ、いいんです。これから私たちはどうなるんでしょうか? ナスカにいられるんでしょうか?」
「君はそうしたいんでしょう?」
「分かりません。私はただこの子たちやユアルと一緒にいたいだけ。そして幸せにしたいの……」
ユアルはミリアの旦那でユリアとアリアの父親だった。
「そう……」
どうすれば良いのかいまだにわからない。
事態はこんなに変わっているのにどうすればみんなが幸せになるかすら分からなかった。
《殺せ……。あの女は危険……殺せ……》
「……!」
リリナはあたりをきょろきょろする。
(殺せですって⁉ いったい誰!?)
そんな物騒なことを言うのは誰だろうと思った。
《どうしました?》
「何かありました?」
「プロテクター?」
イオ、アロエ、ファリアが不思議そうに見てくる。
「いや、何でもない……」
強い思念はもう感じなかったが、リリナは警戒していた。
そこへ警報が鳴る。
《警報が》
リオの声が聞こえる。
「カリナとミリアは隠れていて!」
そう言い捨てるとブリッジへと上がった。
「機種判別。FB104空間雷撃艇。大気圏突入コースをとっています」
ヤエが報告する。
「どうした!?」
状況の説明をジョミーが求める。
「
「小型の宇宙船か。大気圏突入型らしいな」
ジョミーの顔が険しくなる。
画面にはくだんの宇宙船が映し出されていた。
「捕虜たちの捜索に来たのでしょうか?」
「あの船一隻でかい? 無謀な奴だねえ」
ハーレイの疑問にブラウがそれは疑わしいという感情をこめて言った。
その小型艇は大気圏へ突入した。
「少佐、僕です! マツカです!」
「大尉! 私です! オーランです!」
二人はそれぞれ呼びかける。
「「答えてください!」」
ぐんぐんと下降する。
『キース・アニアン少佐。応答を』
『イレーヌ・クロスフィールド大尉。応答をお願いします!』
声がシャングリラに響き渡る。
捕虜を読んでいるのは明らかだった。
「ハーレイの読みが当たったようだね」
ブラウは言った。
「思念派コントロールルーム。サイオニックドリーム展開!」
思念派コントロールルームに声が届き、サイオニックドリームが展開される。
マツカとオーランは慌てるも本物ではないと気づくと幻影を打ち消した。
「なんだかわからないけど」
「少佐と大尉はこんなものでやられたりはしないわ。マツカ」
「ああ」
二人は操縦桿をぎゅっと握りしめて降下をどんどんしていく。
「サイオニックドリーム効果ありません」
ヤエが報告する。
「精神派攻撃の聞かない人間がまだいるだと!?」
ハーレイが驚く。
「こちらに気づいてはいないか?」
ジョミーが訊く。
「気づいちゃいないね。まっすぐコロニーに向かっているよ」
「迎撃しますか?」
「待て。相手は小型艇一隻だ。下手に仕掛けてやつらにこちらの存在を知られるリスクは負えない!」
「確かにコロニーはステルスで守られてはいますが……」
ヤエが懸念を呈す。
「で、どうするの? 兄さん。このまま見つかるリスクを冒す?」
「僕が降りよう」
「ソルジャー!」
ブラウが声を上げる。
たしなめる響きが伴っていた。
「今ダイブして出れば僕の方が先にコロニーにつく。何とかして見せよう。ハーレイ、それまで静観していてくれ。リリナも後は頼む」
「了解、兄さん」
「了解です。ソルジャー・シン」
頼もしい言葉をもらってジョミーはシャングリラのハッチを開けた。
そして宇宙へとダイブして降下していく。
「ソルジャー地表へダイブされました」
ヤエが報告する。
「何とかして見せてよね、兄さん」
リリナはポツリと呟いた。
それをじっとみていたトオニィとアリアは頷きあった。
レインとネージュを投げ出し彼らが見ている中、テレポートをした。
「トオニィ。ママから離れちゃだめよ」
「アリアとユリアもね」
二人がそれぞれの子供に声をかけるもそこにはユリアしかいなかった。
「トオニィ!?」
「アリア!? ユリア! アリアは!?」
「知らない~」
ユリアは知っているが、大好きなグランマのためににっこり笑ってごまかした。
そんなトオニィとアリアの後をレインとネージュがあとを追った。
《行っちゃだめ、トオニィ》
《アリア、だめ!》
そう叫びながらあとを追う。
その二人はキースとイレーヌの檻の前についた。
「誰!?」
イレーヌが警戒する。
「さっきの子供……」
警戒心が増す。
そして子供の無邪気さで殺せばいいと安直に考えた彼らは力を使った。
あたりが二人分の力で爆発し、檻が壊れる。
キースとイレーヌとケイトは地面にたたきつけられた。
