主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 4.辺境にいる二人のミュウ
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「事故調査の協力要請は?」
廊下を歩きながらキースが訊く。
「伝わっている」
短くマードックはそう言った。
「が、ソレイドも色々あるのだよ。いくら辺境のしがない惑星とはいえ、反乱分子の摘発からテロ対策の警備強化と色々雑事もあってな」
すぐそばを戦闘機が飛んでいく。
「それこそモビー・ディックでも話は別だが。ああ、クロスフィールド大尉は学生時代にモビー・ディックと接触したとか。学生時代から優秀なようですな。ふははは」
マードックは笑いながらイレーヌに言った。
それにケイトガムっとしてマードックをにらみつける。
「本件の要請はマザーからの最優先事項ですが」
当たり前のことをキースが指摘する。
「ああ。国家騎士団ではそうかもしれんが、辺境には辺境の事情がある」
「命令拒否ですか」
「マザーの命令無視ですか」
キースとイレーヌは冷静に指摘した。
「変わらずせっかちだな。まずは互いの健闘を称えあおうではないか。君はメンバーズ・エリート。私は艦隊司令。まずは二、三日ゆっくりしようではないか」
マードックはそう言った。
「大佐との間に懐かしむ過去はありません」
「そうですね。私はあなたのことを知りません。初対面です」
「ちょ、イレーヌ⁉」
ばっさりといったイレーヌにケイトが驚く。
敵を作る言い方をしなくてもと思ったのだ。
「変わらんな。君は」
マードックはそう吐き捨てた。
「まあ、いい。勤勉すぎるメンバーズ・エリートは好きにはなれんが、知らない仲ではない。我が艦隊一の最新鋭艦と優秀な乗組員を用意しよう。ミシェル」
「はっ。すぐに手配中です」
ミシェルが頷くもイレーヌは聞いてはいなかった。
(誰かが見つめている……。一番後ろの女性か……)
冷静に判断する。
イレーヌを見つめていたのは灰色の巻き毛を肩より少し長く伸ばした女性だった。
(怯えた視線……。なぜおびえる……)
イレーヌには怯える理由が分からなかった。
「では少佐、大尉、少尉。我々はここで。マツカ、オーラン。丁寧にもてなすんだぞ」
「は、はい。大佐」
「わ、わかりました。大佐」
少し怯えを見せながらも頷くマツカとオーラン。
「ジョナ・マツカ。ここへ配属されたばかりです。よろしくおねがいします。アニアン少佐、クロスフィールド大尉、マールス少尉」
「ミラ・オーラン。同じくここへ配属されたばかりです。よろしくおねがいします」
敬礼しながら二人は挨拶する。
「うむ。世話になる」
「世話になるわね」
「よろしくね、マツカ、オーラン」
にっこり微笑んだのはケイトだけだった。
廊下を歩きながらキースが訊く。
「伝わっている」
短くマードックはそう言った。
「が、ソレイドも色々あるのだよ。いくら辺境のしがない惑星とはいえ、反乱分子の摘発からテロ対策の警備強化と色々雑事もあってな」
すぐそばを戦闘機が飛んでいく。
「それこそモビー・ディックでも話は別だが。ああ、クロスフィールド大尉は学生時代にモビー・ディックと接触したとか。学生時代から優秀なようですな。ふははは」
マードックは笑いながらイレーヌに言った。
それにケイトガムっとしてマードックをにらみつける。
「本件の要請はマザーからの最優先事項ですが」
当たり前のことをキースが指摘する。
「ああ。国家騎士団ではそうかもしれんが、辺境には辺境の事情がある」
「命令拒否ですか」
「マザーの命令無視ですか」
キースとイレーヌは冷静に指摘した。
「変わらずせっかちだな。まずは互いの健闘を称えあおうではないか。君はメンバーズ・エリート。私は艦隊司令。まずは二、三日ゆっくりしようではないか」
マードックはそう言った。
「大佐との間に懐かしむ過去はありません」
「そうですね。私はあなたのことを知りません。初対面です」
「ちょ、イレーヌ⁉」
ばっさりといったイレーヌにケイトが驚く。
敵を作る言い方をしなくてもと思ったのだ。
「変わらんな。君は」
マードックはそう吐き捨てた。
「まあ、いい。勤勉すぎるメンバーズ・エリートは好きにはなれんが、知らない仲ではない。我が艦隊一の最新鋭艦と優秀な乗組員を用意しよう。ミシェル」
「はっ。すぐに手配中です」
ミシェルが頷くもイレーヌは聞いてはいなかった。
(誰かが見つめている……。一番後ろの女性か……)
冷静に判断する。
イレーヌを見つめていたのは灰色の巻き毛を肩より少し長く伸ばした女性だった。
(怯えた視線……。なぜおびえる……)
イレーヌには怯える理由が分からなかった。
「では少佐、大尉、少尉。我々はここで。マツカ、オーラン。丁寧にもてなすんだぞ」
「は、はい。大佐」
「わ、わかりました。大佐」
少し怯えを見せながらも頷くマツカとオーラン。
「ジョナ・マツカ。ここへ配属されたばかりです。よろしくおねがいします。アニアン少佐、クロスフィールド大尉、マールス少尉」
「ミラ・オーラン。同じくここへ配属されたばかりです。よろしくおねがいします」
敬礼しながら二人は挨拶する。
「うむ。世話になる」
「世話になるわね」
「よろしくね、マツカ、オーラン」
にっこり微笑んだのはケイトだけだった。
